絢爛優美！『グランド・マスター』衣装展が表参道ヒルズにて開催

『花様年華』（’00）『2046』（’04）のウォン・カーウァイ監督が、主演にトニー・レオン、共演にチャン・ツィイーと豪華キャストで贈る『グランド・マスター』。5月31日（金）より公開されることを記念して、表参道ヒルズにて日本初公開となる本作の衣装展が開催中だ。

カーウェイ監督初のカンフー・アクションとなる本作。1930年代の激動の中国を舞台に、時代に抗い、運命を切り開こうとした武術流派のグランド・マスター（宗師）たちの愛と宿命の闘いを、想像を超えた映像美と壮絶なアクションで描き出す。

「ウォン・カーウァイの美意識を彩るコスチューム映画『グランド・マスター』にみる、チャイニーズ・モダン」というテーマで、今回の展示会。レオンやツィイーが武術を交える映画の中でも特にインパクトのあるシーンの衣裳や、ソン・ヘギョやツィイーが着ていた毛皮のコート、そのほか女性陣が実際に着ていた衣裳が計12点。

一つ一つ刺繍など細部まで凝った作りになっており、その美意識を間近で見ることができる。それらの衣装は、カーウァイ監督の『花様年華』『2046』などの作品で衣裳、美術セットを手がけてきたウィリアム・チャンがデザイン。当時の華麗な服装を再現するべく3年もの歳月をかけて世界から集めたボタンや生地、刺繍糸を使った衣裳の数々を見ることができる。

闘いにしか生きられない男と女の愛と宿命の物語を飾る絢爛優美な衣装から、当時の彼の地に思いを馳せてみては？

『グランド・マスター』衣装展は、5月26日（日）まで表参道ヒルズにて開催中。

『グランド・マスター』は5月31日（金）よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。