【恋愛シネマニア】伝説の少女漫画が復活! 能年玲奈×登坂広臣が紡ぐ“切ない想い”『ホットロード』

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『ホットロード』-(C)2014『ホットロード』製作委員会  -(C)紡木たく/集英社
『ホットロード』-(C)2014『ホットロード』製作委員会 -(C)紡木たく/集英社 全 6 枚 拡大写真
漫画を原作にした映画はこれまでにも数多く描かれてきましたが、1980年代という懐かしい時代をこれ程までにストレートにした作品がほかにあったでしょうか。海とバイクと青い空…実際に当時を生きていた人も、まだ生まれていなかったという人も、なぜだか不思議と懐かしく感じられる温かな映画『ホットロード』がついに公開です!

「こんなにだれかを大事なんて、思ったの初めて」
みなさんには、そう言い切ることのできる“恋の思い出”がありますか?

■紡木たくが描く伝説の少女漫画
    ――切なさに胸を打たれる『ホットロード』がついに完成

1986年~87年にかけ「別冊マーガレット」にて連載され、全4巻で700万部という驚異的な発行部数を記録。若さゆえの苦しみに堪えながら毎日を精一杯に生きる主人公たちに共感する声が後を絶たず、時代を超えて読み継がれている不朽のコミック『ホットロード』が待望の実写映画化! 今週末8月16日(土)より公開です。

漫画家・紡木たくさんが描く世界は淡く儚く、いまにも壊れてしまいそうな心を持つ中学・高校生たちの姿が印象的です。どんなに口や態度で強がっていても、本当は自分の胸の内を“誰かに気づいてもらいたい”だけ…。そんな思春期の若者たちが数多く登場し、そこには恋愛だけでなく、家族の愛、友情などあふれんばかりの感情が角度を変えて描かれていきます。

今回メガフォンを取ったのは、『ソラニン』を始め、『僕等がいた』や『陽だまりの彼女』など様々なヒット作を手がけ、恋愛青春映画の名手として高い評価を得ている三木孝浩監督。原作の漫画作品同様、世代を超えて愛される尾崎豊さんの名曲「OH MY LITTLE GIRL」を主題歌に、観る者に“愛することの大切さ”を問いかける一作を作り上げました。

■2014年まさに旬な2人
    ――能年玲奈×登坂広臣が“絶妙な距離感”の恋人役に挑戦!

本作で主演を務めるのは昨年、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で一躍注目を集めた女優の能年玲奈さん。母親からの愛情に疑念を抱きながら成長し、「自分は誰からも必要とされていないのではないか…」と不安を抱える14歳の少女・宮市和希を熱演しています。また、そんな和希が心惹かれていく、不良グループ“NIGHTS”のメンバー・春山洋志を演じるのは、今をときめくダンスボーカルユニット「三代目J Soul Brothers」の登坂広臣さんです。

このように、物語の中心となるおふたりはまさに2014年の旬な顔触れと言っても過言ではありません。しかしながら、この映画の面白いところは、そんなフレッシュな面々が1980年代という“生まれていなかった時代”をスクリーン上で生きているという点にあるでしょう。

長~いスカート丈の制服に身を包み、メンチを切る能年さんの姿は必見! もちろん携帯電話自体が存在しない時代なので、2人の出会い…愛が育まれていく過程は至ってシンプルです。指先ひとつで簡単に連絡が取れてしまう現代の私たちにとって、彼らの姿がとても新鮮に映ることは間違いないはず。自分の感情にすぐには素直になれないもどかしい2人の絶妙な距離感を、ぜひ劇場で堪能してみてはいかがでしょうか。

■その他にも、豪華キャストが続々登場
    ――あなたにもきっとお気に入りのシーンが見つかるはず!

先にも少し記しましたが、映画『ホットロード』の魅力は、主人公を取り巻く全ての“愛”に紐付いています。和希×春山の純愛はもちろん、カッコよさで言えばこの人の存在を抜いては語れない! “NIGHTS”のリーダー・トオル(鈴木亮平)とその恋人・宏子(太田莉菜)の深い絆に心打たれる人も多いことでしょう。

そもそも、和希の親友・えり(竹富聖花)の思春期ならではの好奇心がなければ、和希が春山と出会うことなど決してあり得なかったはず…と、全ての“愛”が点と線で結ばれているのが大きな特徴です。

また同様に、木村佳乃さん演じる和希のママとの親子関係も物語の鍵を握る重要なポイント。それまでずっと「愛なんて信じない」と人生を諦めて生きてきた和希にとって、それは本当に真実だったのか。非常に壮大な問いかけの答えが、ママとの関係の中に秘められているのではないでしょうか。

恋人・友達・家族…誰もが持つ世間という繋がりの中で、あなたは今、どう生きていますか? 観るひと一人一人が違う視点で共感できる映画に仕上がっていますので、お気に入りのシーンを見つけて、鑑賞後語り合ってみるにも面白いかもしれませんよ。

いかがでしたか? 今回の【恋愛シネマニア】はちょっぴり真面目な回となりましたね(笑)。映画『ホットロード』はそれだけ深く考えさせられる内容の作品だということでしょう。ぜひ、大切な人と一緒にご覧になってくださいね!

《text:Yuki Watanabe》

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