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アメリカンドリームはきれいごとじゃ叶わない!?『ファウンダー』『ゴールド』連続公開

アメリカンドリームーーそれは、出自とは関係なく、志と情熱を抱いた誰もが思い描くことができるが、ごくひと握りの人間だけが、自らの手で成功を掴み取ること。実際の出来事、実在の人物をベースにした映画は

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『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』 (C)2016 Speedee Distribution,LLC. ALL RIGHTS RESERVED
『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』 (C)2016 Speedee Distribution,LLC. ALL RIGHTS RESERVED 全 11 枚
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アメリカンドリーム――それは、出自とは関係なく、志と情熱を抱いた誰もが思い描くことができるが、ごくひと握りの人間だけが、自らの手で成功を掴み取ること。実在の人物、実際の出来事をベースにした映画は数多くあれど、まさに“これぞ!アメリカンドリーム”といえる2本が、これから連続公開される。

一攫千金を目指し、金鉱採掘に命を懸け、ジェットコースターのような人生を生きた男と、52歳という遅咲きながら飽くなき野心を持ち続け、ついには誰もが知る世界規模のファーストフードチェーンの創始者となった男。観れば、あなたも何かを成し遂げたくなる(?)、そんな刺激的な2作品をご紹介!

■マシュー・マコノヒー主演『ゴールド/金塊の行方』
なぜ170億ドルの金塊が、一晩で消えたのか――。アメリカ経済に大混乱をもたらした衝撃の一大詐欺事件をもとに『ダラス・バイヤーズクラブ』のオスカー俳優マシュー・マコノヒーが驚異の肉体改造を経て主演&製作を務める。

破産寸前から一転、インドネシアの奥地で金塊を掘り当てた男としてアメリカ、そして世界へその名をとどろかせ、ついに幸運を掴んだ男ケニー。だが、欲にまみれた人間の本質が金<ゴールド>によってあぶり出され、ケニーは巧妙に仕組まれた大事件へと巻き込まれていく。マコノヒーがここまで本作に執着した理由の1つとして、父親がダイヤモンド鉱山の採掘をしていたことを述懐しており、男たちが夢を追い、冒険を夢見る姿にアメリカという国の風景を重ねていることは想像に難くない。オスカー受賞後であっても、自由自在に肉体を操るマコノヒーは、主人公のタフさ、痛み、情熱を体現。確固たる地位を築いた彼があえて選んだ本作で、どんな姿を見せてくれるのだろうか。

■マイケル・キートン主演『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』
『ウォルト・ディズニーの約束』『しあわせの隠れ場所』のジョン・リー・ハンコック監督、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたマイケル・キートンを主演に迎えた最新作。52歳にしてマック&ディック兄弟のハンバーガー店“マクドナルド”と出会い、その革新的なシステムに勝機を見い出し、壮大なフランチャイズビジネスで“マクドナルド“の創業者となったレイ・クロック。

最後まで決して満足することなく、さらなる成功へと飽くなき野望を持つレイは「きれいごとだけでは、夢は絶対に叶わない」とその姿勢を貫き通す。1950年代~60年代のファッション、音楽などアメリカンカルチャーと時代の空気感が目にも楽しめるだけでなく、誰もが知っている世界最強のハンバーガー店“マクドナルド”の誰も知らない誕生のウラが暴かれる。スリリングな駆け引きでレイがのし上がっていく様に、何かを成し遂げたいという向上心とともに、胃袋も刺激されるかも。

そんなアメリカンドリームに命を懸けた男たちに、注目だ。

『ゴールド/金塊の行方』は6月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。

『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』は7月29日(土)より角川シネマ有楽町、角川シネマ新宿、渋谷シネパレスほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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