【美的アジア】『傷だらけのふたり』ファン・ジョンミン兄貴が魅せた40歳最初で最後の恋

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『傷だらけのふたり』-(C) 2013 NEXT ENTERTAINMENT WORLD Inc. & SANAI PICTURES Co. Ltd. All Rights Reserved.
『傷だらけのふたり』-(C) 2013 NEXT ENTERTAINMENT WORLD Inc. & SANAI PICTURES Co. Ltd. All Rights Reserved. 全 2 枚 拡大写真
今回の美的アジアは現在公開中、ファン・ジョンミン主演の『傷だらけのふたり』をご紹介。本作の主演男優ファン・ジョンミン。日本では2014年に公開された『新しき世界』で韓国裏社会のNO.2を演じ、闇世界に君臨する男の凄味を披露。その姿を記憶している方も多いのではないでしょうか。

また、『傷だらけのふたり』の後、5月に公開される『国際市場で逢いましょう』にも主演し、時代の波に翻弄されながら懸命に家族を守り、生き抜く男の姿を20代から70代まで1人で見事に演じています。ヤクザから一家の大国柱まで、作品ごとに全く異なる顔を見せるファン・ジョンミン。“兄貴”と呼びたくなるような頼りがいのある姿と、時にコミカルな表情を見せる彼が、本作では「40歳にして初めて一目惚れし恋に落ちた男」を演じています。

借金取りをしているテイル(ファン・ジョンミン)はある日、取り立て先の男の娘ホジョン(ハン・ヘジン)に一目惚れしてしまい、借金を帳消しにする代わりに“1日1時間自分とデートしろ”と契約を結ばせます。センスのない柄シャツに金時計、セカンドバックの三流チンピラファッションで子供っぽい契約を口にするテイルに初めは不審がるホジョンですが、それでも次第にテイルの粗野ながら情に厚い顔を知り、心を開いてやがて恋が始まるのです…。

本作の韓国でのタイトルは『男が愛する時』。テイルが人生で初めて本当の愛を知った時、不釣り合いだったはずの2人が心を許し合った時、そこに訪れる結末はどうなるのか…ぜひとも劇場でご覧ください! どうぞハンカチを忘れずに!!

ファン・ジョンミンは本作に出演する際、「韓国映画市場からロマンス映画が消えていくのが惜しくて出演した」と言ったそうです。確かに最近は男臭い映画作品の出演が続いていて、恋愛映画は2007年の『ハピネス』以来。ジャンルを問わず演じることに徹してきた彼が、韓国映画界の未来をも見据えて出演を決めた『傷だらけのふたり』から、彼の映画への思いを感じとってみるのもいいかもしれません。

また、本作を機にファン・ジョンミンの恋愛映画をふり返ってみるのもおすすめです。
『ユア・マイ・サンシャイン』や『チャーミングガール』などの恋愛映画にも出演しています。隠された彼の魅力を再発見できるかもしれません。

《text:Tomomi Kimura》

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