第89回アカデミー賞ノミネーション発表 『ラ・ラ・ランド』が最多14ノミネート

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『ラ・ラ・ランド』 Photo credit:  EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND.  Photo courtesy of Lionsgate.(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
『ラ・ラ・ランド』 Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND. Photo courtesy of Lionsgate.(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. 全 5 枚 拡大写真
2月26日(現地時間)に開催される第89回アカデミー賞のノミネートが24日に発表。賞レースで快進撃中の『ラ・ラ・ランド』が最多14ノミネーションを得た。

日本のスタジオジブリが海外と共同製作した『レッドタートル ある島の物語』が長編アニメーション部門にノミネートされた。

今年のノミネーション発表は、ブリー・ラーソンや渡辺謙など、過去のアカデミー賞受賞者や候補者が映像に登場し、それぞれの思い出を語りながら候補を発表していくという新しいスタイル。

前哨戦の目玉の1つ、第74回ゴールデン・グローブ賞(以下、GG賞)で作品賞など候補になった部門すべてを制覇し、最多7部門を受賞した『ラ・ラ・ランド』は作品、監督、主演男優、主演女優、作曲、主題歌賞(2曲)など13部門で14ノミネーション。『イヴの総て』(50)『タイタニック』(97)と並ぶ最多ノミネーションを獲得した。

次いで、8部門で候補になったのは『メッセージ』、GG賞ドラマ部門作品賞を受賞した『ムーンライト』。後者はマハーシャラ・アリの助演男優賞受賞が有力視されている。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』、『LION/ライオン ~25年目のただいま~』、メル・ギブソンが1945年の沖縄戦を描いた『Hacksaw Ridge』(原題)が6部門で候補になった。

昨年の「オスカーは真っ白」騒動を受けて、各俳優賞でアフリカ系の俳優が候補入りを果たしている。主演男優賞にデンゼル・ワシントン、主演女優賞にルース・ネッガ、助演男優賞には前出のマハーシャラに加えてインド系のデヴ・パテル、助演女優賞は候補5人のうち3人(ヴィオラ・デイヴィス、オクタヴィア・スペンサー、ナオミ・ハリス)がアフリカ系だ。

GG賞ではドラマ部門の授賞は各作品が分け合う形になったので、アカデミー賞でも得票がバラついた結果、『ラ・ラ・ランド』が圧勝という形になる可能性もある。

今年は『ラ・ラ・ランド』が大本命視されているが、監督や俳優は各映画賞によって結果が異なる状況が続いている。先が読めないだけに、より楽しみなオスカー・レースが展開される。授賞式は2月26日(現地時間)、ロサンゼルスのコダック・シアターで開催される。


主要部門候補は以下の通り

作品賞
『メッセージ』
『Fences』(原題)
『Hacksaw Ridge』(原題)
『最後の追跡』
『Hidden Figures』(原題)
『ラ・ラ・ランド』
『LION/ライオン ~25年目のただいま~』
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
『ムーンライト』


主演男優賞
ケイシー・アフレック(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)
アンドリュー・ガーフィールド(『Hacksaw Ridge』原題)
ライアン・ゴズリング(『ラ・ラ・ランド』)
ヴィゴ・モーテンセン(『はじまりへの旅』)
デンゼル・ワシントン(『Fences』原題)


主演女優賞
イザベル・ユペール(『ELLE』)
ルース・ネッガ(『ラビング 愛という名前のふたり』)
ナタリー・ポートマン(『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』)
エマ・ストーン(『ラ・ラ・ランド』)
メリル・ストリープ(『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』)


助演男優賞
マハーシャラ・アリ(『ムーンライト』)
ジェフ・ブリッジズ(『最後の追跡』)
ルーカス・ヘッジズ(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
デヴ・パテル(『LION/ライオン ~25年目のただいま~』)
マイケル・シャノン(『Nocturnal Animals』原題)


助演女優賞
ヴィオラ・デイヴィス(『Fences』原題)
ナオミ・ハリス(『ムーンライト』)
ニコール・キッドマン(『LION/ライオン ~25年目のただいま~』
オクタヴィア・スペンサー(『Hidden Figures』原題)
ミシェル・ウィリアムズ(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)


監督賞
ドゥニ・ヴィルヌーヴ(『メッセージ』)
メル・ギブソン(『Hacksaw Ridge』原題)
デイミアン・チャゼル(『ラ・ラ・ランド』)
ケネス・ロナガン(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)
バリー・ジェンキンス(『ムーンライト』)


脚色賞
『メッセージ』
『Fences』(原題)
『Hidden Figures』(原題)
『LION/ライオン ~25年目のただいま~』
『ムーンライト』

オリジナル脚本賞
『最後の追跡』
『ラ・ラ・ランド』
『ロブスター』
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
『20センチュリー・ウーマン』

撮影賞
『メッセージ』
『ラ・ラ・ランド』
『LION/ライオン ~25年目のただいま~』
『ムーンライト』
『沈黙 -サイレンス-』


作曲賞
『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
『ラ・ラ・ランド』
『LION/ライオン ~25年目のただいま~』
『ムーンライト』
『パッセンジャー』

主題歌賞
「Audition」(『ラ・ラ・ランド』)
「Can't Stop the Feeling」(『Trolls』原題)
「City of Stars」(『ラ・ラ・ランド』)
「The Empty Chair」(『Jim: The James Foley Story』 原題)
「How Far I'll Go」(『モアナと伝説の海』)

長編アニメーション映画賞
『Kubo and the Two Strings』(原題)
『モアナと伝説の海』
『My Life as a Zucchini』(原題)
『レッド・タートル ある島の物語』
『ズートピア』

外国語映画賞
『幸せなひとりぼっち』(スウェーデン)
『ヒトラーの忘れもの』(デンマーク)
『Tanna』(オーストラリア)
『セールスマン』(イラン)
『ありがとう、トニ・エルドマン』(ドイツ)

《text:Yuki Tominaga》

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