地上波進出で“一般層”からも高支持率!男性声優人気の「イマ」に迫る

最新ニュース コラム

神谷浩史&宮野真守&梶裕貴
神谷浩史&宮野真守&梶裕貴 全 16 枚 拡大写真
いまやティーンの「なりたい職業」の上位にランクインするほど注目される声優。00年代の深夜アニメブームと共に女性アイドル声優の人気が高まったのに続き、現在は男性声優も大きな注目を集めるように。“一般層”に浸透しつつある男性声優の最新トレンドを追った。

水樹奈々や「μ's」などが東京ドームライブ、「紅白」出場を果たすようになり、今年上半期の話題をさらった「けものフレンズ」からは主題歌ユニットの「どうぶつビスケッツ×PPP」が「Mステ」出演を果たすなど女性声優の人気はもはや定着した感があるが、ここに来て中堅・若手男性声優もゴールデンタイムの番組に“顔出し”で登場するなど“一般層”に浸透中。その背景には人気声優が出演することでネットでの反響が見込めることなど声優人気が一部のファンのものだけではなくなった状況がある。

まず声優の地上波進出を象徴する出来事の1つが、星野源のテレビ初冠番組として5月4日にNHK総合で放送された「おげんさんといっしょ」に宮野真守が“顔出し出演”したことだろう。

宮野さんは「DEATH NOTE」の夜神月役などアニメ作品だけでなく最近では『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の主人公・ニュートの吹き替えや舞台「王家の紋章」のイズミル王子役、音楽アーティストとしても日本武道館単独公演を行うなど多方面で活躍している。

「おげんさん」ではねずみの声を担当した宮野さんだったが、番組の終盤で星野さんに呼び込まれ「具が出ちゃいました」と言いながら画面に登場。Twitterトレンド入りを果たすほどの話題となったのは記憶に新しい。

こちらもNHKになるが平日に毎朝放送されている朝のニュース・情報番組「NHKニュース おはよう日本」で5月8日(月)から12日(金)の5日間オンエアされた特集「朝ごはんの現場」のナレーションを梶裕貴、宮野さん、諏訪部順一、福山潤、神谷浩史の5人の人気声優が日替わりで担当したことも大きな話題を呼んだ。

なお「朝ごはんの現場」は7月10日本日からその第2弾が放送中。初日の10日は「弱虫ペダル」巻島裕介役などで知られる森久保祥太郎が、11日(火)は「進撃の巨人」コニー・スプリンガー役などの下野紘が、12日(水)は役柄の幅広さで知られ昨年デビュー20周年を記念した書籍「てきとう」も刊行した鳥海浩輔が、13日(木)は「銀魂」坂田銀時役や『パワーレンジャー』などの洋画吹き替えでも活躍する杉田智和が、14日(金)は社会現象にもなった「おそ松さん」で長男・おそ松役を演じた櫻井孝宏がそれぞれナレーターを担当。前回の放送ではそれぞれの個性や得意分野を生かしたナレーションにネットが朝から沸いたが、今回もネットを中心に盛り上がりを見せており、今後のシリーズ化にても大きな期待が寄せられる。

7月9日(日)から放送が始まったTBS系日曜劇場「ごめん、愛してる」の第1話では韓国の人気俳優イ・スヒョクの吹き替えを「進撃の巨人」リヴァイ役や「クレヨンしんちゃん」ぶりぶりざえもん役など多彩な役を演じ分けることで知られる神谷浩史が担当。主演の長瀬智也と共に神谷さんが韓国語のセリフを担当した“吹き替え版”が副音声でオンエアされると、Twitter上には副音声で視聴したファンの感動ツイートが溢れ、その割合はメインキャストと並ぶほどになった。

4月から放送された日本テレビ系「ボク、運命の人です」にも「暗殺教室」殺せんせー役、「おそ松さん」の一松役などで知られる福山潤と「サクラダリセット」などで注目される石川界人が登場。少し前になるが昨夏の月9「好きな人がいること」に入野自由が出演するなど、声優人気はゴールデンの地上波ドラマにも波及。

そして現在放送中の日清カップヌードルのCMでは、「魔女の宅急便」の主人公・キキが17歳に成長した姿を描く「魔女の宅急便篇」がオンエア中。このCMでは女優の浜辺美波がキキ役を、そしてとんぼ役の声優を「進撃の巨人」の主人公・エレン役で知られる梶裕貴が担当している。

アニメや舞台で鍛えられた演技力やパフォーマンスが評価され、急速にメジャー化しつつある男性声優たち。この夏以降もさらなる地上波進出が見込まれる彼らの今後の活躍から目が離せない。

《笠緒》

この記事の写真

/

特集