シネマカフェ的海外ドラマ生活vol.37 「24 VI」集中講座その2 〜トム

最新ニュース コラム

「24 シーズンVI」 -(C) 2007 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
「24 シーズンVI」 -(C) 2007 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved. 全 4 枚 拡大写真
CTU内勤勢に触れた前回に続き、今回は「シーズン6」のホワイトハウス事情をクローズアップ。今シーズンでは、「シーズン5」の冒頭で暗殺されたデイビッド・パーマー大統領の弟にして大統領首席補佐官だったこともあるウェイン・パーマーが大統領となっています。ウェインと言えば、見た目はなかなか精悍な男前ですが、兄ほどのカリスマ性はなく、追い詰められるとオロオロしてしまうタイプ。そんな彼が兄のような偉大な大統領となるのか? はたまたトンデモ大統領となるのか? が見どころでもあります。

ところで、「24」史上最も(唯一?)信頼できる大統領として人気の高かったデイビッド・パーマー役のデニス・ヘイスバートは、昨年から始まった「ザ・ユニット 米軍極秘部隊」で現在活躍中。こちらでは特殊部隊の隊長を熱演していますので、ぜひチェックしてみてください。

ホワイトハウスにおいては、大統領だけではなく、そのスタッフも重要な存在。しかしながら、「24」では大統領スタッフの暗躍がお約束で、このあたりのゴタゴタがハラハラもしくは爆笑を誘います。今回、大統領の片腕とも言うべき首席補佐官を務めるのはトム・レノックス。初登場キャラとなるトムは、ウェインを大統領選に勝たせた最大の功労者です。そんなトムを演じるのは、「アリー myラブ」のファニーな天才肌弁護士、ジョン・ケイジでおなじみのピーター・マクニコル。

人気ドラマ「NUMBERS 〜天才数学者の事件ファイル」にも出演し、今やTVドラマ界の人気者でもあるピーターが「24」に出演することは、「シーズン6」開始前のビッグニュースでもありました。ナイーヴな役柄を得意とする彼が「24」のホワイトハウス職員を演じるというだけで、何だか危うい香りがプンプン! 何かをしでかしてくれそうな雰囲気を漂わせるのが、まさにトム=ピーターの役目なのです。

ただし! 「シーズン5」をご覧になっている方は、ここで“あの男”のことを思い出してください。「シーズン5」をひっかき回し、そのトンデモぶりがあまりにも素晴らしすぎて視聴者の心をわしづかみにしてしまったチャールズ・ローガン大統領のことを。「悪者すぎて最高(by クロエ役メアリー=リン・ライスカブ)」、「彼の二面性がたまらん(by 監督ジョン・カサー)」と、キャストやスタッフにも大好評だったローガンを超える衝撃(笑撃)をホワイトハウスに与えるには、残念ながらトムひとりのパワーでは足りません。

そこで投入されたのが、首席補佐官のアシスタントを務めるリード・ポロック。このリード、詳細は控えますが、上司であるトムを監禁しちゃったりもします。しかも、演じるチャド・ロウは、オスカー女優ヒラリー・スワンクの(捨てられた?)元夫で、人気俳優ロブ・ロウの弟。周りは派手だけれど本人はいまいち地味で突き抜けられない“個性派俳優”、チャド自身の危うさも手伝い、今期ホワイトハウスの危険度を高めてくれています。ちなみに、兄・ロブは過去に秀作ドラマ「ザ・ホワイトハウス」で、ホワイトハウス広報部次長役を好演。やはり(首席補佐官アシスタント役の)チャドの方が役柄からしていまいち地味です…。

さて、ホワイトハウスの注目ポイントが分かったところで、短気集中講座の最終回となる次回は「まず最初にオレのことを紹介せんかい」なジャック・バウアーをはじめとするCTU外勤勢に目を向けたいと思います。



24 シーズンVI
http://www.foxjapan.com/dvd-video/

発売:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
vol.1〜3:レンタル中
vol.4〜6:9月21日(金)よりレンタル開始
vol.7〜9:10月5日(金)よりレンタル開始
vol.10〜12:11月2日(金)よりレンタル開始
DVDコレクターズBOX(13枚組):11月22日(木)発売(25,200円<税込>)

© 2007 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

《text:Hikaru Watanabe》

特集

この記事の写真

/