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戦時下の修道女たちを救った実在の女医を名匠が映画化!『夜明けの祈り』

『ココ・アヴァン・シャネル』や『ボヴァリー夫人とパン屋』などで知られる女性監督アンヌ・フォンテーヌの最新作

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『夜明けの祈り』 (C) 2015 MANDARIN CINEMA AEROPLAN FILM MARS FILMS FRANCE 2 CINEMA SCOPE PICTURES
『夜明けの祈り』 (C) 2015 MANDARIN CINEMA AEROPLAN FILM MARS FILMS FRANCE 2 CINEMA SCOPE PICTURES 全 1 枚
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『ココ・アヴァン・シャネル』『ボヴァリー夫人とパン屋』などで知られる女性監督アンヌ・フォンテーヌの最新作『Les Innocentes』(原題)が、邦題『夜明けの祈り』として8月5日(土)より日本公開されることが決定した。

舞台は、1945年12月のポーランド。赤十字で医療活動を行うフランス人女医マチルドのもとに、悲痛な面持ちで助けを求めるシスターがやってくる。修道院を訪れたマチルドが目の当たりにしたのは、ソ連兵の蛮行によって身ごもり、信仰と現実の狭間で苦しむ7人の修道女だった。そこにある“命を救う”使命感に駆られたマチルドは、幾多の困難に直面しながらも激務の合間を縫って修道院に通い、孤立した彼女たちの唯一の希望となっていく…。

本作は、『ドライ・クリーニング』『ココ・アヴァン・シャネル』など、女性の生き方や愛にめざめていく人々のドラマを、甘美かつ官能的に描いてきたアンヌ・フォンテーヌ監督の最新作。第二次世界大戦末期の悲劇的な事件によって心身共に傷ついた修道女を救うために尽力した、若きフランス人医師マドレーヌ・ポーリアックをモデルに映画化。第42回仏セザール賞にて作品賞、監督賞など主要4部門にノミネートを果たした。

過酷な運命を背負った修道女の唯一の希望となった主人公の勇敢な女医マチルドを、凜とした演技で魅せるのは新鋭女優ルー・ドゥ・ラージュ。仲間を救いたいという想いと篤い信仰心の狭間で揺れるシスター・マリア役には、『ハミングバード』『イレブン・ミニッツ』のアガタ・ブゼク、修道院長には『イーダ』の叔母役で世界から絶賛されたポーランドの名女優アガタ・クレシャが務めている。

国境や宗教や人種を越えた絆が胸を打ち、観るものに“かけがえなき命”の尊さを伝えるる真実の物語は、いまこそ観ておきたい1本といえそうだ。

『夜明けの祈り』は8月5日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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