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J.K.ローリング、名前をイニシャルにした経緯を明かす

十数年前に名前をイニシャルにして「ハリー・ポッター」シリーズを出版した理由を「著者が女性であることを男性の読者に隠すため」と語ったJ.K.ローリング。

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J.K.ローリング-(C)Getty Images
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十数年前に名前をイニシャルにして「ハリー・ポッター」シリーズを出版した理由を「著者が女性であることを男性の読者に隠すため」と語ったJ.K.ローリング。

CNNと対談したローリングが再びこの件につい語った。「『ハリー・ポッター』の出版社が、『この本を男の子にも女の子にもアピールしたい』と言ったのね」とふり返るローリング。「私はそれを聞いて『素晴らしいじゃない!』って大喜びだったんだけど、彼らが『じゃあ、(作家名を)イニシャルにしていい?』って」。そうして、ファーストネームのジョアン、ミドルネームは持っていなかったため祖母のキャスリーン名前をとり、「J.K.ローリング」が誕生したという。

しかし、「ハリー・ポッターと賢者の石」はさまざまな賞を獲得し、本国イギリスの約一年後にアメリカでも発売され、世界中で大ブームに。ローリングが“女性”であることはすぐさま知れ渡った。

『ハリー・ポッター』が出版されるというチャンスにひたすら感謝していたローリングは、「正直に言うと、名前を“ルパート”にしろと言われていても、きっとそうしていたでしょうね」と素直な気持ちを明かしている。作家として、J.K.ローリングという名前はお気に入りだという。「ペンネームを持っているというのはとてもいいことだわ。アイデンティティーが感じられる。私はプライベートでは、ジョー・マレー(と呼ばれている)。ペンネームを持つことでしっかりと境界線を引ける気がするの」。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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