シネマカフェ的海外ドラマvol.129 「バーン・ノーティス」元スパイの女難 2

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「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」 -(C) 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」 -(C) 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved. 全 9 枚 拡大写真
元スパイのプチ探偵屋さん、マイケル・ウェスティンが活躍する「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」。前回は、そんなマイケルの元カノにして、スパイ仲間でもある美女・フィオナをフィーチャーしました。最終回となる今回は、またまたマイケルを悩ませる女性のお話。マイケルのお母さん、マデリンの登場です。

17歳で実家を飛び出して以来、マイケルが故郷マイアミと距離を置いてきたのは、そもそも家族と距離を置きたかったから。亡き父との確執をはじめ、家庭事情のあれこれがマイケルの頭をいまも悩ませています。そのあたりの事情をマイケル役のジェフリー・ドノヴァンに聞いてみました。「マイケルは故郷であるマイアミから離れたくて仕方がないんだ。過去や家族など、彼が捨てた全てを象徴するのがマイアミだからね。でも、捨てたいと思っているものほど、ちゃんと向き合わなくてはならないときが来る。スパイをクビになったことで、マイケルはマイアミという過去に目を向けざるを得なくなるんだ」。

そして、そんなマイケルを故郷でウキウキと待ち受けるのが母・マデリン。夫と息子の確執に母としての責任を感じながらも、マイケルの帰郷が嬉しくて仕方のない彼女は、長い間離れて暮らしてきた息子との時間を取り戻そうとちょっと必死。しょっちゅう電話をかけてきては、マイケルをイラッとさせます。しかも、マイケルがプチ探偵業を始めてからは、「マイケル〜、ご近所さんが困ってるの。助けてあげて〜」と何かにつけ(よかれと思って?)彼を頼ってくる始末。母に頭が上がらず、ついつい頼みを聞いてあげてしまうマイケルの日常は、どんどんトホホなものになっていきます。マイケルってば、陰謀の解明にも忙しいのに…。そんな母子の関係について、マデリン役のシャロン・グレスにも話を聞くことができました。シャロンは80年代のTVドラマ「女刑事キャグニー&レイシー」でも有名なベテラン女優さんです。

「マデリンはテンションの高いヘビースモーカー。とても支配的だし、マイケルにとってはまさに“地獄の母”ね(笑)。でも、マデリンは本当の意味でマイケルの心をつかめるかもしれない唯一の人間でもあるのよ。子育てが上手だとは言えないし、いい母親だとも言えないけど、マデリンとマイケルの間には確かな愛情があるの」。

一方、“息子”のジェフリーはこう語っています。「マイケルと僕の共通点はたくさんあるけど、そのひとつがマデリンに歯が立たないこと! 彼女は手に負えないほど強烈な母なんだ(笑)。どんな物事も解決できるマイケルが、母親にだけは弱いのが面白いよね…」。

やっぱり母は強し? マデリンとマイケルの母子関係は、ジェフリー自身にとっても興味深いもののようです。続けて、こんなことも教えてくれました。「マイケルが親元を離れて国のために戦ってきたように、僕自身にも役者を目指して故郷を離れ、ニューヨークに出た経緯がある。母から逃れるためではないけど(笑)、信念を持って故郷を出た点は僕もマイケルも一緒なんじゃないかな」。いまや「バーン・ノーティス」の主演スターとして、映画『チェンジリング』の熱演も記憶に新しい実力派として、全米の人気者となったジェフリー。母が息子を誇りに思っている点も、マイケルとジェフリーの共通点かもしれません。

とは言え、“母”のシャロンはこんなこともポツリ。「マイケルの頭の良さは母親譲りなの。だから、彼がスパイとして状況を上手くコントロールできるように、マデリンも息子を上手く操れるの。人を操るって、アートでもあるのよ(笑)」。マイケルのトホホな日々はまだまだ続きそうです…。



<セル>
「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 日本オリジナル・カット版[初回生産限定]」(第1話&第2話)
価格:999円(税込)
発売中

「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 DVDコレクターズBOX」(6枚組・全13話)
価格:10,290円(税込)
発売日:2010年1月8日(金)

<レンタル>
・vol.1〜3:2009年12月2日(水)レンタル開始
・vol.4〜6:2010年1月8日(金)レンタル開始

発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

公式サイト:http://video.foxjapan.com/tv/burnnotice/

© 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

《text:Hikaru Watanabe》

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