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【特別映像】デイン・デハーン、J・ディーンになりきる“理由ある反抗”シーン解禁

『アメイジング・スパイダーマン2』『クロニクル』のデイン・デハーンと、『トワイライト』シリーズや『コズモポリス』のロバート・パティンソンという若手実力派俳優が、夭逝した20世紀最大のスターと彼の素顔をとらえた写真家を演じる

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『ディーン、君がいた瞬間(とき)』 Photo Credit:Caitlin Cronenberg, (C)See-Saw Films
『ディーン、君がいた瞬間(とき)』 Photo Credit:Caitlin Cronenberg, (C)See-Saw Films 全 9 枚
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『アメイジング・スパイダーマン2』『クロニクル』のデイン・デハーンと、『トワイライト』シリーズや『コズモポリス』のロバート・パティンソンという若手実力派俳優が、夭逝した20世紀最大のスターと彼の素顔をとらえた写真家を演じる『ディーン、君がいた瞬間(とき)』。12月19日(土)に迫った日本公開を前に、デハーン演じるジェームズ・ディーンが“理由ある反抗”を見せる本編シーンが、いち早くシネマカフェに到着した。

『エデンの東』で人々を驚愕させ、続く『理由なき反抗』『ジャイアンツ』と立て続けに出演した作品で強烈な印象を残しながらも、24歳でこの世を去ったジェームズ・ディーン。本作は、彼の死の直前の一番輝いていた瞬間を捉えた「LIFE誌」の天才写真家デニス・ストックとの知られざる2週間の旅路を描く。

今回解禁となった映像は、ディーンが『理由なき反抗』のオーディションに呼ばれるも、実際の演技とは関係のない質問ばかりをされることにイラ立ち、投げやりな様子でタバコをふかしながら質問に答えていくシーン。「なぜ知っていることを聞く?」「質問に答えるというよりは供述か」と反抗的な態度をとるディーンの姿に審査員たちも困惑顔…。俳優として有名になりたいと願ってはいるものの、商業社会で消費されていくことに不満を抱き、いざスターに駆け上がろうとしたとき、本当にここが自分の居場所なのだろうかと悩み、ディーンはもがき始める。


体重を10キロ以上も増量させ、ディーンを演じたデハーンは、「色んな意味でこれまでのどの役よりもパーソナルなレベルで共感できたと思う。ゴブリン(スパイダーマンで自身が演じた役名)に変身する男や、殺人犯など、ほかのどの役よりもね」と語り、「撮影が『アメイジング・スパイダーマン2』のプレスツアーの直前だったから、撮影中は“僕の人生に何が起きるんだろう?“という想いがわき上がっていたんだ。特に彼の人生で今回焦点が当たっている一コマと、撮影中の僕の人生の一コマがね」と、偶然か必然か、自身との共通点を明かしている。

ディーンといえば、「1950年代アメリカの青春像」の象徴といわれ、時代や世代を越えた「反抗する若者たち」の象徴ともなっている。劇中でも、マネージャーとの約束や出演作のプレミアをドタキャンしたりと、関係者たちを悩ます姿が描かれる。そんなディーンについて、デハーンは「僕たちはみんなアーティストであると同時に、巨大なビジネスでもあるんだ。でも彼はその狭間で苦しんでいた」と分析、それはいろいろな姿で現代にも共通していると言う。

「現代と違うのは、当時のほうが映画会社により支配されていたということ。彼らのイメージも映画会社が指揮権のほとんどを握っていて、俳優自身に権利はなかった」と明かし、「僕はキャリアの選択肢に関して、いまはより自分たちに決定権があると感じているよ」と語っている。

もし、ディーンが現代に生きていたら、もっと生きやすかったのかもしれない…と思わせてくれるこのシーンから、彼の“実像”に思いを馳せてみて。

『ディーン、君がいた瞬間』は12月19日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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