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“ドリーム・チーム”スコセッシ&ディカプリオが、ヤバすぎる証券マンの半生を映画化

レオナルド・ディカプリオが『The Wolf of Wall Street』(原題)で、マーティン・スコセッシ監督と5度目のタッグを組むことになった。

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レオナルド・ディカプリオ -(C) Splash/AFLO
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レオナルド・ディカプリオが『The Wolf of Wall Street』(原題)で、マーティン・スコセッシ監督と5度目のタッグを組むことになった。

『シャッター・アイランド』に続く、スコセッシ&ディカプリオの新作はジョーダン・ベルフォートの回想録「ウォール街狂乱日記−『狼』と呼ばれた私のヤバすぎる人生」の映画化。20代でウォール街に君臨し、30代でドラッグ中毒と証券詐欺で刑務所行きを余儀なくされたジョーダンの波乱万丈の破滅的な半生を描く。

映画化の話は何年も前から進められていて、2007年3月に「Variety」誌がワーナー・ブラザーズがスコセッシ監督とレオ主演で映画化と報じているが、4年ぶりに再開した企画が引き続きワーナー・ブラザーズ作品なのかは現時点では明らかになっておらず、詳細は今年5月に開催されるカンヌ国際映画祭で発表の予定。

脚本はTVシリーズ「ザ・ソプラノズ」や、今年のゴールデン・グローブ賞テレビ部門で最優秀作品賞に輝いたスコセッシ監督のTVシリーズ「Boardwalk Empire」(原題)の製作総指揮を務めるテレンス・ウィンターが担当する。原作者のジョーダンは「4年近くかかって、ようやくレオとマーティンと仕事ができるのは言葉に言い尽くせないくらい嬉しい。2人は究極のドリーム・チーム。待った甲斐があったよ」と語っている。



写真はクリント・イーストウッド監督最新作『J.Edgar』(原題)の撮影中のレオナルド・ディカプリオ。

© Splash/AFLO

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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