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ショーン・ペン、ナオミ・ワッツと3度目の共演となる最新作で実在の外交官役に

先日クランクアップし、ポストプロダクション作業に入ったショーン・ペンの最新主演作『Fair Game』(原題)の撮影風景が公開された。

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『Fair Game』(原題)撮影中のショーン・ペン -(C) Splash/AFLO
『Fair Game』(原題)撮影中のショーン・ペン -(C) Splash/AFLO 全 1 枚
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先日クランクアップし、ポストプロダクション作業に入ったショーン・ペンの最新主演作『Fair Game』(原題)の撮影風景が公開された。

CIAエージェントだったヴァレリー・プレイム・ウィルソンが執筆した回想録「Fair Game:My Life as a Spy, My Betrayal by the White House」の映画化で、ショーンが演じるのは彼女の夫で元ガボン大使のジョゼフ・ウィルソン。本年度アカデミー賞主演男優賞を受賞した『ミルク』に続き、再び実在の人物を演じることになった。

ウィルソン元大使は2003年7月、ブッシュ政権がイラクの核開発について情報操作をしたとする批判記事をニューヨーク・タイムズ紙に寄稿。その報復として、ホワイトハウス側が妻・ヴァレリーがCIAの工作員であることをマスコミにリークした。

CIA工作員の身分暴露はアメリカ合衆国の法律で禁止されており、2005年にヴァレリーは夫とともにディック・チェイニー副大統領、大統領側近のカール・ローヴ、ルイス・リビー副大統領首席補佐官(三者の肩書きはいずれも当時のもの)を相手に訴訟を起こし、リビーは偽証罪で有罪判決を受けたが、大統領による恩赦で釈放されている。

ヴァレリーは、『21グラム』、『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』に続いてショーンと3度目の共演となるナオミ・ワッツが演じ、監督は『ジャンパー』のダグ・リーマン。2010年全米公開を予定している。



© Splash/AFLO

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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