【ハリウッドより愛をこめて】ブランジェリーナ、お揃いのグローブ像を獲得なるか?
すでに世界中の映画ファンがご存知のとおり、ここアメリカでは“賞レースシーズン”に向けて準備が着々と進められています! まず始めにゴールデン・グローブ賞、そして最終的にアカデミー賞がやってきます。今回は、先週発表されたばかりの本年度のゴールデン・グローブ賞に注目してみたいと思います!
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すでに世界中の映画ファンがご存知のとおり、ここアメリカでは“賞レースシーズン”に向けて準備が着々と進められています! まず始めにゴールデン・グローブ賞、そして最終的にアカデミー賞がやってきます。今回は、先週発表されたばかりの本年度のゴールデン・グローブ賞に注目してみたいと思います!
同賞は、国際映画市場向けのエンターテイメントを扱うジャーナリスト団体、HFPA(ハリウッド外国人映画記者協会)によって選定されます。そして何と、この授賞式はオスカーノミネート発表の前日に開催されるんです! そのため、言うまでもなく、ゴールデン・グローブ賞の結果がオスカーの結果を大きく左右するとよく言われています。
今回も、予想外のノミネートがいくつかあったのと、明確になった点があります。私が注目したいくつかの点をご紹介すると…、まず『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(写真左下)と『フロスト×ニクソン』がともに5部門にノミネートされました。また、ケイト・ウィンスレットは異なる映画2本から2部門に選出。一つは、夫で俳優のサム・メンデスが監督したラブストーリー『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(写真右)。本作でケイトはまた、『タイタニック』で共演したレオナルド・ディカプリオと再タッグを組んでいるのです。こちらでは主演女優賞、そして『愛をよむひと』では助演女優賞にノミネートされました。
しかし一方で、俳優・監督のクリント・イーストウッドにとっては、がっかりした一日となりました。それは、彼の4年ぶりの主演作でありおそらく俳優として最後の作品となる『グラン・トリノ』が主要部門に一切絡まなかったから…。しかしながら、彼のもう一つの監督作『チェンジリング』(写真上)では作曲賞にしっかりとノミネートされました。
もう一つのサプライズは、トム・クルーズが映画会社の重役を演じたコメディ『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』でノミネートされたこと。とっても残念だったのは、『ダークナイト』があまりノミネートされなかったことです。唯一、ジョーカー役で素晴らしい演技を見せた亡きヒース・レジャーはもちろん、助演男優賞に選出されましたが。
そして最も興味深い発見は、ハリウッド一完璧で有名なカップル、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが揃ってノミネートされたこと! アンジーは『チェンジリング』で主演女優賞、ブラピは『ベンジャミン・バトン』で主演男優賞に選ばれました。想像できますか!? もしかして2人はお揃いのゴールデン・グローブ像を手にすることになるかもしれませんね!
憶えているかもしれませんが、昨年は脚本家組合のストライキの影響で同賞の授賞式は行われませんでした。今年はと言うと、米映画俳優組合(SAG)がストライキを起こす恐れがあります…。ただ、授賞式前にはこちらも決着がつくみたいなので、どの授賞式にも影響はなさそうですよ。
今年のノミネートに挙がった名前を見ただけでも、来年の1月11日には最高のショーを見ることが出来そうです。これはもう待ちきれません!!
同賞は、国際映画市場向けのエンターテイメントを扱うジャーナリスト団体、HFPA(ハリウッド外国人映画記者協会)によって選定されます。そして何と、この授賞式はオスカーノミネート発表の前日に開催されるんです! そのため、言うまでもなく、ゴールデン・グローブ賞の結果がオスカーの結果を大きく左右するとよく言われています。
今回も、予想外のノミネートがいくつかあったのと、明確になった点があります。私が注目したいくつかの点をご紹介すると…、まず『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(写真左下)と『フロスト×ニクソン』がともに5部門にノミネートされました。また、ケイト・ウィンスレットは異なる映画2本から2部門に選出。一つは、夫で俳優のサム・メンデスが監督したラブストーリー『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(写真右)。本作でケイトはまた、『タイタニック』で共演したレオナルド・ディカプリオと再タッグを組んでいるのです。こちらでは主演女優賞、そして『愛をよむひと』では助演女優賞にノミネートされました。
しかし一方で、俳優・監督のクリント・イーストウッドにとっては、がっかりした一日となりました。それは、彼の4年ぶりの主演作でありおそらく俳優として最後の作品となる『グラン・トリノ』が主要部門に一切絡まなかったから…。しかしながら、彼のもう一つの監督作『チェンジリング』(写真上)では作曲賞にしっかりとノミネートされました。
もう一つのサプライズは、トム・クルーズが映画会社の重役を演じたコメディ『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』でノミネートされたこと。とっても残念だったのは、『ダークナイト』があまりノミネートされなかったことです。唯一、ジョーカー役で素晴らしい演技を見せた亡きヒース・レジャーはもちろん、助演男優賞に選出されましたが。
そして最も興味深い発見は、ハリウッド一完璧で有名なカップル、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが揃ってノミネートされたこと! アンジーは『チェンジリング』で主演女優賞、ブラピは『ベンジャミン・バトン』で主演男優賞に選ばれました。想像できますか!? もしかして2人はお揃いのゴールデン・グローブ像を手にすることになるかもしれませんね!
憶えているかもしれませんが、昨年は脚本家組合のストライキの影響で同賞の授賞式は行われませんでした。今年はと言うと、米映画俳優組合(SAG)がストライキを起こす恐れがあります…。ただ、授賞式前にはこちらも決着がつくみたいなので、どの授賞式にも影響はなさそうですよ。
今年のノミネートに挙がった名前を見ただけでも、来年の1月11日には最高のショーを見ることが出来そうです。これはもう待ちきれません!!
《text:Lisle Wilkerson》
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