※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ディズニー新ヒロイン・モアナは宮崎駿作品の影響を受けていた!? プレミアで監督明かす

社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』、今年大ヒットした『ズートピア』のディズニー・アニメーションの最新作『モアナと伝説の海』。全米公開を11月23日(水)に控えた米現地時間11月14日

最新ニュース レポート
注目記事
左からリン=マニュエル・ミランダ、アウリィ・カルバーリョ、ジョン・ラセター、ドウェイン・ジョンソン/『モアナと伝説の海』(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
左からリン=マニュエル・ミランダ、アウリィ・カルバーリョ、ジョン・ラセター、ドウェイン・ジョンソン/『モアナと伝説の海』(C)2016 Disney. All Rights Reserved. 全 5 枚
拡大写真
社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』、今年大ヒットした『ズートピア』のディズニー・アニメーションが贈る最新作『モアナと伝説の海』

全米公開を11月23日(水)に控えた11月14日(現地時間)、ロサンゼルスのハリウッドにあるエル・キャピタン・シアターにて開催されたワールド・プレミアに、製作総指揮のジョン・ラセター、ロン・クレメンツ&ジョン・マスカー両監督、主人公“海に選ばれた少女”モアナの声優を射止めたアウリィ・カルバーリョ、マウイ役の声優を務めるドウェイン・ジョンソン、楽曲を手がけるトニー賞受賞のリン=マニュエル・ミランダが登壇。会場には、モアナが運命に導かれて旅立つ“海”を再現した美しいブルーカーペットが100m以上の長さで敷かれ、ディズニー・アニメーション史上最大級のプレミアとなった。

ラプンツェル、アナとエルサ、アリエルといった人気ヒロインたちを送りだしたディズニー・アニメーションの新たなヒロインは、“海に選ばれた”少女モアナ。海が大好きな彼女は、島の外に出ることを禁じられながらも、幼いころに海と“ある出会い”をしたことで、愛する人々を救うべく運命づけられる。立ちはだかる困難に悩み傷つきながらも、モアナは自分の進むべき道を見つけていく――。

この日のワールド・プレミアには、ジョン・ラセターをはじめ、『リトル・マーメイド』『アラジン』を手がけたクレメンツ&マスカー監督、アウリィ・カルバーリョらが登場し、会場は大盛況に。特設ステージでモアナ役のアウリィがフラダンスを披露すると、会場からは割れんばかりの拍手と歓声が上がり、『アナ雪』の“レリゴー”旋風に続く“モアナ旋風”が巻き起こる兆しを見せた。

毎回、プレミアにはオリジナルのアロハシャツで登場することでお馴染みのラセターは、“海”が舞台の本作にちなみ、青色にモアナが描かれたアロハシャツで登場。新ヒロインのモアナについて、「南の島で生まれ育ったモアナは、島から大海原に飛び出してその先に何があるのか見てみたいとずっと思っていたんだ。だけどモアナの両親はそれを許さない。でもモアナの心の声は、彼女に『行け!』と訴え続けるんだ」と壮大な大冒険の始まりについてコメント。さらに、「とってもエモーショナルな物語だから観るときはティッシュを忘れないでね。日本のみんなに早く観てほしいよ! ドウモアリガトウゴザイマス」と日本のファンへ熱いメッセージを寄せた。

モアナは海が大好きだが、島の外に出ることを禁じられている少女だ。しかし、“海に選ばれた少女”である彼女は、大海原に飛び出し、大冒険へと旅立つことになる。そんなモアナだが、実は日本のジブリ作品から影響を受けたとマスカー監督は明かす。「モアナは心の声に従い、強い信念を持つ新ヒロインなんだ。実は宮崎駿作品に登場するヒロインたちの影響を多く受けているんだよ」。

ジブリ作品のヒロインといえば、ナウシカを筆頭に、弱さもありながらも強い信念を持っているという共通点がある。「モアナは日本の女性たちにとってまさに理想の女性。周りの声に惑わされず、自分の心の声に従うという強さは、世界中の女性の心に響くはず」と、マスカー監督はモアナに込めた思いを話している。

そんなモアナの声優に大抜擢されたのは、ハワイ出身16歳の新星アウリィだ。彼女は厳しいオーディションをくぐり抜けて選ばれた、まさに現代のシンデレラガール。「モアナはとっても素敵なヒロインなの。私自身、15歳から16歳になる時期で、自分が何者かを探しているところ。モアナも大海原に飛び出して自分が何者なのか見つけるの。きっとみんなも同じように感じると思うわ」と、自らを重ね合わせて新しいヒロインに思いを寄せ、「ミテネ、モアナ!」とキュートな日本語でコメントした。

『モアナと伝説の海』は2017年3月10日(金)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]