“プロフェッサーX”も卒業…パトリック・スチュワートが人気シリーズへの思い語る

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『LOGAN/ローガン』(C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation
『LOGAN/ローガン』(C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation 全 8 枚 拡大写真
ヒュー・ジャックマンが自身“最後”のウルヴァリンを全身全霊で演じる『LOGAN/ローガン』。実は、本作で“卒業”するのはヒューのウルヴァリンだけではない。シリーズ開始当初からプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア役を務めてきたパトリック・スチュワートも、本作をもって“卒業”する。このたび、最後の作品について語るパトリックのインタビュー映像が到着した。

“アメコミ映画初”となるベルリン映画祭での上映後にスタンディングオベーションが起き、全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」のトップ批評家による評価でも92%(5月30日付)という高評価を維持し続けている本作。先日の来日でも、ヒューは「ウルヴァリン映画の決定版になった」と自信をのぞかせていた。

そして、ヒューと同様、17年にわたってチャールズ・エグゼビア、通称プロフェッサーXを演じてきたパトリック。チャールズは史上最強のテレパシー能力を持ち、他人の心を読んだり、記憶を操作したりできるキャラクターだ。かつてミュータントと人類の共存を願い、“恵まれし子らの学園”を設立したが、現在は衰弱して療養中の身。発作によるスーパーパワーの暴走を抑えるために薬を服用している。

到着した映像でパトリックは、自身の役どころについて「介護者が必要」な状態になっていることを明かす。「長い間、基本的にはチャールズのほうがローガンを気にかけ寄り添っていた側だった。ローガンが自分の能力をきちんと制御し、抑制できるようにね」といままでの2人の関係をふり返りつつ、本作では、その2人の関係が逆転していることを説明する。

それだけでなく、「出来事も登場人物の態度も関係性も予想外だ。そして最も強烈な魅力は基本原則の変化にあると思う。シリーズで慣れ親しまれてきた基本原則が覆る」と意味深に続ける。それが、「アメコミの常識を突き破る映画だ!」(USA TODAY)と言われる所以なのだろうか? しかし、これまでのシリーズとは全く違う視点から描かれてはいるものの、「誤解してほしくないのは、本作のウルヴァリンがいままでの彼とは全く違わないということだ」とパトリックは言う。「彼を取り巻く環境が変わっただけのことだ」と、まるでチャールズそのもののようにローガンについて分析している姿が印象的だ。


早くも、「パトリック・スチュワートのオスカーノミネートに値する演技」(LRM)、「スチュワートの演技は過去最高だ」(MOVIEFONE)と、各メディアからはスチュワートの演技に絶賛の声が上がっている。さらに、17年共にそれぞれのキャラクターを演じてきたパトリックについて、ヒューもまた「彼はチャールズ役を楽しんでいる。彼の演技は美しく、奥深く、陰影があり、複雑で心に響く。時に驚くほど明快だ」と、一番近くで長い間その演技を見てきたことをふり返っている。

ヒューのローガン/ウルヴァリンからの卒業はもちろん、パトリックのチャールズ/プロフェッサーXからの卒業も、胸に迫るものとなるに違いない。

『LOGAN/ローガン』は全国にて公開中。

《text:cinemacafe.net》

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