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上から目線で傲慢!でもなぜか惹かれるギャップ男子=ドクター・ストレンジ

全米公開時には週末オープニング成績8,500万 ドル(約88億4千万円)となるNo.1ヒットスタートを切り、世界興収はすでに6億ドル超えを達成しているマーベル・スタジオの最新作『ドクター・ストレンジ』。日本での公開

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『ドクター・ストレンジ』(C)2016 MARVEL
『ドクター・ストレンジ』(C)2016 MARVEL 全 4 枚
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全米公開時には週末オープニング成績8,500万ドル(約88億4千万円)となるNo.1ヒットスタートを切り、世界興収はすでに6億ドル超えを達成しているマーベル・スタジオの最新作『ドクター・ストレンジ』。日本での公開が待たれる中、ベネディクト・カンバーバッチが演じるドクター・ストレンジは、実は最強の“ギャップ男子”であることが分かった。

本作の主人公ドクター・ストレンジは、天才外科医でありながら巨悪と戦う、という異色のヒーロー。天才ゆえか、その発言と態度は常に上から目線だ。しかし、そんなストレンジを演じたカンバーバッチは、「嫌われるくらい横柄にみえるけど、それでも、なぜかみんな彼のことが好きなんだ。彼にはものすごく人を惹きつける魅力があるからね」と言う。さらに、ストレンジの敵役であるカエシリウスを演じたマッツ・ミケルセンも、ストレンジについて「上から目線で傲慢だけど、知的でどこかユーモアがあるキャラクターなんだ」と説明。ストレンジには傲慢なだけではない、人間的な魅力があるという。

ふだんは上から目線で傲慢でも、実は〇〇といった、いわゆる“ギャップ萌え”キャラクターは、日本には馴染みが深いものだ。男性キャラでは「花より男子」の道明寺司、「のだめカンタービレ」の千秋先輩、女性キャラでは「新世紀エヴァンゲリオン」の惣流・アスカ・ラングレーや、「俺の妹がこんなに可愛いわけない」の高坂桐乃など、日本の大ヒットアニメや漫画には、いわゆる“ツンデレ”などの“ギャップ萌え”キャラが数多い。

例えば、イケメン4人組“F4”のリーダー・道明寺司は、表面上は典型的な“俺様”タイプ。しかし、恋愛に関しては意外に真面目で、1人の女性(牧野つくし)を思い続ける。また、「のだめ」の指揮者を目指すエリート音大生、千秋先輩も似ているところがあり、プライドが高くて俺様気質。でも、のだめを放っておけない世話好きで、面倒見のよい一面がある。「エヴァ」のアスカ・ラングレーもプライドが高く、負けず嫌い。その反面、周囲の言動に過敏であり、傷つきやすい。さらに「俺の妹」の桐乃は、容姿端麗、学力優秀、スポーツ万能の中学生だが、実は隠れて美少女ゲーム好きという驚異のギャップを持っている。

ストレンジの場合も、その上から目線の発言は、一見するとただの嫌な奴と思われがち。しかし、実は人の命を尊ぶ心が強く、人を救うことに関しては絶対に諦めない。それは彼のヒーローとしての戦い方にも表れており、医師としての誇りを持つ彼は敵ですら傷つけようとしないのだ。このヒーローとしての究極のギャップこそが、ストレンジをよりミステリアスにする最大の魅力なのかもしれない。

『ドクター・ストレンジ』は2017年1月27日(金)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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