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ナタリー・ポートマン、「いまの映画は白人男性ばかり」とハリウッドの現状を語る

ナタリー・ポートマンが現在のハリウッド映画界について、「白人男性ばかり」と発言した。

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ナタリー・ポートマンが現在のハリウッド映画界について、「白人男性ばかり」と発言した。

ナタリーはJ・F・ケネディ夫人だったジャクリーンを演じた『ジャッキー』の全米公開に合わせて、「New York Magazine」のウェブサイト「Vulture」のインタビューに応えて「お飾りみたいなものばかりで、素敵な女性の役がないから」と、ここ数年ハリウッドと距離を置いていた理由を語った。

ナタリーはウィリアム・ワイルダー監督の『サンセット大通り』(50)やアルフレッド・ヒッチコック監督の『マーニー』(64)を例に挙げて、「彼らはときどき性差別的な発言もするけど、自分を持った女性のキャラクターを主人公にしていたわ。でも、いまの映画は白人男性ばかり。ごくたまに女性についての作品があるという感じよ」とハリウッドの実情について語る。

次回作はアメリカ合衆国最高裁判事のルース・ベーダー・ギンズバーグの伝記映画『On the Basis of Sex』(原題)に主演するが、この作品にふさわしい女性監督が見つかるまで待ち続けたという。監督が誰なのかは今後発表予定だが、「いまのハリウッドにはびこるジェンダー差別の問題を考えると、そうしないわけにはいかないでしょう?」と、圧倒的に数の少ない女性監督の起用へのこだわりを見せた。

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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