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シネマカフェ的海外ドラマvol.128 「バーン・ノーティス」元スパイの女難 1

スパイをクビになって以来、故郷・マイアミでトホホな日々を送るマイケル・ウェスティン。そんな彼の毎日をさらにトホホにしている女性のひとりが、マイケルの元カノにして元IRA工作員でもあるスパイ仲間の美女、フィオナです。今回は「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」をぐいぐい引っ張るヒロインに迫っていきましょう。

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「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」 -(C) 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」 -(C) 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved. 全 9 枚
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スパイをクビになって以来、故郷・マイアミでトホホな日々を送るマイケル・ウェスティン。そんな彼の毎日をさらにトホホにしている女性のひとりが、マイケルの元カノにして元IRA工作員でもあるスパイ仲間の美女、フィオナです。今回は「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」をぐいぐい引っ張るヒロインに迫っていきましょう。

マイケルが日々の生計を立てるため、プチ探偵業を営んでいるのはすでにお話しましたが、そんな彼を手助けしているのがフィオナ。過去に彼と愛し合ったものの、任務のせいで別れ別れになってしまったフィオナはいまもマイケルのことが大好き。一連の事情のせいで弱りきったマイケルの前にひょっこり現れ、以来べっとリと彼をストーカー…、いえサポートします。最初は「それどころじゃないよ」的雰囲気を放っていたマイケルも、なんだかんだでフィオナのお世話に。ふたりの恋愛模様も「バーン・ノーティス」の見どころです。

しかも、このフィオナ、見かけはセクシーでキュートだけれど、実は超凶暴な武闘派の中の武闘派。銃撃と爆弾作りをこよなく愛し、悪者と戦うときは「マイケル〜、面倒臭いから撃ち殺しちゃいましょうよ。うふ」が基本スタンス。できれば穏便に済ませたいマイケルとは対照的なのです。そんなフィオナについて、マイケル役のジェフリー・ドノヴァンにまたまた聞いてみました。
「マイケルはできる限り人を傷つけたくないと思っているけど、フィオナは人を撃ったり、吹き飛ばしたりするタイプ。何しろ彼女はクレイジーなんだ(笑)。そんなふたりの関係は、お決まりの男女のパターンとは違うし、演じるのがすごく楽しいよ。フィオナ役のガブリエル・アンウォーと僕の相性も抜群にいい。でも、僕自身がフィオナのような女性と付き合えるかと言ったら、答えは“ノー”だ。すぐさま逃げるね!」

ジェフリーの話にも出たように、フィオナを演じるのはガブリエル・アンウォー。『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』でアル・パチーノとタンゴを踊った女性、もしくは日本でLUXのCMに出演していた女優と言えば思い出される方も多いでしょうか。少し前に取り上げた「THE TUDORS〜背徳の王冠〜」にも出演しています。そんな彼女をフィオナ役に起用した製作総指揮、マット・ニックスにこんな裏話を教えてもらいました。
「オーディションにやって来たカブリエルに“寝ていたマイケルが目を覚まし、フィオナと話す”というシーン(第1話)を演じてもらったのだけど、そのとき、ガブリエルはいきなりベッドを蹴り飛ばしたんだ。ほかの候補者たちはみな、マイケルが目を覚ますのを待っていたのにね。満場一致で彼女に決まったよ(笑)」。

マット・ニックスはこのオーディションの後、ガブリエルからインスピレーションを得て脚本を書きかえ、フィオナのキャラクターをより固めていったのだそう。いまあるフィオナの凶暴さはガブリエルから生まれたもの? …かもしれません。また、「バーン・ノーティス」では、過激キュートなフィオナが着こなすマイアミ流露出度高めファッションやヘアスタイルなども見どころ。何かと目の離せない存在なのです。最後に、フィオナという役について、ガブリエル本人にも直撃してみました。
「フィオナを演じることは、私にとってセラピーみたいなもの。演じるだけですっきりするもの。セラピストなんていらないわ(笑)! この役をもらえたことを、女優として本当に感謝しているの」。

次回はフィオナよりもっと恐ろしい(?)マイケルを悩ませる第2の女性のお話です。



<セル>
「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 日本オリジナル・カット版[初回生産限定]」(第1話&第2話)
価格:999円(税込)
発売日:2009年11月13日(金)

「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 DVDコレクターズBOX」(6枚組・全13話)
価格:10,290円(税込)
発売日:2010年1月8日(金)

<レンタル>
・vol.1〜3:2009年12月2日(水)レンタル開始
・vol.4〜6:2010年1月8日(金)レンタル開始

発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

公式サイト:http://video.foxjapan.com/tv/burnnotice/

© 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

《渡邉ひかる》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

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