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ハリー・スタイルズ、俳優として“初”登場! ヘンリー王子も駆けた『ダンケルク』プレミア

『ダークナイト』『インセプション』のクリストファー・ノーラン監督が、実際に起きた史上最大の救出作戦を描く『ダンケルク』

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『ダンケルク』(C)2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
『ダンケルク』(C)2017 Warner Bros. All Rights Reserved. 全 7 枚
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『ダークナイト』『インセプション』のクリストファー・ノーラン監督が、実際に起きた史上最大の救出作戦を描く『ダンケルク』。この度、ノーラン監督が自身初となる“実話”に挑んだ本作のワールドプレミアが、7月13日(現地時間)にロンドンにて行われ、監督を始めフィオン・ホワイトヘッド、ケネス・ブラナー、マーク・ライランス、アナイリン・バーナード、ハリー・スタイルズらがここに集結。さらにヘンリー王子も登場し、まさに国民的イベントとなった。

1940年、海の町、ダンケルクを舞台に、ドイツ軍によって追いつめられた英仏軍40万が撤退を決断。陸海空から敵の襲撃が迫る中、若き兵士トミーは、絶体絶命の窮地から脱出できるのか!? 軍艦だけではなく、民間船までもが救助に関わった“史上最大の救出作戦”が幕をあける――。

ロンドンのレスター・スクエアで行われた今回のワールドプレミア。全世界から注目を集める本作とあって、各地から多くの報道陣やファンが詰めかけていた。本作の主役に抜擢されたシンデレラボーイ、注目の新人フィオンは、「最高の気分だよ。アメイジングだったね。僕にとって『ダンケルク』は最初の映画だった。僕はまだ新人だけど、僕同様に『ダンケルク』のような大作の出演経験がない彼らと一緒に仕事に取り組め、このような素晴らしい経験を彼らと共感できたよ」と大興奮。

シルクハットで決めたオスカー俳優のマークは、「オハヨウゴザイマス! この作品は敵に攻撃され、海辺で家に帰りたくても帰れないでいる人たちについての作品です。これは歴史の勉強ではありません。我々が社会としてまだ団結していた頃のことを思いださせる。無私無欲というのがまだ美徳とされていた頃のこと。どこの国の人でもあり得るはず。共感できる、とても感動的なものです」と作品について話し、「ノーラン監督は、日本の黒澤明監督のような存在。脚本も書き、メガホンも取る。そして映画を心から愛している。IMAX映画館で体験すべき作品で、あまりにビッグな作品だから圧倒されるでしょう。皆さんにも、きっとこの作品を気に入ってもらえるでしょう」と自信を覗かせていた。

また、本作で若き兵士役を演じ俳優デビューを果たした日本でも人気のハリーは、黒のスーツ姿で登場。ノーラン監督の大ファンだと言う彼は、「とても楽しかったよ。素晴らしい俳優陣、そして監督と一緒に仕事ができて光栄だったし、とても贅沢なことだよね」と出演出来たことへの喜びを口にし、「このストーリーを伝えることは、とても重要だと思った。とてもエモーショナルな作品。過去の戦争映画のほとんどが描くことのなかった、これまでとは反対の部分を描いていると思う。とても人間的で、キャラクターたちに引き込まれていき、彼らと共に進んでいく」と映画について語る。またハリーは、「本作を始めた頃よりは水泳が上手くなったよ。いまでは軍服ではなく、トランクスを履いているというのが、なんて開放的なんだと感じるようになった(笑)」とも話していた。

さらにプレミアには、英国王室からヘンリー王子が退役軍人たちと会場に駆けつけ、ノーラン監督やキャストたちと和やかに歓談、固い握手を交わして最新作の完成を祝福していた。ケネスは、「ご存知のように彼も兵士であったわけだ。そして彼はほかの退役軍人の皆さんを同伴する。彼らが本作についてどう思うかというのはとても大切だと思う。監督と我々がやろうとしたことが、戦争体験の現実に対して敬意を払うものとなっていることを願っているよ」とコメント。ノーラン監督が「イギリス国民のDNAに組み込まれている」と語る通り、英国人の魂に刻まれた実話を映画化した本作。まさに国を挙げての応援となり、ワールドプレミアは大盛況となっていた。

『ダンケルク』は9月9日(土)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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