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『シンデレラ』『スター・ウォーズ』の新星に注目!2015年ネクストブレイク男子<海外編>

昨年暮れに発表された“世界で最もハンサムな顔”ランキング。前回NO.1のマイケル・ファスベンダーを始め、トム・ハーディ、ライアン・ゴズリングなどの人気俳優、さらにジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットら

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リチャード・マッデン&アダム・ドライバー&クリス・プラット-(C) Getty Images
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昨年暮れに発表された“世界で最もハンサムな顔”ランキング。前回NO.1のマイケル・ファスベンダーを始め、トム・ハーディ、ライアン・ゴズリングなどの人気俳優、さらにジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットら大御所、「SUPER JUNIOR」のシウォン、「2PM」のテギョンら演技者としても活躍するK-POPアイドルたちを抑え、1位を獲得したのは、2月13日、バレンタインデー公開される『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のジェイミー・ドーナン。

彼は、ソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』でキルスティン・ダンスト演じるアントワネットと“昼顔”関係になるフェルセン伯爵役に大抜擢され、モデルから華麗なる転身を遂げた美しき英国俳優。昨年、全世界にファンを持つベストセラー官能小説の映画化でも主演を勝ち取り、2015年の注目株のひとりといわれている。そんな彼を始めとする、期待のブレイク男子をピックアップしてみた。


■「シンデレラ」「ピーター・パン」…話題の実写映画に抜擢された新鋭

ディズニーが贈る実写版『シンデレラ』(2月14日公開)でシンデレラ役を射止めた新星リリー・ジェームズと共に、チャーミング王子役に抜擢されたのは、スコットランド出身の若手俳優リチャード・マッデン。人気TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のロブ・スターク役で認知度を上げた彼は、優しい端正な顔立ちと青い瞳が魅力の生粋の王子様キャラ。

2010年にはジャパニーズホラーの巨匠・中田秀夫監督がメガホンをとった英国映画『CHATROOM チャットルーム』にも出演。現在、パトリス・ルコント監督の最新作でアラン・リックマン、レベッカ・ホール共演の“昼顔モノ”『暮れ逢い』が日本公開中というタイムリーな英国男子だ。

一方、ディズニー・アニメとして知られる「ピーター・パン」も今年、『Pan』(原題/7月24日全米公開)として実写化される。物語は「ピーター・パン」の前日譚となる模様で、ワーナー・ブラザースが製作。ヒュー・ジャックマンが海賊の“黒ひげ”として悪役を演じるほか、ルーニー・マーラが酋長の娘タイガー・リリーに、またアマンダ・セイフライドがウェンディの母親役を務めることが分かっている。

同作で、ネバーランドにたどり着いた孤児のピーターを助けるフック船長を演じているのが、アメリカ・ミネソタ出身のギャレット・ヘドランドだ。ブラッド・ピット主演の『トロイ』でデビュー後、ディズニーのSF大作『トロン:レガシー」で初主演を務め、来日も果たしている。ジャック・ケルアック原作『オン・ザ・ロード』や、コーエン兄弟の『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』では、ややクセの強い男を演じていたが、豪華キャストがずらりと並んだ『Pan』ではどんな魅力を放っているのか、ぜひチェックしておきたい。


■『アベンジャーズ』『ジュラシック・ワールド』…超大作の続編でブレイク必至

また、中田監督の『CHATROOM チャットルーム』で主演を務めていたのが、『キック・アス』シリーズで知られるアーロン・テイラー=ジョンソン(当時はアーロン・テイラー)。ハリウッド映画版『GODZILLA ゴジラ』で主人公の若き兵士を演じていたことも記憶に新しいアーロンは、今夏の話題作『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(7月4日公開)で正真正銘のスーパーヒーローに仲間入り。

『GODZILLA』でも共演したエリザベス・オルセンが演じるワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチの双子の弟、ピエトロ・マキシモフ/クイック・シルバー役に扮しており、同作で一気にブレイクする可能性大。

さらに、およそ20年ぶりに“開業”する『ジュラシック・ワールド』(8月7日公開)で主人公を務めるのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のクリス・プラット。先日公開された予告編では、久しぶりに目にする動く恐竜たちにウズウズしたファンも多いのでは? これまでのシリーズを手掛けてきたスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮というのも楽しみ。

クリスは、賞レースでも注目されている『LEGO(R) ムービー』で主人公エメットの声を務めており、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が2014年全米興収NO.1という大ヒットもあって、全米ではすでに人気者。今後も『荒野の七人』のリメイクなどオファーが相次いでいるという。


■新章『スター・ウォーズ』で覚醒まちがいなし!? 個性派の2人に注目

続編といえば、いよいよ今年、満を持して登場するのが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日全世界同時公開)。J・J・エイブラムスが監督を務める新章では、ストーリーの詳細はまだ明らかにされていないものの、先日解禁された特報映像で早くも話題沸騰。オリジナルシリーズからは、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、ハン・ソロ役のハリソン・フォード、レイア役のキャリー・フィッシャーらが続投する。

新キャストとしては、映像に登場していたストーム・トルーパー姿の「フィン」役のジョン・ボイエガ、Xウイングに乗り込む「ポー・ダメロン」役のオスカー・アイザック、新ヒロインといわれる「レイ」役のデイジー・リドリーのみ、ようやく役名が発表されたところ。

注目すべきは、ティラー・スウィフトもファンを公言する大人気のTVシリーズ「GIRLS/ガールズ」や等身大ヒロインを描いた映画『フランシス・ハ』に出演している、身長191cmの個性派イケメン、アダム・ドライバー。そして、ロングランヒットとなった『アバウト・タイム 愛おしい時間について』や、ファスベンダー主演の『FRANKーフランクー』で注目を集めたアイルランド俳優ドーナル・グリーソンだろう。

「セックス・アンド・ザ・シティ」「ゴシップガール」と同じくニューヨークを舞台にしながら、リアルなアラサー“こじらせ”女子を主人公にした「GIRLS/ガールズ」。アダムが演じているのは、製作総指揮・監督・脚本・主演の1人4役を務める女性クリエイター、レナ・ダナムの相手役となる、つかず離れずの“セフレ”。

一方、『ハリー・ポッター』シリーズの“マッドアイ”ムーディことブレンダン・グリーソンを父に持つドーナルは、ロンの兄・ビル役としても知られており、相次いで日本公開された上記の2作でさらに“赤毛”ファンを増やしている。

いずれも超大作や話題作に抜擢された若手実力派ばかり。いまから彼らの名前をチェックしておいて。

《シネマカフェ編集部》

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