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ハーレイ・クインからホルツマン、尾頭ヒロミまで…女も惚れる!世界を救うヒロインたち

ついに『ワンダーウーマン』の日本公開が、2017年夏に決まった。初登場した『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』では世紀の2大ヒーローを向こうに回し(?)、華麗に、クールかつセクシーに闘う姿で絶大な支持を獲得した

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市川実日子/マーゴット・ロビー&ケイト・マッキノン(C)Getty Images
市川実日子/マーゴット・ロビー&ケイト・マッキノン(C)Getty Images 全 18 枚
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ついに『ワンダーウーマン』の日本公開が、2017年夏に決まった。初登場した『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』では世紀の2大ヒーローを向こうに回し(?)、華麗に、クールかつセクシーに闘う姿で絶大な支持を獲得したガル・ガドット演じるワンダーウーマン。もちろん、この秋にも、同じくDCコミックスの実写映画化『スーサイド・スクワッド』で、マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインや、日本人女優の福原かれん演じるカタナなどが話題をさらっている。そんな、いま最も“バズっている”(=拡散されている)女性キャラたちに迫った。

■アメコミは“スーパーヒロイン”の時代へ!? 最強の女性たちに注目

まずは、DCコミックスのスーパーヴィラン(超悪役)たちが世界を救う“はめになる”『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クインだ。予告編映像などが解禁されるたび、そのクレイジーでポップなルックスや、ぶっ飛んだ小悪魔的言動、バットを振り回しハイヒールで見せる超絶アクションで、“悪カワ”ヒロインとして話題を独占。同作が全米で“バズった”理由の1つは、彼女の存在によるところが大きい。

ハーレイ・クインは、最凶ヴィラン・ジョーカーのことがとにかく大好き、バトル中でも彼からのメールはチェックしちゃう恋愛依存症ガール。しかも、もともとは彼を診ていた犯罪者専門の精神科医なのだから、どんな経緯が2人にあったのかは大いに気になるところ…。道化と狂気が共存する、(おそらく)壮絶な過去を抱えた“悪カワ”ヒロインを、見事に演じ切ったマーゴット自身の魅力も相まって、ファンはなおも増殖中! また、同作では、妖刀を操る女サムライ・カタナ(福原さん)のクールな闘いぶりや、非情なまでに悪役たちをこき使うアマンダ・ウォラー(ヴィオラ・デイヴィス)、カギを握る邪悪な魔女エンチャントレス(カーラ・デルヴィーニュ)と、“アクの強い”女性キャラクターたちが続々登場するのも見逃せない。

一方、マーベル作品でのヒロインも忘れてはならない。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でアイアンマン側についたブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)、キャプテン・アメリカ側のスカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)がよく知られているが、今回はTVシリーズ「マーベル エージェント・カーター」のペギー・カーター(ヘイリー・アトウェル)に注目。

ペギー・カーターといえば、キャプテン・アメリカと恋に落ちたエージェントで、S.H.I.E.L.D.(国際平和維持組織)の創設メンバーとして『アントマン』などの映画にもちらりと出演してきた。第二次世界大戦直後、S.H.I.E.L.D.前身の秘密諜報機関SSRに所属していたが、当時は完全な男性社会。同僚は彼女をキャプテン・アメリカの元・世話役で、お茶くみ&雑用要員としか思っていない。しかし、そんな彼女にある極秘任務を依頼するのが、アイアンマン/トニー・スタークの父、ハワードだ。アイアンマンの人工知能のモデルになったスターク家の執事ジャーヴィスも協力するが、このペギーのめちゃくちゃ強いこと! 時にはキャプテンを想って人知れず涙する一面もありつつ、カッコいいヒロインの先駆者的な存在となっている。

残念ながら、ドラマはシーズン2で打ち切りとなってしまったが、継続を望むファンからは署名運動が起こったほど。また、同じくTVシリーズの「エージェント・オブ・シールド」でも、“メイ姐さん”こと謎多き最強エージェント・メイや、元ハッカーのスカイ、ブロンド美女バーバラ・モースなど、強い女性たちが大活躍を見せている。

■世界を救う、アツいハートとク-ルな頭脳の“オタク系女子”!

実はこの夏、邦画洋画合わせて3DでNo.1の人気となったのが、『ゴーストバスターズ』だ。スクリーンから映像が飛び出るだけでなく、“ハミ出る” 3Dが好評で、同作を3Dで観た人は4割以上に及ぶ。主人公となったのは、超常現象を研究していた過去がばれ、大学を首になったエリン(クリステン・ウィグ)、エリンの旧友で研究ひと筋のアビー(メリッサ・マッカーシー)と、その研究パートナーの発明家ホルツマン(ケイト・マッキノン)の3人の学者に、地下鉄で働いていたNY歴史オタクのパティ(レスリー・ジョーンズ)という女性たち。

彼女たちが最新鋭の武器を駆使し、ニューヨークで暴れ回るゴーストたちを一掃する! のだが、主要キャストを全員女性でリブートさせたことやキャストのレスリーに対する非道な差別も話題となってしまった。だが、彼女たちのアツい友情と信念は、そんなものをやすやすと吹き飛ばしていく。高校時代、ゴーストを信じていたことからいじめにあっていたエリンは、本来の自分を“隠してきた”が、アビーと再会し、リアルなゴーストにも遭遇して改めて開眼する。

さらに注目なのは、普段はやることなすことが奇抜な、武器開発担当のホルツマン。エリンに何かとちょっかいを出すところもおもしろく、クライマックスで、二丁拳銃型プロトン・ガンをひと舐めし、次々とゴーストを倒していく姿には惚れる人が続出中。彼女が作りだした武器を、みんなで試すときのワチャワチャ感もたまらない。

もちろん、日本の理系女子だって負けてない。観客動員420万人突破、興収60億超えの『シン・ゴジラ』では、市川実日子が演じる環境省・自然環境局野生生物課長補佐、尾頭ヒロミが大人気だ。矢口(長谷川博己)や志村(高良健吾)、安田(高橋一生)ら、注目男子ぞろいの「巨大不明生物特設災害対策本部」、通称「巨災対」において、このバリバリ理系女子は自身の見解を冷静沈着に、超早口でまくしたてる。そもそも、海に出現したゴジラが「上陸する可能性は捨てきれない」、巨大なゴジラのエネルギー源を最初に言い当てたのは彼女。さすがのひと言しかないが、終始、ノーメイクで仏頂面(に見える)尾頭が、すべて終息したときに初めて見せる微笑みには、余計にキュンとなってしまう。

また、石原さとみ演じる米国大統領特使カヨコ・アン・パタースンも、圧倒的なシーン・スティーラー(シーン泥棒)だ。自身の野望のため? 保身のため? と思わせておきながら、祖母が生まれた国への愛を示してくれる姿には、グッと来た人も多いことだろう。 

ほかにも、年末には『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)、『バイオハザード:ファイナル』のアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)なども控える今年。いずれも基本的に、オタク気質で偏屈だったり、恋愛依存症だったり、アウトローだったり、ストイック過ぎたりと、ひと筋縄ではいかないヒロインたちばかり。しかし、やると決めたら有言実行で、世界を軽やかに救っていく姿に、ときめかずにはいられない。

《シネマカフェ編集部》

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