ご機嫌キアヌの最後の晩餐は? 地球滅亡の危機にはみんなでウィル・スミスに相談!
ある日突然、N.Y.のセントラルパークに謎の球体が飛来する。中から現れたのは、我々よりも遥かに高度な文明の代表としてやって来た、クラトゥという名の宇宙人。「地球を救うためにやって来た」と語るクラトゥだが、そのために彼が選んだ手段とは——? 1951年に製作された傑作SF映画をリメイクした『地球が静止する日』。12月19日(金)の公開を直前に控え、キャスト・スタッフ陣が来日、12月17日(水)に主演のキアヌ・リーヴス、ジェニファー・コネリー、ジェイデン・スミスとスコット・デリクソン監督が出席しての記者会見が行われた。
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ある日突然、N.Y.のセントラルパークに謎の球体が飛来する。中から現れたのは、我々よりも遥かに高度な文明の代表としてやって来た、クラトゥという名の宇宙人。「地球を救うためにやって来た」と語るクラトゥだが、そのために彼が選んだ手段とは——? 1951年に製作された傑作SF映画をリメイクした『地球が静止する日』。12月19日(金)の公開を直前に控え、キャスト・スタッフ陣が来日、12月17日(水)に主演のキアヌ・リーヴス、ジェニファー・コネリー、ジェイデン・スミスとスコット・デリクソン監督が出席しての記者会見が行われた。
2年ぶりの来日となったキアヌは「コンニチハ! 時が経つのは早いものだね。でもこうしてまた日本に戻って来れて嬉しいよ」と笑顔で挨拶した。劇中の悩ましげなクラトゥとは打って変わって、満面に笑みを浮かべるキアヌ。質問の合間に「次の質問は〜」と自作の歌まで歌うご機嫌ぶりだった。本作への出演については「僕にとっては、チャレンジとか言う以前にとにかく楽しかったよ。監督は素晴らしいビジョンを、共演者は才能を持っていたしね。こういう作品に出るチャンスをもらえたことに興奮したし、みんな袖をまくって『やってやろうぜ!』という気持ちで臨んでいたよ」と満足そうにふり返った。
監督は、本作の製作に当たって「何より難しかったのは様々な要素のバランスをとることだった」と語る。「ハリウッドの大作ということで、どうしても派手なCGの部分などが注目されますが、僕自身、キャラクターや物語の描写を大切にしたかったんです。スペクタクルな部分と緊張感あふれるシーン、そして人間ドラマのバランスをとることに心を砕きました。名作のリメイクということで、プレッシャーはありましたが、プレッシャーを感じるのは悪いことではないですよ。オリジナル作品に敬意を払いつつ、2008年の観客にも理解してもらえる作品になりました」と自信をのぞかせた。
実の父親であるウィル・スミスと共演した『幸せのちから』で、その才能の片鱗を見せつけた天才子役・ジェイデンは今回が初来日。「演技について両親にアドバイスをもらったことは?」という質問に「二人から言われたのは『演じるのではなく、なりきれ』ということ。『その役になりきって、瞬間を生き抜きなさい』ってアドバイスしてくれました」と明かしてくれた。
ジェニファーは、今回の作品で一番難しかったことを聞かれ「CGを使った映像がいっぱいあるので、ブルーバック(映像を合成するための青いスクリーン)の前での演技が多かったのですが、何もないところで想像力を働かせて演技するのは難しかったです。特にセントラルパークに球体が下りてくる場面では想像力をフルに使って演じました」とふり返った。もし、映画と同じ状況で人類の危機が迫っていることを知ったらどうする? という質問にジェニファーは「私が演じたヘレンは、それを受け入れず、何とか食い止めようとします。私にはヘレンほどの勇気も頭脳もないけど、とにかく結果を変えようと努力します」と答えた。ジェイデンは少し考え、「まずは両親に相談するかな…。だって、二人を差し置いて、僕が一人でワシントンD.C.の政府の人たちに連絡取ろうとしたら、がっかりしちゃうだろうし(笑)」と、10歳とは思えない気配りを見せ、会場は笑いに包まれた。
また「人類が滅亡するとなったら、最後の晩餐には何を食べたいか?」とキアヌに尋ねると「“最後”っていう言葉は好きじゃないけど、そうだな…ステーキにシーザーサラダ、ワインにデザートはチョコレートケーキかな。長い時間をかけて、じっくりと味わって食べたいね」とのこと。さらに監督に「宇宙人が実際にやってきたら?」という質問すると「E.T.みたいなかわいい宇宙人なら連れて帰るし、“エイリアン”って感じの奴なら撃ってすぐに逃げるよ。クラトゥみたいのだったら…ジェイデンの両親に相談だね(笑)」と語り、再び会場は笑いに包まれた。
『地球が静止する日』は12月19日(金)より日劇1ほか全国にて公開。
2年ぶりの来日となったキアヌは「コンニチハ! 時が経つのは早いものだね。でもこうしてまた日本に戻って来れて嬉しいよ」と笑顔で挨拶した。劇中の悩ましげなクラトゥとは打って変わって、満面に笑みを浮かべるキアヌ。質問の合間に「次の質問は〜」と自作の歌まで歌うご機嫌ぶりだった。本作への出演については「僕にとっては、チャレンジとか言う以前にとにかく楽しかったよ。監督は素晴らしいビジョンを、共演者は才能を持っていたしね。こういう作品に出るチャンスをもらえたことに興奮したし、みんな袖をまくって『やってやろうぜ!』という気持ちで臨んでいたよ」と満足そうにふり返った。
監督は、本作の製作に当たって「何より難しかったのは様々な要素のバランスをとることだった」と語る。「ハリウッドの大作ということで、どうしても派手なCGの部分などが注目されますが、僕自身、キャラクターや物語の描写を大切にしたかったんです。スペクタクルな部分と緊張感あふれるシーン、そして人間ドラマのバランスをとることに心を砕きました。名作のリメイクということで、プレッシャーはありましたが、プレッシャーを感じるのは悪いことではないですよ。オリジナル作品に敬意を払いつつ、2008年の観客にも理解してもらえる作品になりました」と自信をのぞかせた。
実の父親であるウィル・スミスと共演した『幸せのちから』で、その才能の片鱗を見せつけた天才子役・ジェイデンは今回が初来日。「演技について両親にアドバイスをもらったことは?」という質問に「二人から言われたのは『演じるのではなく、なりきれ』ということ。『その役になりきって、瞬間を生き抜きなさい』ってアドバイスしてくれました」と明かしてくれた。
ジェニファーは、今回の作品で一番難しかったことを聞かれ「CGを使った映像がいっぱいあるので、ブルーバック(映像を合成するための青いスクリーン)の前での演技が多かったのですが、何もないところで想像力を働かせて演技するのは難しかったです。特にセントラルパークに球体が下りてくる場面では想像力をフルに使って演じました」とふり返った。もし、映画と同じ状況で人類の危機が迫っていることを知ったらどうする? という質問にジェニファーは「私が演じたヘレンは、それを受け入れず、何とか食い止めようとします。私にはヘレンほどの勇気も頭脳もないけど、とにかく結果を変えようと努力します」と答えた。ジェイデンは少し考え、「まずは両親に相談するかな…。だって、二人を差し置いて、僕が一人でワシントンD.C.の政府の人たちに連絡取ろうとしたら、がっかりしちゃうだろうし(笑)」と、10歳とは思えない気配りを見せ、会場は笑いに包まれた。
また「人類が滅亡するとなったら、最後の晩餐には何を食べたいか?」とキアヌに尋ねると「“最後”っていう言葉は好きじゃないけど、そうだな…ステーキにシーザーサラダ、ワインにデザートはチョコレートケーキかな。長い時間をかけて、じっくりと味わって食べたいね」とのこと。さらに監督に「宇宙人が実際にやってきたら?」という質問すると「E.T.みたいなかわいい宇宙人なら連れて帰るし、“エイリアン”って感じの奴なら撃ってすぐに逃げるよ。クラトゥみたいのだったら…ジェイデンの両親に相談だね(笑)」と語り、再び会場は笑いに包まれた。
『地球が静止する日』は12月19日(金)より日劇1ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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