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35mmプリントで蘇る『天安門、恋人たち』5月31日より劇場公開決定

『サタデー・フィクション』をはじめ、世に名作を残し続ける中国のロウ・イエ監督『天安門、恋人たち』(2006)が35mmプリントのデジタル化により公開。

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『天安門、恋人たち』@LAUREL FILMS/DREAM FACTORY/ROSEM FILMS/FANTASY PICTURES 2006
『天安門、恋人たち』@LAUREL FILMS/DREAM FACTORY/ROSEM FILMS/FANTASY PICTURES 2006 全 1 枚
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『サタデー・フィクション』をはじめ、世に名作を残し続ける中国のロウ・イエ監督の『天安門、恋人たち』(2006)が、六四天安門事件の6月4日の1週間前5月31日(金)より全国順次公開決定。ポスタービジュアルが解禁された。

舞台は、1980年代の中国北京。自由と民主化を求め解放的なムード漂う学生たちの青春とその後の人生を切なくも強く生きるユー・ホンとその恋人で周偉(チョウ・ウェイ/グオ・シャオドン)、2人の恋愛を赤裸々に描く官能ラブストーリー。孤独に向き合い、道に迷いながらも生きる人々を人間愛に満ちた視点で描く。

本作は、ロウ・イエ監督自ら学生として天安門事件に参加した経験を持ち、事件直後から映画の構想を温め続けていた思い入れのある作品。

昨年『シャドウプレイ【完全版】』と『サタデー・フィクション』の公開を記念し、ロウ・イエ監督旧作特集上映を開催したところ、国内外限らず反響を呼んだ本作は、2006年公開時の35mmプリントをテレシネし、ノンレストアでDCP化。デジタル化しても、フィルムの味わいを感じさせる映像に仕上がり、今回再上映が決定。

解禁された本ビジュアルでは、本作の主人公で余紅役(ユー・ホン)演じる郝蕾(ハオ・レイ)の顔を照らす光と影の陰影。彼女のアンニュイな表情は人間の孤独と愛、その狭間で揺れるユー・ホンの心情を捉えた1枚に。

ビジュアルには本作の原題『頤和園』を中国語の簡体字で表現し、デザインとして採用。頤和園は、英語でSummer Palaceと呼び、北京城の西に位置する庭園公園のこと。『頤和園』は本編中、2人の幸せなデートシーンで使用されている。

『天安門、恋人たち』は5月31日(金)より全国にて順次公開。


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《シネマカフェ編集部》

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