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【予告編】萩原みのり&久保田紗友がW主演!瑞々しい青春ドラマ『ハローグッバイ』

「第29回東京国際映画祭」で日本映画スプラッシュ部門に正式出品され、「繊細な少女の心を映し出した傑作」と観客たちから高い評価を得た菊地健雄監督作『ハローグッバイ』。この度、本作の予告編と場面写真が公開された。

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『ハローグッバイ』(C)2016 Sony Music Artists Inc.
『ハローグッバイ』(C)2016 Sony Music Artists Inc. 全 9 枚
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「第29回東京国際映画祭」で日本映画スプラッシュ部門に正式出品され、「繊細な少女の心を映し出した傑作」と観客たちから高い評価を得た菊地健雄監督作『ハローグッバイ』。この度、本作の予告編と場面写真が公開された。

高校生のはづきと葵は、同じ教室にいながら交わることの無いクラスメートだ。葵は、クラスで「委員長」と呼ばれる優等生だが、仕事で忙しい両親を持つために家ではいつも孤独である。その寂しさを紛らわせるために万引きを繰り返していることは、誰にも言えない秘密だ。一方はづきは、クラスでも目立つ存在だが、元彼との間に子どもが出来てしまったのではないかと一人悩んでいた。そんな2人は、ある認知症のおばあさんと出会い、想いを伝えられなかった初恋の人にラブレターを渡したいというおばあさんのために一緒に初恋の人を探そうと決める…。

本作は、2015年に『ディアーディアー』で長編映画デビューした菊地監督2作目となる最新作。『ディアーディアー』では、閉鎖的な村で起こる兄弟の人間模様を鮮烈に描いたが、本作ではSNSや高校という空間で居場所を求め、大人と子どもの狭間にいる女子高生たちの日常と心理を、儚くリアルに映し出した。

クラスで目立つ存在だけれども、元彼の子どもが出来たかもしれないという悩みを誰にも言えずにいるはづき役は、現在公開中の『昼顔』や7月公開の『心が叫びたがってるんだ。』に出演している萩原みのり。クラスで優等生として孤立し、家庭でも忙しい両親への寂しさを紛らわすように万引きを繰り返す葵役には、連続テレビ小説「べっぴんさん」に出演した久保田紗友。心に影を潜める少女たちを演じる主演2人に対して菊地監督は、「2人が役と向き合うことへの迷いが、まさに主人公の思春期の少女たちの心の揺れのようで、この作品においては非常にいい効果をもたらした」と述べている。

さらに、主演女優を支え物語に厚みを加えるのは、「カルテット」で一際存在感を放ったもたいまさこ。物語を牽引する認知症のおばあさん役を演じ、さらに「超特急」の小笠原海がはづきの元彼役、主演映画『女流闘牌伝aki-アキ-』の公開が控える「セブンティーン」専属モデルの岡本夏美がはづきの友だち役に扮する。そのほか、渡辺シュンスケ、渡辺真起子、松永ミチル、望月瑠菜、桐生コウジ、池田良、川瀬陽太、木野花らも出演している。

この度公開された予告編では、元彼の子どもができてしまったかもと思い悩むはづきと、孤独な優等生の葵がそれぞれ物悲しげにうつむき、正反対の2人の闇を感じさせる仕上がりに。そして、予期せぬおばあさんとの出会いから、接点のなかった3人の不思議な関係が始まり、次々と登場人物が映し出される。さらに、本作のために渡辺さん(Schroeder-Headz)が書き下ろした主題曲の心地よいピアノの音色がまた印象的な予告編となっている。



『ハローグッバイ』は7月15日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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