※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

『ラ・ラ・ランド』英国アカデミー賞で最多5部門を受賞

第70回英国アカデミー(BAFTA)賞授賞式が12日(現地時間)、ロンドンで開催され、『ラ・ラ・ランド』が作品賞など最多5部門で受賞を果たした。

最新ニュース ゴシップ
注目記事
『ラ・ラ・ランド』キャスト&監督-(C)Getty Images
『ラ・ラ・ランド』キャスト&監督-(C)Getty Images 全 9 枚
拡大写真
第70回英国アカデミー(BAFTA)賞授賞式が12日(現地時間)、ロンドンで開催され、『ラ・ラ・ランド』が作品賞など最多5部門で受賞を果たした。

作品賞のほかにデイミアン・チャゼルが監督賞、エマ・ストーンが主演女優賞を受賞、さらに撮影賞と作曲賞にも輝いた。

エマは受賞スピーチで「分断が激しいこの時代に、創造性というポジティブな贈り物がいかに国境を越えて伝わり、人々をほんの少しでも孤独から救うことができるのを讃えるために、私たちが集えるのは特別なことだと思います。BAFTAに感謝します」と語った。

主演男優賞は『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレックが受賞、助演男優賞は『LION/ライオン~25年目のただいま~』のデヴ・パテル、助演女優賞は『Fences』(原題)のヴィオラ・デイヴィスが受賞。英国映画作品賞はケン・ローチ監督の『わたしは、ダニエル・ブレイク』、新人賞に当たるEEライジングスター賞は、『スパイダーマン:ホームカミング』の主演に抜擢されたトム・ホランドに輝いた。

授賞式には、英国映画芸術アカデミー会長でもあるウィリアム王子が、キャサリン妃を伴って出席。アレキサンダー・マックイーンのドレスを着たキャサリン妃は、集まった映画スターたちに勝る注目を集めていた。

主な受賞結果は以下の通り。

作品賞:『ラ・ラ・ランド』
英国映画作品賞:『わたしは、ダニエル・ブレイク』
主演男優賞:ケイシー・アフレック(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)
主演女優賞:エマ・ストーン(『ラ・ラ・ランド』)
助演男優賞:デヴ・パテル(『LION/ライオン~25年目のただいま~』)
助演女優賞:ヴィオラ・デイヴィス(『Fences』原題)
オリジナル脚本賞:ケネス・ロナーガン(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)
脚色賞:ルーク・デイヴィス(『LION/ライオン~25年目のただいま~』)
撮影賞:リヌス・サンドグレン(『ラ・ラ・ランド』)
編集賞:『Hacksaw Ridge』(原題)
メイクアップ&ヘア賞:『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』
衣裳デザイン賞:『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
美術賞:『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
視覚効果賞:『ジャングル・ブック』
作曲賞:ジャスティン・ハーウィッツ(『ラ・ラ・ランド』)
音響賞:『メッセージ』
外国語映画賞:『サウルの息子』(フランス/トルコ/ドイツ)
ドキュメンタリー賞:『13th 憲法修正第13条』
アニメーション映画賞:『Kubo and the Two Strings』(原題)
英国デビュー賞:『Under the Shadow』(原題)
EEライジングスター賞:トム・ホランド

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

+ 続きを読む

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]