ファレル・ウィリアムス「メロディーに差別はない」 映画『ドリーム』の音楽を語る

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ファレル・ウィリアムス&セオドア・メルフィ監督『ドリーム』 (C)2016Twentieth Century Fox
ファレル・ウィリアムス&セオドア・メルフィ監督『ドリーム』 (C)2016Twentieth Century Fox 全 6 枚 拡大写真
アメリカの宇宙開発史を支え、新しい時代を切り開いた知られざる3人の黒人女性を描き、第89回アカデミー賞に作品賞はじめ3部門ノミネートを果たした映画『ドリーム』。このほど、本作の製作と音楽に名を連ねるファレル・ウィリアムスが語る特別映像が到着した。

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』でアカデミー賞にノミネートされ、近年はTVシリーズ「Empire 成功の代償」で人気を博すタラジ・P・ヘンソンが主演を務め、『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』で第84回アカデミー賞助演女優賞を受賞したオクタヴィア・スペンサー、第89回アカデミー賞作品賞に輝いた『ムーンライト』にも出演している個性派シンガーのジャネール・モネイ、同じく『ムーンライト』により同助演男優賞に輝いたマハーシャラ・アリ、さらにケビン・コスナー、キルスティン・ダンスト、ジム・パーソンズといった実力派キャストが集い、実話を基に描く本作。

このたび、本作に心酔し、音楽だけでなく製作にも名を連ねたファレルが手がけた“映画音楽史に残る劇中歌”の制作の裏側に、関係者一同の言葉とともに迫った特別映像が到着した。

11度のグラミー賞に輝く世界的人気シンガーであり、大ヒット中の『怪盗グルー』シリーズの音楽を手がけていることでも知られるファレル。「メロディーは人の心を自由にする。肌の色は関係ない」という彼の、力強く愛のこもった言葉から本映像は始まる。本作は、知られざる偉大な女性たちにフォーカスをあてたこの物語に強く共感したファレルが書き下ろした、ポップでポジティブな楽曲がふんだんに使用されており、物語が持つパワーと等身大の共感を増大させている。


メガホンをとったセオドア・メルフィ監督が「ファレルは映画を音楽で彩る」とふり返れば、主演のタラジは「圧巻の音楽よ。映画音楽史に名を残すわ」と最上級の言葉で称え、自身もアーティストとして活躍するジャネールは「ファレルは私のヒーローよ。私たちは一緒に歴史を創っていく家族なの」と尊敬の念と共に一緒の作品を作れる喜びを語る。タラジ演じるキャサリンの上司を演じた名優ケビンも、「実に効果的で最高の音楽だ」と明かし、キャスト・スタッフをも魅了する楽曲であることが明かされていく。

第41回トロント国際映画祭でも、非常にエモーショナルなステージングを見せたファレル。本作に楽曲を書き下ろしたことについて「1961年当時、家の中にはいつも音楽が流れていて、みんなで踊っていたんだ。映画の世界に入り込んで音楽を作った。ストーリーに完全にマッチさせたんだ。製作として参加できて本当に光栄だ。友人で師匠のハンス(ハンス・ジマー)と仕事ができた。彼がベン(ベンジャミン・ウォルフィッシュ)を推薦してくれてベンも快諾してくれた」と明かす。ハンス・ジマーといえば、『ライオン・キング』で第67回アカデミー賞作曲賞を受賞、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『ダークナイト』シリーズなどの音楽を生み出し、近作には『ダンケルク』と、耳に残る数々の楽曲を手がけたハリウッドを代表する名手。

ハンスは、劇中で3人の女性がそれぞれの夢に向かうことで目に見えぬ大きな力となるストーリーに重なるように、本作の楽曲作りも個性の違った3人が手を取り合い作り上げていったことをふり返り、「3人必要だったのは、才能と得意分野がそれぞれ違うからだ。音楽に希望を託した」と明かしている。

ファレルが“師匠”と尊敬するハンスたちと丁寧に作り上げ、「メロディーに差別はない。ただ人々を楽しませるだけだ」と語る極上の楽曲を、本映像からも確かめてみて。

『ドリーム』は9月29日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。

《text:cinemacafe.net》

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