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鈴木伸之、初共演の桐谷美玲に一言「こんなキレイな人、ずっとサポートしたい」

桐谷美玲が2年ぶりに主演を務める映画『リベンジgirl』は、頭脳明晰&容姿端麗でありながら極度の性格ブスのヒロイン・宝石美輝が…

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『リベンジgirl』現場レポート
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桐谷美玲が2年ぶりに主演を務める映画『リベンジgirl』は、頭脳明晰&容姿端麗でありながら極度の性格ブスのヒロイン・宝石美輝が、女性初の総理大臣を目指す中で政治秘書の門脇俊也と出会い、はじめはいがみ合うふたりに訪れるラブストーリー。失恋をきっかけに、フラれた相手に「リベンジ」を誓う一心で総理大臣になろうと奮起する美輝を演じる桐谷さんの撮影現場に、シネマカフェが潜入した。

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『リベンジgirl』現場レポート
すでに『リベンジgirl』公式Twitterなどでも伝えている通り、9月20日にクランクインを迎えた桐谷さん。取材した日は、桐谷さんの実質7日目の撮影日となっており、早朝から撮影が行われていた。日中に行われた内容は、美輝が秘書の門脇(鈴木伸之)に連れられ、公認候補に選んでもらったことの御礼を言いに、出馬する「青和党」の幹部たちに会いに行くというシーン。鈴木さん自身は撮影2日目ということで、桐谷さんとの間には、まだ初々しい空気が流れていた。

『リベンジgirl』現場レポート
やや小雨が降る中、まずは「青和党」のビルの中に入っていくショット。ビルの中に入るという映画の中では数秒ほどのシーンとはいえ、入念にリハーサルを繰り返す三木組。その傍らでは、三木監督が桐谷さんに向けて、場面の説明や演出を行っていた。真剣に、静かに耳を傾ける桐谷さん、そして本番に向けてネクタイをキュッと結び直したりと、集中力を高めていく鈴木さんの姿が印象的だ。ランチタイム中での都内某所の撮影、しかも人気者の桐谷さん&鈴木さんの姿は、道行くOLやサラリーマンにいともたやすく発見されてしまう。しかし、ふたりの集中したオーラに、気づいた人々も騒ぐことなく、じっと見つめる熱視線という形でエールを送っていた。

『リベンジgirl』現場レポート
シーンは進み、青和党内で幹部たちに挨拶を行う場面では、三木監督から台本のト書きにはない「バームクーヘンを切り分けて出してみて」、「鈴木くん、何か最後一言付け加えて」などのアドリブがポンポン飛ぶ。指示を受けた鈴木さんは、動揺も見せず、大きな声で「わかりました」と返答をし、現場で生み出される空気感ごと楽しんでいたようだった。また、本シーンでは桐谷さんが選挙に出馬するきっかけにもなった失恋相手・斎藤裕雅も同じ区から出馬すると聞かされ、美輝が驚きを見せるという心の動きを伝える重要な場面。三木監督から桐谷さんへの演出にも熱が入り、細かい表情や台詞を言うタイミングなどを説明し、ひとつひとつの角度まで確かめるように実践していた桐谷さんだった。ぜひ本編を楽しみに待ちたい。

■キャスト&スタッフのコメント到着


桐谷美玲(宝石美輝役)
台本を読んだとき、テンポ感や駆け抜けていく感じが面白いと思いました。美輝のキャラが強烈で、自分の性格と真逆すぎたため「どうすればいいんだろう…」と不安もあり大変だなと思いましたが、役の中でしか絶対に言わないだろう台詞もたくさんあったので、楽しんでやりたいと決意しました。
初日には、舞台から落ちるというシーンがあったんです。しかも、背中から(笑)。怖くて「嫌だ、嫌だ」と恐れていたら、三木監督自らやってくれて「大丈夫でしょう?」って。その男気が素晴らしかったです。三木監督は「こうしよう、ああしよう」と明確に言ってくださるので、すごくありがたいです。
年齢的にも年相応の役なので、等身大でありながら、ひとつ違う面を見せていけたらなと思います。美輝は総理大臣を目指しますが、彼女も最初からわかっているわけではなくて、勢いとリベンジ心だけで臨むので、そこまで(政治に)詳しくなるよりも、美輝と一緒に成長していこうと思っています。私自身が総理大臣になりたいと思ったことですか? ないです(笑)。

鈴木伸之(門脇俊也役)
三木監督とは初めてということもあり、いい緊張感でやらせてもらっています。俊也は秘書ということもあり、生真面目で、本当に真面目すぎて…面白い部分があったりする役です。そんな俊也と美輝の掛け合いは、大事にして今後撮影していきたいと思っています。
桐谷さんへの印象は、本当にこんなキレイな人がいたら、ずっとサポートしたいですよね(笑)? 美輝のような気の強い女性は、個人的にはちょっと苦手ではありますが(笑)、僕の役は自分からガツガツ行くタイプでもないので、それくらいきてもらったほうが映画としては成り立つんじゃないかなと思っています。政治を絡めた恋愛の話なので、たぶん今までになかった物語になるでしょう。できあがりが、自分でも楽しみです。

三木康一郎監督
初日には、桐谷さんがお話した背中から落ちてもらうシーンのほか、美輝が演説をするシーンも撮りました。その美輝の感じを見て「ああ、これかな!」と思ったんです。すごくよかったので、ひとつめの手ごたえを感じましたね。
脚本自体はコメディ要素が強く、政治とラブなどいろいろミックスさせた内容ですが、面白くするという感じではなく、一言一言真面目にやっていく方向がいいのかなと思いました。コメディではあるけど、丁寧に作っていきたいとやっています。楽しい部分は楽しい部分でしっかりやりつつ、伝えないといけない部分はしっかりある作品として、やっていきたいです。

『リベンジgirl』は12月23日(土・祝)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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