※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

『スター・ウォーズ』でさらに覚醒!新たな“伝説”を支える4人の男子に注目

2016年初めの週末興行収入&動員で“妖怪”を抑えて第1位を記録、世界的にも記録的大ヒットとなっている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。改めてその底力を示した本作で、物語とともに成長していく女性主人公・レイを文字通りの“新星” デイジー・リドリーが

最新ニュース コラム
注目記事
ジョン・ボイエガ&オスカー・アイザック&アダム・ドライバー&ドーナル・グリーソン(C)Getty Images
ジョン・ボイエガ&オスカー・アイザック&アダム・ドライバー&ドーナル・グリーソン(C)Getty Images 全 17 枚
拡大写真
2016年初めの週末興行収入&動員で“妖怪”を抑えて第1位を記録、世界的にも記録的大ヒットとなっている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。改めてその底力を示した本作で、物語とともに成長していく女性主人公・レイを文字通りの“新星” デイジー・リドリーが好演しているが、彼女をはじめとする若手キャストを本作に大抜擢した理由を、J.J.エイブラムス監督は、「優れた演技力はもちろん、あらゆることに挑戦できる柔軟性を持ち、キャラクターに命を吹き込み、現場で(ほかのキャストと)いい関係を築けるユーモアのセンスや人間性、ハートといった部分が決め手になった」と来日記者会見で明かしていた。

そこで今回は、レイ役のデイジーとともに注目度急上昇中、新たなる“伝説”の担い手であり、ルーク役のマーク・ハミルやハン・ソロ役のハリソン・フォードらと同様、これから“伝説”の一部となっていくであろう(否、もうなっている?)男性キャスト陣に注目してみた。

■レイやBB-8と出会い、正義に目覚めるフィン:ジョン・ボイエガ
一昨年11月、本作待望の初映像(特報)が解禁された際、どこか砂漠の星でストームトルーパーらしき若者がマスクを外し、息を切らす姿に誰もが「???」となったはず。その若者こそ、戦うことに葛藤を覚え、脱走を図るストームトルーパー、フィン。演じているのは、1992年3月17日英国生まれのジョン・ボイエガだ。彼は『アントマン』の脚本を手がけたエドガー・ライト製作総指揮&ジョー・コーニッシュ監督の『アタック・ザ・ブロック』(’11)でエイリアンと戦う不良少年のリーダーを演じて本国でブレイク! ロンドンを舞台にした「24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ」にも出演した。

自前のハン・ソロ人形にハリソンから直接サインをもらってはしゃいだり、来日時には“アキバ”で買い物を楽しんだりと現代っ子の素顔を覗かせつつも、劇中ではレイ役のデイジーとともに新たな運命の嵐に巻き込まれ、壮大な物語を牽引していくフィンを、時に勇ましく、時に軽妙に演じている。次回作は、トム・ハンクス、エマ・ワトソン共演のSF作『The Circle』(原題)と、これまた大きな注目を集めそうだ。

■BB-8の持ち主にして名パイロット、ポー・ダメロン:オスカー・アイザック
また、元はFN-2187という“記号”に過ぎなかったフィンの“名づけ親”であり、彼とあっという間に意気投合する“レジスタンス”の名パイロット、ポー・ダメロンを演じるのは、若手というにはもはや忍びない実力派オスカー・アイザック。1980年3月9日生まれ、グアテマラ出身の彼は、コーエン兄弟監督・脚本『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(’13)で歌声も披露し、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた。名門ジュリアード学院の出身で、同窓生だったジェシカ・チャステインと夫婦役で初共演した『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』も高い評価を受け、日本でも多くの映画ファンを唸らせている。

劇中では、フィンに対しては警戒心むきだしの大人気ドロイド“BB-8”が従順に“なついている”様子が微笑ましく、その名コンビぶりや、宇宙一といわれる名パイロットぶりが「カッコイイ!」と評判。だが、今年は、あの『X-MEN』最新作『X-MEN:Apocalypse』(原題)でなんと悪役のミュータントに! 正義を体現する本作との対極の姿は必見だ。

■ダース・ベイダーに心酔する仮面の男カイロ・レン:アダム・ドライバー
悪役といえば、十字型の赤いライトセーバーを操り、強力なフォースの使い手で、暗黒卿ダース・ベイダーにただならぬ執着を見せるのが、カイロ・レン。演じるのは、1983年11月19日アメリカ生まれ、189cmの長身に個性的な顔立ちのハンサム、アダム・ドライバー。彼もまたジュリアード学院の出身で、かつては海軍に所属していたこともある。

『J・エドガー』(’11)で長編映画デビュー後、TVシリーズ「GIRLS/ガールズ」で主人公のちょっぴりヘンな彼氏を演じてブレイク。等身大女子映画『フランシス・ハ』やミア・ワシコウスカ共演『奇跡の2000マイル』に出演し、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』ではポー・ダメロン役のオスカー・アイザックとも共演。第27回東京国際映画祭でも上映された『ハングリー・ハーツ』では、第71回ベネチア国際映画祭「最優秀男優賞」を受賞。演技力はお墨付きだ。

2016年は、ベン・スティラー、ナオミ・ワッツ、アマンダ・セイフライド共演『While We're Young』(原題)ほか、マーティン・スコセッシが遠藤周作の小説「沈黙」を映画化する『Silence』(原題)などが控えている。同作にはアンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン(『エピソード1』のクワイ=ガン・ジン)や、浅野忠信、窪塚洋介、小松菜奈ら話題性に富む日本人キャストが登場しており、注目度大。

■さまざまな“顔”を持つ策略家? ハックス将軍:ドーナル・グリーソン
一方、悪役ながらカイロ・レンのようにフォースという“武器”は持たず、策略家といった雰囲気の“ファースト・オーダー”のハックス将軍を演じているのは、1983年5月12日生まれのアイルランド俳優ドーナル・グリーソン。『アバウト・タイム 愛おしい時間について』の心優しい青年や『ハリー・ポッター』シリーズの勇敢なビル・ウィーズリーなど、さまざまな役柄をこなすその演技派ぶりは、いまや引く手あまた。

『不屈の男 アンブロークン』では、ジャック・オコンネル演じる主人公と太平洋を漂流することになる兵士・フィル役で強い印象を残し、目下、賞レースを騒がせているレオナルド・ディカプリオ主演『レヴェナント:蘇えりし者』やシアーシャ・ローナン主演『Brooklyn』(原題)にも出演。先日の英国インディペンデント映画賞では『Brooklyn』で「助演男優賞」にノミネートされたが、俳優の実父ブレンダン・グリーソンに同賞を奪われ、代わりにトロフィーを受け取る…というトホホな一面も。

また、巨大IT企業のプログラマー役で主演した『EX MACHINA/エクス・マキナ』(原題)は、オスカー・アイザックがまるで別人のような風貌でそのIT企業の社長を怪演、『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデルが美しくリアルな“人間型AI”を演じており、日本公開が待たれている。

『スター・ウォーズ』の役柄とはまた違う、彼らの新たな姿に出会うことは今後の楽しみの1つとなりそうだ。

《シネマカフェ編集部》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]