【ドラマニア】シングルマザー&ファーザーが子育てに大奮闘!注目の3作品をご紹介

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広末涼子&福士蒼汰&DB.スターマン/火10ドラマ「スターマン・この星の恋」
広末涼子&福士蒼汰&DB.スターマン/火10ドラマ「スターマン・この星の恋」 全 8 枚 拡大写真
おおよそ半年~数か月前までに発表される次クールのラインナップ。7月クールのものが次々と発表される中、当初より、「子育て」に焦点を当てた作品が多いなという印象が強くありました。

今日は、そんな3つの作品をピックアップ! どれもオリジナル脚本ということで、それぞれのキャスト・スタッフのカラーが色濃く出ていますよ~。


■火10『スターマン・この星の恋』(フジテレビ)

今クールの作品の中で、最も度肝を抜かれたのがこの作品。事前の番組宣伝では、広末涼子さん演じる主人公・3人の息子を育てる肝っ玉シングルマザーの佐和子が、突然目の前に現れた記憶喪失のイケメン青年に恋をする…という、ほんわかしたホームドラマかと思っていたのですが、初回の放送で早くも衝撃の急展開! …えーっと、いったい誰が宇宙人なのでしょうか(笑)!?

福士蒼汰さん演じる“星男”の身体的能力はハンパじゃないですし、それぞれのキャストが心に秘密を抱えているこの絶妙な感覚。それはどこか「SPEC」を彷彿とさせるなぁ…なんて思っていたらコレ、堤幸彦監督がメガフォンをとっていたのですね! 納得です。

そんなピリリと辛いスパイスの中に、脚本を手がける岡田恵和さんの温かいテイストがちらほら。佐和子が働くスーパーや友人のスナック、よく行くファミリーレストランなどでの会話のやり取りがなんとも面白く描かれていますね。

タイトルが「スターマン・この星の恋」ということで、やはり最後は“星男との恋の行方”がポイントになることでしょう。なぜか初回放送後の予告で、「最終回までのダイジェスト」映像が流れるというサプライズが成されましたが、やっぱり宇宙との繋がり無しにはこの話は終着できないでしょう。たった数回の放送ですでに謎満載のドラマですが、スッキリできるまで視聴者を離さない展開が見どころなので、必見ですよ!

■水10「Woman」(日本テレビ)

続いてご紹介するのが、満島ひかりさんの背中が切な過ぎて毎回涙が止まらない…「Woman」です。タイトルと放送する枠からもお察しの通り、「東京ドラマ・アウォード2010」で各賞を総なめにした「Mother」を手がける脚本家の坂元裕二さん、演出の水田伸生さんの強力再タッグとなる一作となっています。

現在、全国で100万人を超えると言われているシングルマザー。力強く生きる親子の周りで、実際にどんなことが起こっているのか。多くの視聴者は、いちエキストラに近い視点で、客観的に物事を深く考えさせられることでしょう。

このドラマは、決して笑える作品とは言えません。見終わった後、どこか暗く重たい気持ちになってしまう方もいるかもれませんね。それでも、役を越え、まるで本当の家族のように、笑って、泣いて、支え合う3人を見つめることで、自分自身の生活にも新しい一歩が踏み出せる…そんなきっかけとなる要素がたくさん詰まった作品として、一人でも多くの人に一度は見ていただきたいドラマとなっています。

3人の生活に加え、さらにその母親との心の壁。小栗旬さん演じるご主人の死の真相。満島さん演じる母・小春の病気は大丈夫なのか…? と、心配でハラハラしてしまうこと尽くしですが、最後まで目を逸らすことなく、見守っていきたいと思います。

■木10「Oh, My Dad !!」(フジテレビ)

そして最後に、織田裕二さんが“初の父親役”に挑戦している「Oh, My Dad !!」の存在も忘れてはいけません。これまで刑事、外交官、医師など数々の職歴を演じてきた織田さんが今回体当たりで演じているのが、元・天才科学者にして今は仕事がない!? ついには、妻にも逃げられてしまった父親役です。ココまでダメダメな男性は、未だかつて見たことがない…とにかくギリギリな生活に、思わずため息が出てしまうので要注意!(笑)。
また、そんな織田さんと同じときを過ごす子役に、映画『クロユリ団地』でミノル役を演じた田中奏生くんが、実年齢よりも若い5歳の男の子を熱演しています。CMへの出演も目立ち、いままさに話題を呼んでいる存在と言えるでしょう。

この物語は、どんなにダメな父親でも「絶対に離れたくない!」という子ども心をストレートに描くことで、歳を重ねるに連れ、気づかないうちにどんどん擦れていってしまう大人の心を浮き彫りにしていきます。大人だって、かつでは幼い心を持っていたはずなのに…いまとなっては、子どもの思考回路をなかなか読み解くことができず、その会話や行動にイチイチてんてこ舞いになってしまうなんてこと、ありませんか?

おそらく多くの人が最初、出て行った母親に感情移入して作品を見ていたはず。「こんな父親、見捨てて当然だ」と。さて、最終回までにその視点が変わる瞬間がやってくるのか…織田さんが息子・光太を後ろに乗せ、自転車を漕ぎまくる姿と合わせて、注目していきましょう。

早くも1か月が過ぎようとしている2013年7月クール。気になる前半戦の結果についても、引き続きご紹介して参りますので、お楽しみに!

《text:Yuki Watanabe》

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