等身大女子から若きママまで!フランスの新星ポーリーヌ・エチエンヌ、飛躍の3作品

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『ジュリーと恋と靴工場』 (C)2016 LOIN DERRIERE L’OURAL - FRANCE 3 CINEMA - RHONE-ALPES CINEMA
『ジュリーと恋と靴工場』 (C)2016 LOIN DERRIERE L’OURAL - FRANCE 3 CINEMA - RHONE-ALPES CINEMA 全 8 枚 拡大写真
小粋なフレンチ・ミュージカル『ジュリーと恋と靴工場』が、いよいよ9月23日(土・祝)より劇場公開される。本作でヒロインのジュリーを演じているポーリーヌ・エチエンヌは、これから日本で公開される話題の新作にも重要な役どころで出演していることが判明! しかも1本は、フランスの大御所女優であるWカトリーヌとの共演、もう1本は、『不完全なふたり』『ユキとニナ』『パリ、ジュテーム』などで知られる日本の映画監督、諏訪敦彦の新作。この3作品から、ポーリーヌの魅力に注目してみた。


■等身大フツー女子ジュリー



『ジュリーと恋と靴工場』 (C)2016 LOIN DERRIERE L’OURAL - FRANCE 3 CINEMA - RHONE-ALPES CINEMA
9月23日公開『ジュリーと恋と靴工場』
職もなく、金もなく、彼氏もいない三重苦だったジュリーが、かろうじて就職できた高級靴メーカーの靴工場で、たくさんの職人や仲間と知り合うことで自分らしさを見つけていく物語。ポーリーヌはプロのダンサーやコメディアンにまじって、哀愁漂うコミカルな歌と踊りを自然に溶け込ませた演技で、同世代の女子から共感を呼ぶ等身大キャラに。

親しみやすい可愛らしさとハの字眉毛で怒ったり、笑ったり、くるくると変わる表情はまるで、コメディ作品の中の綾瀬はるかを思い起こさせる。このたび到着した写真では、工場閉鎖の危機に「これから私、どうなるんだろう…」という少し憂鬱な表情をみせている。健康的なふくよかさがありつつも、小顔と白い肌で儚げ表情をつくるポーリーヌが、キュートでほほえましい。


■助産婦の主人公が世話をする妊婦セシール



『ルージュの手紙』(C) photo Michael Crotto
12月公開『ルージュの手紙』
地味ながら真面目に生きてきた主人公の助産婦(カトリーヌ・フロ)が、30年ぶりに血の繋がらない母(カトリーヌ・ドヌーヴ)と再会することで人生の歓びに気づく、ヒューマンドラマ。ポーリーヌ演じるセシールが登場する出産シーンは、マルタン・プロヴォ監督の、自身の誕生時に起こった実際のエピソードを反映しているとあって印象的な出産シーンとなっており、このたび到着した場面写真では、出産直後のホッとした表情と生まれたばかりの赤ちゃんへの母性がにじみ出ている。生命力にあふれた未来を見つめる光を瞳に映し出し、演技の幅を感じさせている。


■老齢の映画俳優の元妻ジュリエット



『ライオンは今夜死ぬ』 (C)2017-FILM-IN-EVOLUTION-LES PRODUCTIONS BAL THAZAR-BITTERS END
2018年1月公開『ライオンは今夜死ぬ』
南フランスの屋敷で地元の子どもたちと映画撮影をする老俳優ジャンが、かつてそこで過ごした元妻ジュリエットとの思い出を反芻するうちに、彼女との関係性が明らかになっていく。諏訪監督が、『大人は判ってくれない』などのフランスの名優ジャン=ピエール・レオを主演に迎えたヒューマンドラマで、ポーリーヌは若き元妻を演じる。

コメディからシリアスなドラマまで幅広い役柄をこなせるポーリーヌは、いまや世界的大スターとなったマリオン・コティヤールやレア・セドゥなど、時代を牽引する可能性を十分に秘めた若手女優の1人といえそう。

1989年6月26日、ベルギー・ブリュッセルで生まれ、10代から舞台でキャリアをスタートし、18歳で映画デビュー。翌年、レア・フェネール監督『愛について、ある土曜日の面会室』(’09)で、エトワール新人女優賞、リュミエール新人女優賞を受賞。ベルリン映画祭コンペティション部門出品作でギヨーム・ニクルー監督の『La Religieuse』(’13/未)では主人公シュザンヌを演じ、セザール賞新人女優賞にノミネートされた。そのほか出演作に、個性派ヴァンサン・マケーニュと共演した『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』(’13)、ベルギーの作家アメリー・ノートン原作で日本を舞台にした『Tokyo Fiancee』(’14/未)、90年代のパリのエレクトロ・ミュージック・シーンを描き、話題を呼んだ『EDEN/エデン』(’14)などがある。

『ジュリーと恋と靴工場』では満を持して主演を務めることになったポーリーヌ。日本でも徐々に認知されてきている彼女の躍進に注目していて。

《text:cinemacafe.net》

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