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実物大“パトレイバー”お披露目! 主演は真野恵里菜! 押井守監督「手応え」アリ!

「機動警察パトレイバー」実写化プロジェクトの詳細がついに明らかとなった! 9月25日(水)に行なわれた記者発表で、押井守総監督の下『THE NEXT GENERATION -PATLABOR-』として全12話のシリーズと1本の長編映画として…

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真野恵里菜(泉野明役)&(隊長・後藤田継次役)&福士誠治(塩原佑馬役)&太田莉菜(カーシャ役)&千葉繁(整備班長・シバシゲオ役)&押井守(監督)&実物大パトレイバー/『THE NEXT GENERATION -PATLABOR-』記者会見
真野恵里菜(泉野明役)&(隊長・後藤田継次役)&福士誠治(塩原佑馬役)&太田莉菜(カーシャ役)&千葉繁(整備班長・シバシゲオ役)&押井守(監督)&実物大パトレイバー/『THE NEXT GENERATION -PATLABOR-』記者会見 全 10 枚
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「機動警察パトレイバー」実写化プロジェクトの詳細がついに明らかとなった! 9月25日(水)に行なわれた記者発表で、押井守総監督の下『THE NEXT GENERATION -PATLABOR-』として全12話のシリーズと1本の長編映画として製作されることや真野恵里菜ら主要キャストが発表された。

メディアミックス展開の先駆的存在として漫画にアニメ、小説で高い人気を誇った「機動警察パトレイバー」シリーズ。実写化が発表されて以来、様々な憶測がささやかれてきたが、撮影が行われている東京近郊の某倉庫にて記者発表会見が行われた。

ロボット技術の発達により誕生した“レイバー”と呼ばれる汎用人型作業機械。それによって起こる事件や犯罪に対処すべく設立された警視庁内の特機部隊「特科車両二課パトロールレイバー中隊」――通称“パトレイバー”の面々の活躍を描く。

登場人物たちは、25年前に誕生したオリジナルのキャラクターの後を継ぐ「三代目」という設定で、2013年の東京を舞台にしたオリジナルストーリーが展開。2014年4月より各話48分の12話+約10分の0話からなるシリーズを劇場上映用に全7章にわけてイベント上映し、2015年に長編映画が劇場公開される。

制作費は約20億円で6月末より撮影が開始され、年内にクランクアップの予定。押井監督は総監督の立場で、シリーズのいくつかのエピソードと長編映画のメガホンを握るほか、脚本も担当している。

この日は格納庫内で、実際に撮影されている全長8メートルの実物大のパトレイバーがお披露目された。この実物大パトレイバーは数千万円をかけて2体を製作。1体は巨大な移動用のトレーラーに乗せられ、移動できるようになっており、実際に胸部にはパイロットが乗り込めるコクピットも備え付けられている。

真野さんが主人公の1号機操縦担当の泉野明(いずみの あきら)を演じるほか、第二小隊を率いる隊長・後藤田継次(ごとうだ けいじ)を筧利夫、明の同僚で1号機指揮の塩原佑馬(しおはら ゆうま)を福士誠治、ロシアからの留学生で2号機の指揮担当のカーシャを太田莉菜、全世代の生き残りであり、整備班長(二代目)を務めるシバシゲオをアニメ版で同役の声優を担当した千葉繁が演じる。

“3代目”という設定について、押井監督は「最初に考えたのはアニメとどう違うことをやるか? アニメの時からのファンとどう付き合っていくか? この2つは矛盾しているんですが、その答えがこれでした。実写版を成立させるのに必要な設定だった」と説明。

「いろんなリメイク作品がありますが、アニメをコピーすることは不可能。違うテーマによる作り方の方が成功の可能性は高いと思った。この機会を逃したら一生できないと思い、強引に頑張りました。新しくも伝統を受け継いだニ課を作りたいし、いま撮影現場自体が二課の日常のようになっているので、それを最後まで何とかもたせたい」とスパートに向けた意気込みを口にした。

作品のテイストに関しては「パトレイバーの良さは日常のドタバタから日本でクーデターが起こるようなタイトな物語まで扱えるところ。シリーズは基本的に楽しく、映画はかなりタイトな話になると思う。手応えはかなりイケてます。やっちゃったという感じ(笑)」と独特の表現で自信を覗かせた。

主演の真野さんは、ファンの多い人気作品の主役への不安を口にしつつも「役に出会えたことを何かの縁と思って頑張りたい。真野恵里菜にしかできない泉野明にしたい」と力強く語った。

『THE NEXT GENERATION -PATLABOR-』シリーズは2014年4月よりイベント上映開始。長編映画は2015年、公開予定。

《シネマカフェ編集部》

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