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ラファエロ、レンブラント…巨匠の名画がスクリーンに『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』本編映像

日本でも美術展が開催され、人気の高い美術館の1つであるロシアのエルミタージュ。世界遺産にも登録され、世界一といわれる所蔵品の数々に迫った…

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レンブラント「放蕩息子の帰還」『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』Hermitage Revealed (C)Foxtrot Hermitage Ltd. All Rights Reserved. 
レンブラント「放蕩息子の帰還」『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』Hermitage Revealed (C)Foxtrot Hermitage Ltd. All Rights Reserved.  全 5 枚
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日本でも美術展が開催され、人気の高い美術館の1つであるロシアのエルミタージュ。世界遺産にも登録され、世界一といわれる所蔵品の数々に迫ったドキュメンタリー『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』から貴重な本編映像の一部が解禁となった。

フランスのルーヴル(1793年設立)、米国のメトロポリタン(1870年設立)と並び、世界三大美術館といわれるロシアのエルミタージュ。なかでも、1764年創立のエルミタージュ美術館は最も歴史が古く、当時の日本は江戸時代、第10代将軍・徳川家治のころ。絵画、彫像、宝飾品、陶磁器、武具など膨大な所蔵品は世界一といわれ、300万点の至宝に、2,000の部屋、ほかのどの美術館よりも多い学芸員を有し、年間366万人以上(2015年)の入場者が訪れる世界最大級の美術館だ。

そのエルミタージュ美術館に迫った貴重なドキュメンタリーとなる本作。今回解禁された本編映像は、そんなエルミタージュの至宝の一部を垣間見ることができる。

最初に登場するのは、ルネサンスのイタリア人画家ティツィアーノ。ミケランジェロが嫉妬し、ルーベンスやルノワールが憧れたといわれるティツィアーノの「エジプトへの逃避」が紹介される。次に登場するのが、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロと並ぶルネサンス三大巨匠の一人、ラファエロの絵画「聖ゲオルギウスと竜」。1771年に購入した“クロザコレクション”でロシアは初めてラファエロの作品を手に入れた。

最後に登場するのが、バロック期を代表するオランダの画家レンブラントの晩年の聖書画で、彼の最高傑作と呼ばれる「放蕩息子の帰還」。新約聖書ルカ福音書における「放蕩息子」の逸話が題材とされる。父から財産を等分に与えられた兄弟のうち、弟は家を出て放蕩し財産を消費した後、最後には実家へと戻るが、父は息子の帰還を喜び祝福を与える姿を描いたものといわれる。館内のその絵画の前は、いつも来館者で賑わっている人気の作品となっている。


ちなみに、エルミタージュ美術館にレンブラント作品は20枚以上所蔵されており、それらが展示されている部屋は“レンブラントの間’”と呼ばれている。また、ダ・ヴィンチの絵画を2点所蔵しており、ルーヴル美術館(4点)、ウフィッツィ美術館(3点)に次ぐものである。

本作は、そんな数々の美術品を高画質で堪能することができる貴重な機会。その荘厳の美をスクリーンでも確かめてみて。

『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』は4月29日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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