東出昌大、朝ドラ“妹”の高畑充希とそろっての授賞式参加に感慨!

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東出昌大&高畑充希/第26回 日本映画批評家大賞
東出昌大&高畑充希/第26回 日本映画批評家大賞 全 13 枚 拡大写真
「第26回 日本映画批評家大賞」授賞式が5月16日(火)に開催され、『湯を沸かすほどの熱い愛』が作品賞、監督賞(中野量太)、主演女優賞(宮沢りえ)、助演女優賞(杉咲花)の4冠に輝いたほか、各賞に輝いた高畑充希、東出昌大、樹木希林、小林薫らが出席した。

水野晴郎が発起人となり、淀川長治、小森和子ら映画評論家の提唱で設立され、今年で26回目を迎える同賞。アニメーション部門では『聲の形』が作品賞を受賞し、『君の名は。』の新海誠監督が監督賞、『風のように』の野沢雅子が声優賞、そしてアニメーション界での長年の活躍を称えるダイヤモンド大賞(淀川長治賞)は、松本零士に贈られた。

実写部門では、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』に出演した高畑充希と岩田剛典(「三代目 J Soul Brothers」)が揃って新人女優賞(小森和子賞)と新人男優賞(南俊子賞)を受賞。高畑さんは「人生で一度の初主演映画がこの作品でよかったです。タイトな撮影でしたが、現場の空気がメチャクチャ温かくて、眠くてもまた明日、現場があるのが嬉しくワクワクしながら現場に行けました。大切な1作でこんな素敵な賞をいただけて嬉しいです」と挨拶。審査委員から、同作で「腹黒い」一面を見せたと評されると「これからも輝いて行けるように、腹黒く(笑)、頑張っていきたいと思います」と笑顔を見せた。

『聖の青春』で棋士・羽生善治を演じた東出さんは、助演男優賞を受賞。ちなみに東出さんと高畑さんは、NHKの朝ドラ「ごちそうさん」(2013年)で兄妹を演じており、東出さんは授賞式の場での再会に感慨深げ。「放送前に淀川まで自転車を走らせて、釣り糸を垂らして川べりで下らない話をした」と当時を述懐する。4年を経て、それぞれに俳優として高い評価を得るようになったが、こうした場で顔を合わせると「あの頃に戻れる」と嬉しそうに語り「自分が何者かになってしまったかのような危機感を覚えますが、あの頃は何者でもなかったし、実はいまも何者でもない」と自らを戒める。そして「俳優になって5年が経ちましたが、謙虚な気持ちを忘れずに、驕りを持たず、今後も全力で銀幕で存在出来れば」と語った。

映画界への功績を称える「ダイヤモンド賞(淀川長治賞)」を実写部門で受賞したのは、樹木希林。2時間以上に及ぶ授賞式の最後に壇上に立った樹木さんは開口一番「長かったですね(笑)」。さらに「こないだ読んだ言葉で、『国を滅ぼすのは青年の失敗ではなく、老人の跋扈だ』というのがあり、つくづくそう思いました」とニヤリ。同じく映画、演劇界への功績をたたえる「ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞)」を受賞した小松政夫が、受賞を機に「あと5年、いや10年は頑張りたい」と語ったことに触れ、樹木さんは「あと1年は生き延びて、映画に取り組んでいけたら」と語り、会場は笑いと温かい拍手に包まれた。

【第26回 日本映画批評家大賞】

実写部門・作品賞:『湯を沸かすほどの熱い愛』
実写部門・監督賞:中野量太監督(『湯を沸かすほどの熱い愛』)

主演男優賞:小林薫(『続・深夜食堂』)
主演女優賞:宮沢りえ(『湯を沸かすほどの熱い愛』)
助演男優賞:東出昌大(『聖の青春』)
助演女優賞:杉咲花(『湯を沸かすほどの熱い愛』)

新人女優賞:高畑充希(『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』)
新人男優賞:岩田剛典(『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』)

実写部門・ダイヤモンド大賞:樹木希林

ゴールデン・グローリー賞:奈良岡朋子/小松政夫
ドキュメンタリー賞:日比遊一(『健さん』)
撮影賞:北信康(『エヴェレスト 神々の山嶺』
編集賞:穂垣準之助(『ちはやふる』
脚本賞:西川美和(『永い言い訳』
映画音楽賞:加古隆(『エヴェレスト 神々の山嶺』)
新人監督賞:小路紘史(『ケンとカズ』)

アニメーション部門・作品賞:『聲の形』
アニメーション部門・監督賞:新海誠(『君の名は。』)
アニメーション部門・声優賞:野沢雅子(『風のように』)
アニメーション部門・ダイヤモンド大賞:松本零士

《text:cinemacafe.net》

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