※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【玄里BLOG】フェデリコ・フェリーニ監督『8 1/2』

久しぶりの更新になってしまいました。

最新ニュース スクープ
注目記事
【玄里BLOG】フェデリコ・フェリーニ監督『8 1/2』
【玄里BLOG】フェデリコ・フェリーニ監督『8 1/2』 全 8 枚
拡大写真
久しぶりの更新になってしまいました。

文章を書くことから何となく 遠ざかっていました。

人がアウトプット出来る量はどうやら決まっているらしく。最近は言葉より写真で伝える方が楽しくて。

1月はフランス映画の撮影で奈良に。

2月は武正晴監督の『インザヒーロー』の現場に。
ハリウッド映画通訳の 坪内順子役で出演します。
主演は唐沢寿明さん。
現代の、『蒲田行進曲』のような映画。
でも、映画作りの魔法を伝える作品だとも思っています。
アクションシーンには欠かせないのに顔が見えないスタントマン、スーツアクターに光を当てた映画です。
後々聞いたところ日本中のスタントマンの約半分がこの作品の為に東宝スタジオに集まっていたとか、いないとか。
公開は2014年。年内、ですね。


昼ご飯どき、武監督に薦められたフェデリコ・フェリーニ監督『8 1/2』
フェリーニ監督が残した 好きな言葉があるんです。
”If there were a little more silence, if we all kept quiet...maybe we could understand something.”
(私たちが沈黙を守れたならもっと多くを分かり合えたはずなのに)


映画が撮りたくてもアイデアが湧かない、アイデアが湧いたら今度はお金がない。
映画監督の苦悩と孤独を描いた作品です。ダニエル・デイ=ルイス主演『NINE』はこれのリメイク。派手なミュージカル映画で 好きだったけど内容は殆ど覚えていませんでした。そういう話だったんだ.....。
前半はモノクロと完璧な衣装と音楽の美しさに圧倒され
後半は説得力のある台詞に巻き込まれました。
”駄作はプロデューサーにとって損失だが、監督にとっては命取りになる。”


そしてかの有名な、”人生はお祭りだ。一緒に楽しもう。”


映画の現場って、共同作業だけど それぞれに孤独だなあ、と思います。
でもみんなで助け合って 一歩一歩進んで クランクアップを迎えて それから編集 カラコレ 整音 音楽を付けて
宣伝してもらって 劇場にかけてもらって お客さんに見てもらって。気の遠くなるようなバトンタッチ。


現場にいる 待つ人。動く人。撮る人。煙草吸う人。作る人。当てる人。運ぶ人。
貰ったばかりのヤシカで切り取ってみました。(フィルムカメラです。)
でも総じてみんな 創る人、なんだということ。


いまは京都の松竹撮影所にいます。
京都は明らかに東京と流れる時間が違くて 映画を撮るには良い場所のようです。のんびり。
結構ホテルに篭ってるんですけど
たまに祇園にね、 行く度興奮してます。『これこれ、私のイメージしてた京都!』
水のある街が 好きです。
今から中目黒の桜が、楽しみ。



玄里
★Official Facebook : https://www.facebook.com/HyunriOfficial

★Instagram始めました。 http://www.oninstagram.com/profile/hyunriiiiii

《text:Hyunri》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]