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古川琴音&奥平大兼&窪田正孝ら、菅田将暉主演『Cloud』で黒沢清監督と初タッグ 

古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々、窪田正孝が菅田将暉主演、黒沢清監督の最新映画『Cloud クラウド』に出演。キャラクター写真とコメントが解禁となった。

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『Cloud クラウド』©2024 「Cloud」 製作委員会
『Cloud クラウド』©2024 「Cloud」 製作委員会 全 8 枚
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古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々、窪田正孝が菅田将暉主演、黒沢清監督の最新映画『Cloud クラウド』に出演。キャラクター写真とコメントが解禁となった。

本作は、黒沢監督の最新作で、憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描いたサスペンス・スリラー。

「ラーテル」というハンドルネームを使い、転売で稼ぐ吉井良介(菅田さん)は仕事が軌道に乗り出した矢先、周囲で不審な出来事が重なり、これまでの“日常”が壊されていく…。

菅田将暉

主人公・吉井の謎多き恋人、秋子役には、第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員大賞)を受賞した濱口竜介監督『偶然と想像』の第1話「魔法(よりもっと不確か)」で主演を務め、今年すでに2本の主演映画が公開される古川琴音

古川琴音

ドラマ「コントが始まる」で菅田さんと共演経験があり、そして大学の先輩にあたる黒沢監督の現場を経験した古川さんは「不思議な後味の残る作品で、題名の『Cloud』が指す意味を考えながら、何度も台本を読みました。私が演じた秋子も、始終違和感の付き纏うミステリアスな役だったので常に手探りでしたが、現場で黒沢監督とやり取りしながらその陰影をつけていき、その過程を楽しみながら、感覚を研ぎ澄ませて演じました」とコメント。

吉井に雇われたバイト青年・佐野役には奥平大兼。長澤まさみの息子役として出演した俳優デビュー作『MOTHER マザー』で、第44回日本アカデミー新人俳優賞を受賞後、ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」のミステリアスな役柄で強烈なインパクトを残し注目される奥平さん。

菅田さんとは初共演となる本作の出演にあたり、「黒沢監督の演出の元、自分で佐野を表現する事が難しい時もありましたが、同時にとても楽しく、自分の中ですごく勉強になった現場でした。共演させていただいた先輩方とお芝居するのも、お芝居を見るのもとても楽しくて、短い時間でしたが濃密な撮影期間を過ごせたと思います」と手応えを語る。

奥平大兼

そしてネットカフェで生活する男・三宅役を演じるのは岡山天音。10代の頃から親交がある菅田さんとは、主演作『笑いのカイブツ』でも共演し、信頼を寄せ合う間柄。

今回の出演に際して「菅田さんをはじめ、尖った個性を持つ皆さまとの共演、とても興味深い経験でした。黒沢監督の世界に閉じ込めてもらえたこと、夢うつつを行き交うような撮影の日々は、いま思い返しても少しだけ宙に浮いていたような奇妙な時間で、とても思い出深いです」とふり返っている。

岡山天音

吉井が働く会社の社長、滝本役には荒川良々。菅田さんとは今回が初共演、映画・ドラマ・舞台を中心に名バイプレイヤーとして縦横無尽に活躍する荒川さんは今作への出演に関して「実はまだ作品が完成してないので観てないのですが...初めての黒沢組参加です!皆さんご存知かと思いますが名前に黒が入ってますね。で名前は清です。不思議ですね...そう!まさにこの映画『Cloud』です。あー!デッカいスクリーンで早く観たい!!」と完成を心待ちにするコメント。

荒川良々

そして、吉井を転売業に誘った先輩・村岡役には窪田正孝。映画『ある男』で第46回日本アカデミー最優秀助演男優賞をはじめ数々の助演男優賞を受賞したことも記憶に新しく、菅田さんとは『銀魂2 掟は破るためにこそある』以来の共演となる。

窪田さんは「黒沢監督が描く人間の悍ましさに寒気がしました。ストレス、ほんの些細なキッカケで人は簡単に悪意に呑み込まれる。ネットやSNSでは顔も感情も隠せるし、文字や数字の羅列だけで、知らない間に人の気持ちを踏み躙ってるかもしれない」とコメント。「現代人の心の問題を、鋭い切れ味で教えてくれる映画だと思います。ぜひ劇場で体感してもらいたいです」と語っている。

窪田正孝

今回解禁されたキャラクター写真は「全員が《何か》に対してガンを飛ばしている」もの。彼らが《何か》を見ているのか? それとも《何か》に見られているからガンを飛ばしているのか…。

黒沢監督の演出をうけるのは、菅田さんと共に5人全員が初めて。役者陣の化学反応に期待が高まる。

『Cloud クラウド』は9月、全国にて公開。


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《シネマカフェ編集部》

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