【MOVIE BLOG】女性のための官能映画:『戦争より愛のカンケイ』

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『戦争より愛のカンケイ』
『戦争より愛のカンケイ』 全 3 枚 拡大写真
女性のみなさん、選挙に行きましたか?

すみません、しばしサボっていましたが戻って参りました。ところでみなさん、政治に関心はありますでしょうか? 雇用や少子化など身近なところでも問題は山積み、そして大局で見れば世界平和も大きな課題のひとつです。個人的には殺戮や暴力ではなく愛やエロスが世界を救うと考えたりしますが、これはまさにそれを体現している映画。自分の主義を説得するために、下半身を活用するヒロインを誰とでも寝る軽い女だと思いますか?

平凡な名前で平凡な生活を送る地味な学者アルチュールは、ひょんなことで自由奔放な女性・バヤに出会う。アルジェリア系移民を父に持つ彼女は、自分の政治的信条と合わない男たちと手当たり次第に寝て、ベッドの上で彼らの信条を変えさせる過激な活動家だった。うっかり裸で街を歩いたり、売り物の蟹を海に放したと自由で天真爛漫に生きる彼女に、自分とは正反対だと感じつつ次第に惹かれていくアルチュール。堅物な生粋のフランス人だと思われがちな彼も、実はユダヤの家系という出生の背景を抱えていたのだった…。

この映画の魅力の大半はヒロインのサラ・フォレスティエによるもの。前に紹介した『ゲンスブールと女たち』のフランス・ギャル役など、ちょこちょこと良質なフランス映画に出演している彼女ですが、本当に可憐で可愛い! 奔放な上にエロあどけない(?)感じが男性にはたまらないのではないでしょうか。まさにエロ・テロリスト。しかもかなりの天然ちゃんというか、シャワーの後に電話がかかってきて、話しに夢中なあまりすっぽんぽんで外出するとか、天然の域を越えている不思議さです。普通、男にモテてエロくて不思議ちゃんの三拍子が揃っていれば女子はイラッときそうですが、なぜか全然嫌味がありません。きっと彼女には計算が無いからなんでしょうね。女子は計算高い女に厳しいですから。

さて本題ですが、みなさんは政治の話しはしますか? 女子会ではあまり話題にはならないですよね。デートや合コンの話題にしたら男にモテないこと間違いないです。でもそれで良いのでしょうか。よく考えれば私たちの欲望も社会や政治と密接な関係があります。風俗だってラブホテルだって、アダルトビデオのぼかしだって不倫の慰謝料だって、すべて誰かの決めた制度の上に成り立っています。

制度の善し悪しは別として、その事実についてよく考えて自分の意見や主義をきっちり言う、そんな女は面倒なだけなんていう未熟な社会はもう沢山。この映画のように、政治的主義を通すために下半身をフル活用しろとは言いませんが、自分の社会的な意見をきちんと表明できる女性はセクシー、逆を言えばセクシーな女は自分の意見を持っていて議論ができる、そんな世の中になれば良いと思います。

●今週の一言
「初デートで寝るの そういう主義」
バヤが初めて会ったアルチュールに言う台詞。初デートどころかただの初対面での軽い挨拶代わりです。主義はなにも政治だけではない、生き方すべてなんだと言わんばかりの主張ですが、自分に自信があるから言える台詞です。個人的にはぜひ参考にしたいけど、小心者すぎて相当ハードルが高いですね。1回は言ってみたいですが、断られた時のダメージが計り知れませんから…。自分の心を鍛えるために明日から会う人会う人に言ってみようかと思います。レッツ・チャレンジ!

放送は映画チャンネルのイマジカBSでご覧下さい!

『戦争より愛のカンケイ』
(2010/フランス/ミシェル・ルクレルク監督)
8月2日(金)  23:15~ほか 映画チャンネル イマジカBSにて放送
詳しい放送情報はコチラ
イマジカBSのHPはコチラ

《text:Lady M》

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