「少しずつ慣れてもらわないと」パトリック・デンプシー『近距離恋愛』で新境地開拓?
80年代後半から90年代にかけて『キャント・バイ・ミー・ラブ』や『モブスターズ/青春の群像』などで人気を博したパトリック・デンプシーもいまや42歳。かつて青春スターだった彼もおじさんになったかと思いきや、TVドラマ「グレイズ・アナトミー」でのセクシーなデレク医師や『魔法にかけられて』の弁護士役などで“大人の男性”を演じ、再ブームの兆しを見せている。そのパトリックがチャーミングなプレイボーイを演じたのが『近距離恋愛』だ。
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80年代後半から90年代にかけて『キャント・バイ・ミー・ラブ』や『モブスターズ/青春の群像』などで人気を博したパトリック・デンプシーもいまや42歳。かつて青春スターだった彼もおじさんになったかと思いきや、TVドラマ「グレイズ・アナトミー」でのセクシーなデレク医師や『魔法にかけられて』の弁護士役などで“大人の男性”を演じ、再ブームの兆しを見せている。そのパトリックがチャーミングなプレイボーイを演じたのが『近距離恋愛』だ。
本作を「楽しくてスウィートで古風なロマンティック・コメディだね。それからスラップスティック(ドタバタコメディ)の要素も少しあるかな」と分析する。
「僕みたいに、昔のコメディ映画が好きな人だったら、すごく気に入ると思うよ。共演のミシェル(・モナハン)も本当に素晴らしい女優だよ。僕らの相性、良かったでしょ?」
本作でパトリックが演じているのは気ままな独身貴族のトム。大学時代からの親友であるハナ(ミシェル)が結婚すると知って初めて彼女への本当の気持ちに気づくのだが、トムはハナに花嫁付添人をやってほしいと頼まれてしまう。
「『メラニーは行く!』のプロデューサーだったニール・モリッツが、この脚本を持ってきてくれたんだ。僕はトムをもう少し感じの良い男性にして、全体の雰囲気をよりスウィートにしたら良い作品になるんじゃないかと思ったよ」。
今回のトムというキャラクターは、「グレイズ・アナトミー」に代表される“セクシーな大人の男性”からは少し外れ、コミカルな要素が多い。
「『魔法にかけられて』もそうだったんだけど、普通の男として助演の立場だったよね。でも今回はもっと前面に出てフィジカルの部分でもコメディをしたんだ。楽しかったよ。確かに、映画デビューした頃に出演した映画と同じようなキャラクターだから、こういう作品に出ることで昔に戻ってしまうかもという不安もあった。自分が楽に出来るものに頼っているような気がしてね。でも同時に、この作品はロマンティックなキャラクターを演じながらも新しい何かをやれる最高の機会でもあると感じたんだ」。
しかし、「グレイズ・アナトミー」という人気ドラマの看板キャラクターとしては、そのイメージを崩すようなことはできないのではないだろうか?
「デレクや『魔法にかけられて』で演じた役と異なりながらも、同じ雰囲気を持ったキャラクターを演じるのは楽しかったよ。主役として作品を担うチャンスでもあったからね。できれば興行的に成功を収めてほしいな。そうすれば、次の作品でまた新しいことに挑戦するチャンスを与えてもらえるからね。そういう意味では、みんなには徐々に慣れてもらわないといけないよね(笑)。『魔法にかけられて』、そしてこの作品と「グレイズ・アナトミー」でのロマンティックな役から、少しずつ別の方向へ行き、もっと奥行きを持たせたいと思うんだ。いま、いくつかの作品のオファーを受けていて、そのうちの一つは全く違う役なんだ。今後はそういうものもやってみたいと思ってるよ」。
本作を「楽しくてスウィートで古風なロマンティック・コメディだね。それからスラップスティック(ドタバタコメディ)の要素も少しあるかな」と分析する。
「僕みたいに、昔のコメディ映画が好きな人だったら、すごく気に入ると思うよ。共演のミシェル(・モナハン)も本当に素晴らしい女優だよ。僕らの相性、良かったでしょ?」
本作でパトリックが演じているのは気ままな独身貴族のトム。大学時代からの親友であるハナ(ミシェル)が結婚すると知って初めて彼女への本当の気持ちに気づくのだが、トムはハナに花嫁付添人をやってほしいと頼まれてしまう。
「『メラニーは行く!』のプロデューサーだったニール・モリッツが、この脚本を持ってきてくれたんだ。僕はトムをもう少し感じの良い男性にして、全体の雰囲気をよりスウィートにしたら良い作品になるんじゃないかと思ったよ」。
今回のトムというキャラクターは、「グレイズ・アナトミー」に代表される“セクシーな大人の男性”からは少し外れ、コミカルな要素が多い。
「『魔法にかけられて』もそうだったんだけど、普通の男として助演の立場だったよね。でも今回はもっと前面に出てフィジカルの部分でもコメディをしたんだ。楽しかったよ。確かに、映画デビューした頃に出演した映画と同じようなキャラクターだから、こういう作品に出ることで昔に戻ってしまうかもという不安もあった。自分が楽に出来るものに頼っているような気がしてね。でも同時に、この作品はロマンティックなキャラクターを演じながらも新しい何かをやれる最高の機会でもあると感じたんだ」。
しかし、「グレイズ・アナトミー」という人気ドラマの看板キャラクターとしては、そのイメージを崩すようなことはできないのではないだろうか?
「デレクや『魔法にかけられて』で演じた役と異なりながらも、同じ雰囲気を持ったキャラクターを演じるのは楽しかったよ。主役として作品を担うチャンスでもあったからね。できれば興行的に成功を収めてほしいな。そうすれば、次の作品でまた新しいことに挑戦するチャンスを与えてもらえるからね。そういう意味では、みんなには徐々に慣れてもらわないといけないよね(笑)。『魔法にかけられて』、そしてこの作品と「グレイズ・アナトミー」でのロマンティックな役から、少しずつ別の方向へ行き、もっと奥行きを持たせたいと思うんだ。いま、いくつかの作品のオファーを受けていて、そのうちの一つは全く違う役なんだ。今後はそういうものもやってみたいと思ってるよ」。
《シネマカフェ編集部》
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