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趣里「東京貧困女子。」ドラマ化に主演 「役を通して何かをしなければ」

趣里を主演に迎え、“女性の貧困問題”に迫る連続ドラマW-30「東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-」を今秋、WOWOWにて放送・配信。

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連続ドラマW-30「東京貧困女子。-貧 困なんて他人事だと思ってた-」
連続ドラマW-30「東京貧困女子。-貧 困なんて他人事だと思ってた-」 全 4 枚
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趣里を主演に迎え、“女性の貧困問題”に迫る1億5000万PV突破の話題作を連続ドラマW-30「東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-」として映像化、今秋、WOWOWにて放送・配信される。

雁矢摩子(趣里)は離婚を機に復職し、経済誌の契約編集者に。編集長からPVを稼ぐために“女性の貧困”がテーマの連載担当を命じられる。風俗ライターの崎田祐二を紹介されるが、彼の貧困当事者への姿勢に苛立ち、取材方針をめぐって衝突する。

そんな中、国立大学医学部に通うため風俗で食いつないでいる広田優花へのインタビュー記事が炎上。一見すると矛盾をはらむ優花の記事。摩子は祐二の反対を押し切り、謝罪と記事の削除を優花に伝えるが、本人の思わぬ言葉に自身の浅はかさと偏見を痛感する。そしてライターとしての祐二の覚悟を感じた摩子は、肉親の介護、親からの性的虐待、苛烈なパワハラ・モラハラ被害、再雇用の実情、戸籍と就学の問題など、ただ生きることへの困難さを抱える様々な境遇の当事者への取材を共に重ねていく。

それは同時に、不安定雇用のもと子育てに奮闘する摩子自身も、“貧困”が他人事ではないという自覚につながっていき…。

原作は、東洋経済オンラインで1億5000万PV突破の人気連載を書籍化、「Yahoo!ニュース|本屋大賞2019年ノンフィクション本大賞」にノミネートされた「東京貧困女子。彼女たちはなぜ躓いたのか」(東洋経済新報社刊)。

貧困に陥った女性が持つ心の叫びを丹念に聞き続けたルポルタージュ本をドラマ化した本作は、経済誌の契約編集者である主人公・雁矢摩子(趣里)が貧困女性たちの現実を取材しながら、自らの目線や体感を通して、社会の矛盾や貧困問題の巧妙な仕組みを浮き彫りにしていく。

今作の主人公、雁矢摩子を演じるのは、2018年の主演映画『生きているだけで、愛。』にて、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞し、2023年後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」にてオーディションで朝ドラヒロインの座を射止めるなど、いま最も勢いのある趣里

本作が、WOWOWドラマ初出演にして初主演となる彼女が本作品を通じて実際に存在する現実と向き合い、摩子という役を通して世の中に伝えるという難しい役どころに挑戦する。

監督は「アンラッキーガール!」「JOKER×FACE」の青木達也、「教場ll」プロデューサーの遠藤光貴の2名、脚本は「ここは今から倫理です。」などを手掛けた高羽彩が務める。実際に貧困問題に取り組む活動家らにも取材し、作品にも反映。新宿・歌舞伎町でも撮影を行っている。


“貧困”は他人事ではない…主演:趣里、原作:中村淳彦からコメント到着


雁矢摩子役・趣里

「東京貧困女子。」を初めて読んだ時、「知らない」じゃ済まされず、摩子という役を通して何かをしなければ、と本能的に感じました。とても難しいテーマでしたが、素敵なキャストの皆様と、丁寧に時間を過ごせた気がしています。私自身、心に留めておかなければいけない現実と、これからも向き合っていきたいと思います。同時に、ドラマとして楽しんでいただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。

原作・中村淳彦

「東京貧困女子。」は高校時代から知り合いで、でも会話をしたことのない同級生の女性からの電話からはじまっています。「明日から転職するの。非正規だけどね。ねえ、貧困女性の取材をやらない?」と、知り合って30年近くが経って初めて話して連載がはじまりました。
ある取材の帰り、彼女の手首に古いリストカット痕が見えた。傷跡を指して話しかけると、離婚して精神状態が穏やかでなかったこと、原因は自分だったこと、正規職に一度も就けなかったこと、ずっと未来が見えなくて不安だったことを語りだした。東京という大都市でもがく貧困女性たちに自己投影していたことを理解した。
そんな彼女がモデルとなった摩子を、いまを輝く趣里さんが演じて「東京貧困女子。」がドラマ化です。生きづらい彼女たちの現実が一人でも多くに伝わることを願っています!

連続ドラマW-30「東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-」は2023年秋、WOWOWプライムにて放送、WOWOWオンデマンドにて配信。


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《シネマカフェ編集部》

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