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映画三昧!東京都の“ミニシアター・特集上映映画”情報【11/25~】

シネマカフェでは都内のミニシアターの公開映画情報や、名画座ならではの名作特集、ユニークな“オールナイト上映”イベントなどを、編集部のオススメ目線でまとめてご紹介!

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『リアリティのダンス』-(C) photos Pascale Montandon-Jodorowsky -(C)“LE SOLEIL FILMS” CHILE・“CAMERA ONE” FRANCE
『リアリティのダンス』-(C) photos Pascale Montandon-Jodorowsky -(C)“LE SOLEIL FILMS” CHILE・“CAMERA ONE” FRANCE 全 28 枚
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気になっていた作品を映画館で見逃してしまった方、映画をより詳しく知りたい方、トレンドにとらわれない方、映画をより身近に感じたい方のために、シネマカフェでは都内のミニシアターの公開映画情報や、名画座ならではの名作特集、ユニークな“オールナイト上映”イベントなどを、編集部のオススメ目線でまとめてご紹介!







◆「ホドロフスキー特集」アップリンク渋谷ほか


アレハンドロ・ホドロフスキー監督の最新作『エンドレス・ポエトリー』の公開を記念して、ホドロフスキー監督の特集上映が決定。12月2日(土)~12月29日(金)の期間アップリンク渋谷ほか全国にて順次開催される。

『エル・トポ』-(C) 2007 ABKCO films『エル・トポ』-(C) 2007 ABKCO films
上映作品は、公開当時にジョン・レノンが惚れこんで配給権を買った伝説のカルトムービー『エル・トポ』や、『ブレードランナー2049』にも影響を与えるなど、あらゆるSF映画の元ネタとなった未完の伝説映画『DUNE』をめぐるドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』、23年ぶりの新作だった前作『リアリティのダンス』を含む全6作品。

『ホドロフスキーのDUNE』-(C) 2013 CITY FILM LLC, ALL RIGHTS RESERVED『ホドロフスキーのDUNE』-(C) 2013 CITY FILM LLC, ALL RIGHTS RESERVED
また過去作以外にも、劇場未公開の映像として最新作『エンドレス・ポエトリー』のメイキング映像、ホドロフスキー監督の独占インタビュー映像を特別併映。

ホドロフスキー監督の言葉では言い表わせない前衛的で奇抜な世界観、そして込みあげてくる感動的な映像体験を、ぜひ劇場で味わって。

■上映概要
「ホドロフスキー特集」
期間:12月2日(土)~12月29日(金)
劇場:アップリンク渋谷ほか全国にて順次公開※京都みなみ会館(12/2~15)、神戸・元町映画館(12/16~22)、大阪・シアターセブン(順次公開)
作品:『エル・トポ』「ホドロフスキー監督インタビュー映像」『ホーリー・マウンテン』『エンドレス・ポエトリー』メイキング映像『サンタ・サングレ/聖なる血』『ホドロフスキーのDUNE』『リアリティのダンス』『ホドロフスキーの虹泥棒』
※上映スケジュールは公式HPをチェック


◆「アキ・カウリスマキが愛するフィンランドの映画」ユーロスペース


フィンランド独立100周年とアキ・カウリスマキ監督最新作『希望のかなた』公開を記念し、カウリスマキ監督が選んだフィンランド映画の傑作・名作6本を紹介する特集上映「アキ・カウリスマキが愛するフィンランドの映画」が当初11月25日(土)~一週間限定での上映予定だったが、好評に付き延長 12月8日(金)まで渋谷・ユーロスペースにて延長上映される。(※12/2~12/8は連日19:15~ 1作品のみ上映。)

「アキ・カウリスマキが愛するフィンランドの映画」「アキ・カウリスマキが愛するフィンランドの映画」チラシ
フィンランド独立100周年という記念すべき年に、フィンランドを代表する映画監督カウリスマキが、今回日本の観客のために選りすぐりのフィンランド映画6本をセレクト。フィンランド古典映画の名作やカンヌ映画祭で受賞した吸血鬼映画、カウリスマキが敬愛する監督の作品やカウリスマキの盟友・故マッティ・ペロンパーの主演作などバラエティ豊かな作品群はほとんどが日本未公開のもの。

『少年たち』『少年たち』
フィンランドの空気感も楽しめ、さらにカウリスマキセレクトという、間違いなしな作品チョイス。映画Diggerなら“多少無理して”でもチェックしたい、とっておきの上映イベントだ。

『ル・アーブルの靴みがき』-(C) Sputnik Oy『ル・アーブルの靴みがき』-(C) Sputnik Oy
さらに、カウリスマキ監督作品の上映も決定! “難民三部作”の1作目であり、北フランスの港町ル・アーヴルを舞台にした『ル・アーブルの靴みがき』12月2日(土)~8日(金)の一週間限定でユーロスペースにて『希望のかなた』公開記念として上映される。静かだけど温かい、カウリスマキ監督の作風の味わい深さが詰まった本作も併せてチェックして。

■上映概要
「アキ・カウリスマキが愛するフィンランドの映画」
期間:11月25日(土)~12月8日(金)
作品:『夏の夜の人々』(ヴァレンティン・ヴァーラ監督,1948,66分,モノクロ,DCP)
   『白いトナカイ』(エーリック・ブロンベリ監督,1952,68分,モノクロ,DCP)
   『少年たち』(ミッコ・ニスカネン監督,1962,100分,モノクロ,DCP)
   『労働者の日記』(リスト・ヤルヴァ監督,1967,87分,モノクロ,35mm)
   『ラプシーとドリー』(マッティ・イヤス監督,1990,101分,モノクロ,35mm)
   『僕はラスト・カウボーイ』(ザイダバリルート監督,2009,123分,カラー,35mm)
※『労働者の日記』『ラプシーとドリー』の延長期間の上映は無し
※上映スケジュールは「ユーロスペース」公式HPをチェック

『ル・アーブルの靴みがき』
期間:12月2日(土)~12月8日(金)連日16:40~
場所:ユーロスペース


◆「第1回三鷹連雀映画祭」三鷹市内3会場


国内のインディペンデント映画作品をセレクトして上映する「第1回三鷹連雀映画祭」が、三鷹市内3会場にて11月26日(日)まで開催中だ。

『真白の恋』(C)sagan pictures『真白の恋』-(C) sagan pictures
第1回となる本映画祭では、各地の映画祭コンペで高い評価を得てきた短編・中編作品を計10本、そして本映画祭を主催する「三鷹シネマ倶楽部」お薦めする長編7本、さらに三鷹フィルムコミッションとの提携企画2本など、計22作品を上映。

『友だちのパパが好き』(C) 2015 GEEK PICTURES『友だちのパパが好き』-(C) 2015 GEEK PICTURES
11月25日(土)は、三鷹産業プラザにて4作品を上映。本作で長編映画デビューとなった坂本欣弘監督の『真白の恋』、友達のパパ・恭介を好きになってしまったメガネ女子・マヤの“暴走寸前”の純愛をコミカルに描いた『友だちのパパが好き』、100%不謹慎、100%富裕層向け映画と名を打つ、鬼才・山内ケンジ監督の最新作『At the terrace テラスにて』、主人公・晴之のもとに、交通事故で昏睡状態にあったはずの恋人・咲が突然現れ、1週間の時間をもらったことを告げるという、手塚悟監督長編デビュー作『Every Day』と、どれも話題作がラインナップされる。さらに上映後は作品ごとにトークショーを開催。(※『友だちのパパが好き』を除く)


11月26日(日)は、Cafe Hammockにて4プログラム7作品を上映。特にレコメンドしたいのが、映画ファンから熱い支持を集めるドン・ハーツフェルト監督のアニメ作品をまとめて上映するレアイベント『明日の世界 ドン・ハーツフェルト作品集』(プログラム13)と、プログラム14の【短編 ・中編3作品】。こちらでは、バンド「漁港」として活動する森田釣竿を主演に、浦安魚市場を舞台に人情劇を繰り広げる『アナタの白子に戻り鰹』を含む3作品を上映する。

■上映概要
第1回三鷹連雀映画祭
期間:11月23日(木・祝)~11月26日(日)
プログラム:
11月25日(土)三鷹産業プラザ7階特設会場
『真白の恋』10:30~/『友だちのパパが好き』13:30~/『At the terrace テラスにて』15:45~/『Every Day』18:30~
11月26日(日)Cafe Hammock
『ふしぎの国のアリス』10:30~/『明日の世界 ドン・ハーツフェルト作品集』13:00~/『ヤンキーハムスター』16:30~/『ナポリタン』『Crying Bitch』『アナタの白子に戻り鰹』18:10~
※アニメ作品、『友だちのパパが好き』以外は上映後トークイベントあり
※映画祭詳細は「三鷹連雀映画祭」公式HPをチェック


◆「ほぼ丸ごと未公開!傑作だらけの合同上映会」ユーロライブ



「ほぼ丸ごと未公開!傑作だらけの合同上映会」「ほぼ丸ごと未公開!傑作だらけの合同上映会」チラシ
日本未公開映画の上映・配給活動を続ける「Gucchi's Free School」(グッチーズ・フリースクール)の呼びかけにより集まった、6組の自主上映団体(個人)による“ほぼ”全作未公開映画を集めた合同上映イベント「ほぼ丸ごと未公開!傑作だらけの合同上映会」。キネカ大森で10月21日(土)、22日(日)の2日間にわたり開催した前半の部を好評のうちに終え、後半の部を12月2日(土)ユーロライブにて開催!

上映するのは2作品。多種多様な管楽器を演奏したアメリカのジャズ・ミュージシャン、ローランド・カークの本質に迫る、アダム・カーン監督によるドキュメンタリー『ラサーン・ローランド・カーク The Case of the Three Sided Dream- 過去・現在・未来そして夢』。

『ラサーン・ローランド・カーク The Case of the Three Sided Dream- 過去・現在・未来そして夢』『ラサーン・ローランド・カーク The Case of the Three Sided Dream- 過去・現在・未来そして夢』
2014年にアメリカで公開され、今回が日本初公開となる本作は、型破りで驚異的なジャズのマルチ・プレイヤー、ローランド・カークについてのドキュメンタリー映画。


幼少期に盲目となった彼は、多数の管楽器を独自のスタイルで自由自在に操り、絶妙なインプロヴィゼーションを披露し、多くの聴衆を魅了したことで知られている。夢からのインスピレーションによって突き動かされ、急進的な政治意見を含めて様々な話題について率直に発言しながらも、ユーモアに溢れていた。そんな彼の素晴らしい演奏と人柄を掘り下げ、偉大なジャズ・ミュージシャンであったカークの本質に迫る1本。

そしてもう1つは、現在に続く音楽シーンに影響を与えながら未だ謎に包まれたユース・カルチャー“ノーザン・ソウル”を描く『ノーザン・ソウル』。

『ノーザン・ソウル』『ノーザン・ソウル』
本作は、学校にもなじめず、居場所がない高校生のジョンが、ある日両親の勧めで行ったユースクラブでソウル・ミュージックにあわせて激しく踊る青年・マットと出会い、当時爆発的に広がっていた「ノーザン・ソウル」に次第にのめり込んでいく…という音楽ストーリー。


当時のシーンを実体験したエレイン・コンスタンティン監督により映画化した本作。こちらは上映後トークショーを開催。さらに、ノーザン・ソウル初心者も楽しめるアフター・パーティーも開催される。

音楽にフォーカスした見逃せない2本を是非チェックして!

■上映概要
「ほぼ丸ごと未公開!傑作だらけの合同上映会」
日程:12月2日(土)
会場:ユーロライブ
作品スケジュール:『ラサーン・ローランド・カーク The Case of the Three Sided Dream- 過去・現在・未来そして夢』11:30~
        ※上映終了後トークショー(予定)
        『ノーザン・ソウル』14:30~
        ※上映終了後トークショー(登壇者:NIGHT FOX CLUB)
※上映チケットは「PassMarket」にて発売中
【イベント情報】
『ノーザン・ソウル』アフター・パーティー
会場:渋谷Café&Dinerスタジオ
料金:無料(要ワンドリンクオーダー)
DJs: NIGHT FOX CLUB、Reiko(BRACES SOUL CLUB)、Shota Takeda(PRIDE&JOY)


◆『永遠のジャンゴ』11月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか公開


ナチス支配下の戦争の時代を生きた不世出の天才ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトの知られざる物語『永遠のジャンゴ』が11月25日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開となる。

『永遠のジャンゴ』-(C) 2017 ARCHES FILMS - CURIOSA FILMS - MOANA FILMS - PATHE PRODUCTION - FRANCE 2 CINEMA - AUVERGNE-RHONE-ALPES CINEMA『永遠のジャンゴ』-(C) 2017 ARCHES FILMS - CURIOSA FILMS - MOANA FILMS - PATHE PRODUCTION - FRANCE 2 CINEMA - AUVERGNE-RHONE-ALPES CINEMA
>>『永遠のジャンゴ』あらすじ&キャストはこちら

エリック・クラプトン、ジェリー・ガルシア、ジミー・ペイジ、カルロス・サンタナ、ジェフ・ベックなど世界中のミュージシャンたちが、もっとも影響を受けた“ギターの英雄”と讃える偉大なギタリスト、ジャンゴ・ラインハルト。才能にあふれた気ままで奔放なアーティストとして知られ、「ヨーロッパ初の偉大なジャズ・ミュージシャン」と評される彼の、第二次世界大戦中の知られざる物語が初めて描かれる本作。

『永遠のジャンゴ』-(C) 2017 ARCHES FILMS - CURIOSA FILMS - MOANA FILMS - PATHE PRODUCTION - FRANCE 2 CINEMA - AUVERGNE-RHONE-ALPES CINEMA『永遠のジャンゴ』-(C) 2017 ARCHES FILMS - CURIOSA FILMS - MOANA FILMS - PATHE PRODUCTION - FRANCE 2 CINEMA - AUVERGNE-RHONE-ALPES CINEMA
監督は『チャップリンからの贈り物』『大統領の料理人』などの脚本を手掛けるエチエンヌ・コマール。主演にフランスを代表する実力派俳優レダ・カテブを迎え、ジャンゴの魅力溢れる生き様から、知られざる壮絶な苦しみまでを史実に基づき繊細に描いていく。

■上映概要
作品:『永遠のジャンゴ』
公開:11月25日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
※上映スケジュールは各劇場公式HPをチェック

《シネマカフェ編集部》

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