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原作&カッコよさ優先! 映画のルールを飛び越えた『ジョジョ』ならでは描写がスゴイ

キャラクタービジュアルも発表され、期待と不安、驚きの声が入り乱れる、今年の漫画原作実写映画No.1注目作…

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『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』現場取材(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』現場取材(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社 全 4 枚
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キャラクタービジュアルも発表され、期待と不安、驚きの声が入り乱れる、今年の漫画原作実写映画No.1注目作『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第1章』の撮影現場に潜入!

仗助&承太郎が最初の難敵となるアクア・ネックレスと戦う様子が明らかになると共に、『ジョジョ』ならではとも言える映画の文法を無視した意外な描写も! 仗助役の山崎賢人、承太郎役の伊勢谷友介、そして三池崇史監督のコメントも到着した。

この日の撮影が行われたのは、仗助&承太郎が、最狂の凶悪犯・アンジェロが操るスタンド“アクア・ネックレス”と戦うシーンで、舞台は仗助の家。水を媒介に攻撃を仕掛けてアクア・ネックレスに2人が立ち向かう。

原作漫画でも、加湿器の蒸気、やかんの湯気などあらゆる水分を武器にアンジェロが侵入を試みるさまが描かれるが、これを映画でもそのまま再現! 撮影には実際に大量の水――しかも粘着性を出すために片栗粉を混ぜられたとろみのある水が使用されており、撮影前からスタッフが、仗助の家のリビングルームにホースで大量の水をまき、さらに上からはもくもくと蒸気が立ち込める! 扉が開き、蒸気が入り込んでくるのだが、この蒸気の動きについて三池監督から何度も細かい注文が飛ぶ。もちろん、蒸気の動きをコントロールするのはかなりの至難の業であるのは想像に難くないが、さすが百戦錬磨の三池組スタッフとあって見事に監督の指示通りの画を作り上げていく。

ここで、人物の動きとしてポイントになるのが伊勢谷さん演じる承太郎の“目”の動き。漫画のように承太郎の目がアップで映し出され、その動きによって、承太郎がアンジェロの接近を感じるのだが、アップになればなるほど、伊勢谷さんによる承太郎の再現度の高さを実感させられる。クールな表情の中でギラリと鋭い輝きを見せる眼光は承太郎そのもの! 全身白一色の承太郎と、学ラン&奇抜なリーゼントまで黒一色の仗助が居並ぶ姿は圧巻!!

撮影後、山崎さん、伊勢谷さん、三池監督に話を聞いた。山崎さんは、改めて「日々、一個一個作り上げていく中で、三池さんの演出で自由にやらせていただいています。このセットもすごく素敵ですし、キャストの方と力を合わせてやってるので、出せるだけの力を振り絞ってやっています」と本作への意気込みを語る。

伊勢谷さんは全身白の承太郎コーディネートについて「白の上下は僕には恥ずかしい(笑)。普段は避けるところですが、あえてそこに乗ってます!」とニヤリ。原作通りに髪の毛と一体化したような帽子についても「頭なのか? 帽子なのか? わかんないところも楽しみにしてほしい」と語る。学生時代から愛読していたという『ジョジョ』の実写映画で人気No.1の承太郎を演じるということに興奮しつつ「日々やりながら、現場にいると、この世界観が“普通”になっていく不思議さがある」とも。

原作ファンの伊勢谷さんならではの、承太郎を演じてみての楽しさを尋ねると「普段の僕はそんなこと言わないけど『俺は女が騒いでるとムカつくんだ!』という、原作にもあるセリフが出てきます(笑)。このご時世、いろんなところから批判をたっぷり返されそうな言葉を言うのは、演技の醍醐味ですね。なのでキレすぎてしまって、女の子たちの方が監督に『あれくらいキレるくらい騒いで!』と怒られてましたね(笑)。申し訳ない!」と楽しそうに語った。

ちなみに現場でモニターを見ていると、帽子についている原作でもおなじみの“JO”のバッジが、シーンごとに承太郎の顔の向きに応じて、キチンと映りこむように右に左にと入れ替わっている。通常の“映画のルール”から逸脱したこの点について、三池監督は「原作でもそうなってるんですよね。映画では許されないけど『ジョジョ』ならいいだろうと。僕らの常識を取っ払い、原作を味方にして映画を撮っている感覚です」と明かす。もともと、キャラクタースーパーバイザーとメイクスタッフが「逆についてたら便利だね」と話していたのを採用し、あとになって原作でも承太郎の動きに応じて入れ替わっていることに気づいたそうで、まさに『ジョジョ』ならでは!

現場では、伊勢谷さんが、報道陣の前で慎重に言葉を選びつつ話す山崎さんを「普段はもっとしゃべってるじゃん(笑)!」と“兄貴分”のようにイジる姿も。この日のシーンをはじめ、仗助と承太郎の信頼と尊敬で結ばれた関係性は本作においても重要な要素であり、ジョースター家の血で繋がっている2人がどんな戦い、コンビネーションを見せてくれるのか? この先のシーンも楽しみだ。

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は8月4日(金)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』

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