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ルーニー・マーラ主演!愛を貫いた女性の生き様を描く『ローズの秘密の頁』2018年公開へ

アイルランドの巨匠ジム・シェリダンの5年ぶりとなる待望の新作『The Secret Scripture』(原題)が、『ローズの秘密の頁(ページ)』の邦題で来年2月3日(土)より日本公開されることが決定した。

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『ローズの秘密の頁』(C)2016 Secret Films Limited
『ローズの秘密の頁』(C)2016 Secret Films Limited 全 12 枚
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『父の祈りを』(1993年)で第44回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞の功績を持つアイルランドの巨匠ジム・シェリダンの5年ぶりとなる待望の新作『The Secret Scripture』(原題)が、『ローズの秘密の頁(ページ)』の邦題で2018年2月3日より日本公開されることが決定した。

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ストーリー


アイルランド西部にある聖マラキ精神病院。取り壊しが決まり、転院する患者たちの再診のために病院を訪れた精神科医のスティーヴン・グリーン(エリック・バナ)は、赤ん坊殺しの罪で“精神障害犯罪者”として40年もの間収容されている老女ローズ・F・クリア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)を看ることになる。

『ローズの秘密の頁』(C)2016 Secret Films Limited
赤ん坊殺しの罪を否認し続け、自分の名を「ローズ・マクナリティ」と訴え続ける彼女の様子が、一般的な患者と異なることに気付いたグリーン医師は、ローズが大切にしている1冊の聖書の存在を知り、彼女の過去に興味を持ちはじめる。ローズは何十年にもわたって、聖書の中に秘かに日記を書き綴っていたのだ。そして、彼女は日記を辿りながら半世紀前の記憶を遡り、自分の人生を語り始める――。

アイルランドを舞台にした、ミステリアスなロマン劇



『ローズの秘密の頁』(C)2016 Secret Films Limited『ローズの秘密の頁』(C)2016 Secret Films Limited
本作は、アイルランドの人気作家セバスチャン・バリーがコスタ賞(英国の権威ある文学賞)を受賞した同名小説を、『マイ・レフトフット』『父の祈りを』のシェリダン監督が映画化。アイルランドを舞台に、激動の時代に翻弄されながらも、たった一つの愛を貫いた女性の生き様と、長きにわたり封印されてきた衝撃の真実が、現在と過去の時間軸を行き来しながら壮大なスケールで描かれるミステリアスな大河ロマンだ。また本作は、2017年アイルランド・アカデミー賞(The 2017 IFTA Film&DramaAwards)に「作品賞」ほか6部門ノミネートされ、うち「美術賞」と「オリジナル音楽賞」の2部門を受賞した。

主演は『キャロル』のルーニー・マーラ



『ローズの秘密の頁』(C)2016 Secret Films Limited
主演として若かりしローズ役を演じたのは、『ソーシャル・ネットワーク』『ドラゴン・タトゥーの女』や、『キャロル』では第68回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞したルーニー・マーラ。もう一人の主演である老年のローズ役は、『ジュリエットからの手紙』『もうひとりのシェイクスピア』などに出演する、イギリスを代表する大女優ヴァネッサ・レッドグレイヴが演じている。

また、『ハルク』『ミュンヘン』のエリック・バナ、『ダイバージェント』『アンダーワールド』シリーズでお馴染みのテオ・ジェームズ、『シング・ストリート 未来へのうた』のジャック・レイナーらが脇を固めている。

『ローズの秘密の頁』は2018年2月3日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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