M・ファスベンダー&A・ヴィキャンデルが恋に落ちた!美しい孤島に注目

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『光をくれた人』ロケーション (C)2016 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC
『光をくれた人』ロケーション (C)2016 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC 全 8 枚 拡大写真
マイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルの共演で贈る『光をくれた人』が、5月26日(金)より全国公開される。本作の撮影中に恋に落ちた2人のリアルな夫婦の演技が話題を呼んでいるが、今回はそんな2人の恋を後押した雄大なロケーションに注目。なかでも、印象的に登場する“灯台”はオーストラリア、ニュージーランドの300を越える灯台の中から選ばれたという。

恋に落ち、結婚したカップルの幸福な記憶と愛の破綻を描いた傑作『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランスの最新作となる本作。M・L・ステッドマンによる「海を照らす光」を原作にした物語は、孤島で暮らす灯台守の夫婦に訪れる、幸福と痛みが繊細に描かれ、ひたすらに最愛の人を守ろうとする彼らの姿に涙する人が世界中で続出しているという。

これまでの作品でも“演技”を越えたリアルを求めてきたシアンフランス監督は、本作でもわずかなキャストとスタッフだけで人里離れたロケ地で共同生活を行い、徹底的にリアリティを追求。撮影中に実際に恋に落ちたファスベンダーとヴィキャンデルの、まさに演技を越えた熱演も見どころとなっている。

物語の舞台となるのは、“ヤヌス・ロック島”。灯台守の夫婦トムとイザベルの正反対のキャラクターや、戦争の傷跡から逃れられない過去と夫婦の希望として描く未来など、劇中でたびたび暗示される対極の2つのものの象徴として、終わりと始まりの2つの顔を持つローマの神・ヤーヌスに由来しているという。「ヤヌスは、明暗、愛憎、真実とウソと、二面性を持った島だ。島には大きな喜びと共に苦痛があり、生と死がある。私には神話に出てくる場所のように感じていたし、誰も作ったことのないものを作ることに興奮していた」と、シアンフランス監督は語る。

そんな神話のようなロマンティックなロケーション選びの中でも、特に重点を置かれたのが、物語を特徴づける“灯台”だ。昔から文学の世界では、神聖な確固たる場所として表されてきた灯台。劇中で主人公トムは灯台守として働いており、暗闇の中でも人々を導き出す希望の光の象徴として灯台が描かれている。

原作の持つイメージを映し出す灯台を探し出すために、スタッフはオーストラリアとニュージーランドに存在する300以上の灯台を訪ね歩いたという。そんななか、探し出されたのがニュージーランド南島の最北端のクック海峡にあるキャンベル岬灯台。1870年から、強風が吹く“魔の海”を通る船舶を誘導してきたこの灯台は、高さが22mあり、その下には灯台守の宿舎と庭があるというピッタリのものだった。「2つの国を隅々まで探して、キャンベル岬灯台を見つけたんだ。デレク監督がその灯台に立って、海を見渡し、岩礁を見たとき、まさに我々の考えていたヤヌスだと思ったね。デレクは特に2つの大洋がぶつかって見えるところが気に入ったんだよ」とローケーション・マネージャーのジャレド・コノンはふり返っている。

孤島で暮らす、灯台守とその妻。2人の育んだ愛をいっそう引き立てる、まさに神話のようにロマンティックなロケーションも見逃せない。

『光をくれた人』は5月26日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。

《text:cinemacafe.net》

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