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妻夫木聡、チャン・チェンから“勝負パンツ”のプレゼント!「新婚旅行でぜひ使って」

3月18日(土)より4Kレストア・デジタルリマスターとしてスクリーンで復活する『クー嶺街(リンチェ)少年殺人事件』

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『クー嶺街少年殺人事件』(C)1991 Kailidoscope
『クー嶺街少年殺人事件』(C)1991 Kailidoscope 全 2 枚
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3月18日(土)より4Kレストア・デジタルリマスターとしてスクリーンで復活する『クー嶺街(リンチェ)少年殺人事件』の舞台挨拶が3月14日(火)に行われ、主人公を演じたチャン・チェンが登壇。またサプライズゲストとして、俳優・妻夫木聡も登場した。

1960年代の台湾・台北。夜間中学に通う小四(シャオスー)は不良グループ“小公園”に属する王茂(ワンマオ)らといつもつるんでいた。小四はある日、小明(シャオミン)という少女と知り合う。彼女は小公園のボス、ハニーの女で、ハニーは対立するグループ“217”のボスと、小明を奪い合い相手を殺し、姿を消していた。小明への淡い恋心を抱く小四だったが、ハニーが突然戻ってきたことからグループの対立は激しさを増し、小四たちを巻き込んでいく――。

名匠エドワード・ヤン監督が1991年に発表した伝説の傑作『クー嶺街少年殺人事件』。1960年代の台湾を舞台に、実際に起きた事件に着想を得た本作は、少年少女の青春のきらめきと残酷さ、そして「時代のうねり」を鮮烈な映像と秀逸な脚本で映し出し、BBCが1995年に選出した「21世紀に残したい映画100本」に台湾映画とし て唯一選出されるなど、映画史上に燦然と輝く傑作として評価され、これまで世界中のクリエイターや多くの映画ファンたちに熱狂的に支持されてきた。そんな本作が、今回ヤン監督の生誕70年、没後10年となる節目の今年、25年ぶりに再上映が決定。

この日の舞台挨拶に登壇したのは、ヤン監督に見出され本作で主人公の小四を演じ鮮烈なデビューを飾ったアジアを代表するチャンと、当時を最もよく知るプロデューサーのユー・ウェイエン。ヤン監督についてチャンは、「私にとってとても特別な存在です。そして、この『クー嶺街少年殺人事件』 は、私の人生にとってとても特別です。これがなかったら、役者になっていなかったし、初めての来日も東京国際映画祭の上映でした、どれだけ時間が経っても、この作品はその様な縁をもたらしてくれます」と本作は自身にとって特別で大切な作品だとコメント。

また、ホウ・ シャオシェン監督『黒衣の刺客』でチャンと共演し、共にカンヌ国際映画祭にも参加している妻夫木さんは、「本当にいい人なんです! 『春の雪』(行定勲監督)の現場に見学に来ていて、そこで初めて会いました。それから、彼が日本に来るたびにご飯も一緒に行ったりしていて、日本語もかなり勉強しているので、いつも日本語で会話しています(笑)」とチャンとの交流を明かす。さらに、先日『怒り』で「日本アカデミー賞」最優秀助演男優賞を受賞した妻夫木さんに、チャンから逆サプライズが! まさかの“勝負パンツ”がプレゼントされ、ジョーズがデザインされたインパクトのあるデザインに会場は爆笑。チャンは「新婚旅行でぜひ使って!」と冗談交じりに笑顔でプレゼントしていた。

『クー嶺街少年殺人事件』は角川シネマ有楽町にて公開中、3月18日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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