美女と野獣(2017)

美女と野獣

提供:ウォルト・ディズニー・ジャパン

エマ・ワトソンを主演に迎え、ディズニー・アニメーションの不朽の名作を実写映画化した『美女と野獣』。世界各国で公開中の本作は、現在驚異的なヒットを継続中だ。多くの人々に愛され続けてきたアニメーションの実写化として、いまを生きる人々の心に響く新たな名作の誕生を予感させている。シネマカフェでは特集を通して、あなたが今観るべき作品を多角的に紹介する。

ディズニーが現代に蘇らせた、100年愛され続けるストーリー
いまを生きる女性の心に響く新たな名作の誕生
特別インタビュー企画 玉城ティナが語る『美女と野獣』の魅力

ディズニーが現代に蘇らせた、100年愛され続けるストーリー

ディズニーの名作アニメーションから実写化へ

本当の愛とは何かを問いかけ、その普遍的なテーマから今もなお愛され続けている「美女と野獣」。なかでも1991年に発表され、アニメーションで初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされたディズニー作品が有名だが、元々の原作は遡ること約270年、18世紀のフランス、ガブリエル=シュザンヌ・バルボ・ド・ヴィルヌーヴ夫人によって執筆された物語がはじまりだと言われている。これまでに絵本・アニメーション・映画・舞台・ミュージカルなど、さまざまな形で語り継がれてきた。実写映画としては、1946年のジャン・コクトー監督作、2014年のクリストフ・ガンズ監督作などがあるが、今回の『美女と野獣』は1991年のディズニーのアニメーションの完全実写化!『シカゴ』(脚本)『ドリームガールズ』(監督・脚本)で知られるビル・コンドンが情熱を注ぎ完成させた。

美女と野獣

ベルと野獣のキャラクターに込めたメッセージ

魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子。その呪いを解くためには、魔法のバラの花びらがすべて散る前に、野獣が誰かを心から愛し、そして愛されなければならない──。人を見た目で判断するのではなく中身を見ることができるかどうかが「美女と野獣」の根底に流れるテーマだが、この実写映画にはほかにもメッセージが込められている。それは、人と“違う外見”に縛られて本当の自分を受け入れることができずに孤独に生きる野獣、読書好きで自分らしく生きながらも村の人たちからは“変わり者”と呼ばれ孤独を抱えているベル。正反対のように見えて実は2人とも弱さや悲しみ、寂しさや不安を持っている。そんな2人が出会い、互いを通して自分自身を受け入れることで愛が生まれる。ベルと野獣が互いに歩み寄っていく過程にも感動!

美女と野獣

アニメーション版を超える美術や衣装、音楽に感動!

美術や衣装、音楽もアニメーション版を受け継いでいる。たとえば野獣の住む城はベルサイユ宮殿のようなフレンチ・ロココ様式にさまざまな建築様式を組合せ、アニメーションに登場したあの城を彷彿させる。衣装においても、共通する登場人物に関してはアニメーション版の衣装をベースにオリジナリティあるドレスに仕上げた。ベルが城のボールルームで野獣と踊るときの黄色のドレスももちろんアニメーション版へのオマージュだ。そしてキャラクターの感情を代弁する音楽は、アカデミー賞に輝くアラン・メンケン(作曲)とハワード・アシュマン(作詞)による「美女と野獣」をはじめ、アニメーション版に登場したすべてのミュージカルナンバーが使われているほか、アラン・メンケンとティム・ライス(作詞)による新たな3曲──城の住人たちが幸せな日々を思い出して歌う「デイズ・イン・ザ・サン〜日差しをあびて〜」、野獣が歌う切ないバラード「ひそかな夢」、セリーヌ・ディオンが歌う「時は永遠に」が加わった。

美女と野獣

演技力と歌唱力を兼ね備えた納得のキャスティング

魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子。その呪いを解くためには、魔法のバラの花びらがすべて散る前に、野獣が誰かを心から愛し、そして愛されなければならない──。人を見た目で判断するのではなく中身を見ることができるかどうかが「美女と野獣」の根底に流れるテーマだが、この実写映画にはほかにもメッセージが込められている。それは、人と“違う外見”に縛られて本当の自分を受け入れることができずに孤独に生きる野獣、読書好きで自分らしく生きながらも村の人たちからは“変わり者”と呼ばれ孤独を抱えているベル。正反対のように見えて実は2人とも弱さや悲しみ、寂しさや不安を持っている。そんな2人が出会い、互いを通して自分自身を受け入れることで愛が生まれる。ベルが野獣を愛した理由にも感動!

美女と野獣

こっちも観てみたくなる!実力で選ばれた吹替版キャスト

吹替版の魅力は何と言っても字幕を追わなくていい分、より映画の世界観を堪能できることだ。日本語吹替え版キャストもミュージカルや舞台経験のある実力派ばかり。ベル役は「ミュージカル界の枠を超えた新世代の歌姫」と言われる昆夏美。初主演ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」のジュリエット役でプロデビュー後、「ハムレット」「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」のヒロインを次々と演じている。野獣役は主にミュージカル俳優として活躍する山崎育三郎。「レ・ミゼラブル」のマリウス役をはじめ「ロミオ&ジュリエット」「モーツァルト!」「ミス・サイゴン」「プリシラ」など数多くのミュージカルに出演。また、劇中で名曲「美女と野獣」を歌うポット夫人を岩崎宏美、ガストン役を日本公演史上最年少の32歳で「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャンを演じた経歴を持つ吉原光夫、ほかにも村井國夫、成河、小倉久寛など、舞台を中心にドラマや映画、マルチに活躍する役者が揃っている。

text:rie shintani

美女と野獣

いまを生きる女性の心に響く新たな名作の誕生

ディズニー映画にみる「プリンセス」の変遷

美女と野獣

ディズニー映画の歴史と「プリンセス」という存在は切っても切り離せない。何せ、ディズニーの長編アニメーション映画の第一弾はグリム童話を原作とした「白雪姫」(1937)だったのだ。彼女の美しさに嫉妬した継母に毒リンゴを食べさせられて深い眠りに落ちた後、王子様のキスで目覚めて幸せになるこの初代ディズニー・プリンセスは、後のディズニーのアニメーション映画のプリンセスたちの雛形のような存在となった。外見だけではなく心も美しく、愛らしい王女の誕生である。 ディズニーのプリンセスは少女たちの憧れになった。ディズニーは更に1950年代、シャルル・ペローの童話を基にした『シンデレラ』(1950)と『眠れる森の美女』(1959)を発表する。オーロラ姫もシンデレラも最後は運命の相手である王子様と結ばれて、永遠のハッピー・エンドを手にいれる。プリンセスの幸せの行方は、彼女を苦境から救い出し、お城に連れて行ってくれるプリンスたちが握っていた。「白雪姫」をはじめとする三本の映画はそれぞれ美しく、ロマンティックなラブ・ストーリーだったが、結婚こそが女性のゴールだという当時の保守的なビジョンを脅かさない物語であったのも確かだ。

美女と野獣

ディズニーのアニメーション映画が描くプリンセス像が大きく変化したのは、1990年代に入る直前だった。ハンス・アンデルセンの童話「人魚姫」を原作にした『リトル・マーメイド』(1989)のヒロインである人魚の王女アリエルはそれまでの慎ましやかなプリンセスと違い、自己主張の出来る活発な少女として描かれていた。原作のアリエルに当たる人魚姫は人間の王子に恋をして、その恋に破れると王子とその相手を救うために海の泡となって消えていく。アリエルにはそんな犠牲精神の代わりに、欲しいものをつかむために戦う強い気持ちと冒険心があった。プリンセスはただ王子を待つ受け身の女の子ではなくなったのだ。アリエルが切り拓いたヒロイン像の先にいるのが、アニメーション版の『美女と野獣』(1991)のベルだと言える。ベルには、父親の身代わりとして恐ろしい野獣に囚われの身となる原作の美女にはない要素がある。読書が大好きなベルは、村から変わり者だと思われているのだ。ただ美しいだけではなく知的で、他人とは違った個性のある少女が真実の愛を見つけ、プリンセスとなる。ベルやアリエル、そして『アラジン』(1992)のジャスミンのような勇敢で頭のいいヒロインたちが少女たちに及ぼした影響は大きい。

美女と野獣

新しい世紀に入り、ディズニー映画のプリンセスたちはどんどん進化していく。プリンスとのロマンスや結婚は、プリンセスたちにとってもはやゴールではなくなった。代わりに、プリンセスを主人公とするディズニーの映画で描かれるのは、アイデンティティへの目覚めや自立心といったテーマになった。そこには、両親の言いつけを守り、世間から後ろ指をさされない「いい子」からの脱却も含まれていた。自分を通すために、時にプリンセスたちは王や女王、周囲の人に反発して戦わなくてはならない。『塔の上のラプンツェル』(2010)では、ヒロインのラプンツェルは幽閉されていた塔からの脱出を喜びながら、同時に育ての母を裏切ったことへの罪悪感を持っていた。『アナと雪の女王』(2013)は、長らく抑圧され、力を封じ込めていたプリンセスのエルサが自分の力を解き放ち、コントロール出来るようになるまでの物語だ。本当の幸せとは何かを自問自答し、他人に頼らず自分の力で運命を切り開く、新たなプリンセスたちが誕生したのである。

アニメーションを継承し、進化する。ヒロインを演じたベルとしてのエマ・ワトソン。

美女と野獣

ディズニーのアニメーション映画のプリンセスたちの系譜と、ディズニーのレガシーであるプリンセス物語に新解釈を織り込んで実写化した『マレフィセント』(2014)『シンデレラ』(2015)といった作品の最先端にあるのが、実写版『美女と野獣』(2016)におけるヒロインのベルである。既に人々の心に知的で勇敢な女性として刻み込まれているベルには、それを演じるにふさわしい女優が必要だ。映画『ハリー・ポッター』シリーズで魔法魔術学校の優等生のハーマイオニーを演じてきたエマ・ワトソンが、ベルを演じるのは自然な流れだったと言える。エマ・ワトソン自身も役柄のイメージそのままの聡明な女性だ。名門ブラウン大学を卒業後の2014年、彼女は女性の地位向上を目的とする国連組織のUNウィメンの親善大使に任命された。彼女は各国を訪れて女性が教育を訴える権利について訴え、フェミニズムをテーマにした読書クラブを発足するなど、多方面で活躍している。知的なフェミニストの女優が演じることで、ベルというキャラクターは説得力を増す。エマは幼い頃、アニメーション版『美女と野獣』を見て夢中になったという。実写版にぴったりの女優が育つ土壌には、オリジナルのアニメーションの存在があったのだ。

美女と野獣

今度の実写版『美女と野獣』のベルは、アニメーション版のベルの雰囲気を継承しつつ、更に進化したヒロインになっている。彼女は読書が好きで夢見がちな女の子であるだけではなく、もっと自分が生きていくのにふさわしい世界を求める異端児だ。アニメーション版ではベルの父モーリスが発明家だったが、実写版ではベル自身が発明家の面を持つ。最近、少女たちがもっとSTEM(科学・技術・工学・数学)分野に取り組めるような教育の仕組みについて論じられるようになってきたが、ベルはその先を行っている。しかも、彼女の発明品は女性たちの家事の時間を短縮するもので、ベルは自分の発明によって読書する時間を得て、身の回りの少女たちにも読み書きを教えたいと思っているのだ。狭い社会しか知らない村人たちの中には、そんなベルの動向を快く思わない人もいる。周囲との軋轢に孤独を感じたベルが丘を駆け上がり、もっと広い世界を夢見て歌うシーンの切なさは真に迫るものがある。人とは違う視点を持った女性は、改革者になる運命も担っている。野獣の城に乗り込んでいくベルの冒険の先にはロマンスだけではなく、知的な女の子たちが受容される新しい世界もあるはずなのだ。

美女と野獣

『美女と野獣』はかけ離れた立場にいる二人のロマンスの物語だ。当然、野獣の方にもエマ・ワトソンが演じるベルと釣り合う何かがないといけない。かつてのディズニーのアニメーション映画のプリンスは、プリンセスよりもずっと個性のない存在だった。ハンサムな王子様という記号にしか過ぎず、「プリンス」であること以外に、ヒロインたちが彼らに恋をする理由は特に挙げられていなかったのだ。アニメーション版の『美女と野獣』では、ベルの相手である野獣の心理も掘り下げてある。ベルは彼の恐ろしい外見に隠れている優しい心を知り、惹かれていくのだ。実写版の野獣が秘めているのは、真心だけではない。野獣は魔女に呪いをかけられる前はプリンスだった。そしてプリンスとは武術に長けているだけではなく、教養もある人間のはずなのだ。今回、ベルと野獣は共通の趣味を見つける。城で思わぬ部屋を見つけた時のベルが喜びに輝く様子は野獣の心を溶かし、二人の距離は縮まっていく。ベルは狭い世界では決して出会うことのなかった、自分の世界を理解してくれる男性と巡り合ったのだ。勇敢で、知的好奇心に満ちた女の子が夢見る新時代のラブ・ストーリーにふさわしいプロットである。

美女と野獣

山崎まどか profile

コラムニスト。女子文化をテーマに各カルチャーについて執筆している。著書に『女子とニューヨーク』『オリーブ少女ライフ』。共著に『ヤングアダルトU.S.A.』。翻訳書にレナ・ダナム『ありがちな女じゃない』等。

特別インタビュー企画 玉城ティナが語る『美女と野獣』の魅力

インタビュー写真

モデル・女優・歌手など多方面で活躍する玉城ティナにインタビュー。
彼女が思う『美女と野獣』の魅力、そして自身の理想の女性像などたっぷりと語ってもらった。

インタビュー写真

開始3分で号泣…本作が紡ぐ言葉に感動。ベルのまっすぐな「強さ」は、魅力的であり憧れでもある。

──まずは、ご覧になっての感想を教えてください。

序盤から泣きっぱなしで…。隣の人はびっくりしたと思います(笑)。ベルと野獣のラブストーリーはもちろん、何だかいろいろなものが響いてきて涙が出ました。

──具体的にはどんなシーンですか?

ベルとお父さんのシーンですね。オルゴールを直すお父さんの姿を見ているだけで泣けてきました。「一瞬を永遠に留めておくにはどうすればいい?」と歌うお父さんの曲も素晴らしくて。すごく深い疑問だなと思えたんです。人生って、毎日の積み重ねだから。

──そんなお父さんの身代わりとなり、ベルは野獣に囚われてしまいます。

ベルって、野獣をすぐには信用しないじゃないですか。父親を苦しめた相手ですから当然ですけど。その気持ちもすごく理解できる反面、自分からだんだん野獣に近づいていくのがいいなと思いました。お城の住人たちの意見も聞き入れますし。第一印象で決めつけないというのはもちろん、人の意見に耳を貸すって、恋愛以外でも大切なことだなって。

──野獣と対等であろうとするベルの強さも魅力的ですしね。

ヒロインってもっと守られたかったりすると思うんですけど、ベルはすごく自立している。だからこそ孤独や寂しさも抱えているんでしょうけど、現代的な女性だなと思いました。演じられているエマ・ワトソンさん自身の強さや人生観も役に反映されている気がして、すごくハマリ役だなと思えましたし。

──ベルの強さは衣裳にも表れています。

黄色いドレスも素敵ですけど、普段着が意外とボーイッシュでかわいいですよね。動きやすそうだし。シンデレラは女の子らしい服で家のお掃除をしていたと思うんですけど、ブーツを履いたり、活発な格好をしているのがベルらしいなって。

──玉城さん自身の理想の女性像は?

やっぱり芯があることって大事だなと思います。私は結構、水草みたいに揺られやすいので(笑)。ちゃんと根づいてはいるんですけど、ユラユラしちゃう。

──柔軟だということですよね。

良く言えば(笑)。振り幅があることも大事ですし、特に私の場合はそれがお仕事に役立つこともあるんですけど。例えば、写真撮影の際にコンセプトに合わせて自分を変えることもできますし、役を演じるのもそうですよね。でも、悪く言えば、流されやすい。だから、真っ直ぐに立つ木みたいなベルに憧れる自分もいます。

インタビュー写真

「野獣の心の中はすごく優しい人なんだと思います。でも…」 本作から見えるそれぞれの人間関係も面白い!

──一方、野獣に対する印象は?

もともと心の中はすごく優しい人なんだと思います。でも、お城の住人たちも言っているように、父親だとか、周囲の環境が彼を傲慢な人間にしてしまった。彼が野獣になる前、綺麗な女の人たちとパーティーざんまいしていた頃も(笑)、どこか違和感を抱えていたと思うんです。知らず知らず、真実の愛を探していたんじゃないかなって。

──ベルと野獣以外に、気になった人間関係はありますか?

ガストンとル・フウですね。ル・フウがガストンを大好きなのがほほえましくて。ガストンが自分のことしか考えていないのは明らかなのに、ル・フウは「彼は僕を大切にしてくれる!」と思ってしまう。あの2人って、子供の頃からずっとそんな関係性だったと思うんです。きっとガストンがお菓子を勝手に食べちゃっても、ル・フウのせいにしていたと思うし…。

──バックストーリーを考えられたんですね(笑)。

つい考えちゃう2人ですよね。でも、そんなル・フウが悩み始める展開にも教訓が詰まっているなと思いました。ル・フウみたいに周りに流されることって、学生時代の集団心理じゃないですけど、誰でも経験することだと思う。ガストンの立場になるか、ル・フウの立場になるかは人それぞれでしょうけど。ただ、きっとガストンにもいいところはあって、それがル・フウだけには見えているのかもしれない。

──玉城さんには見えないんですね(笑)。

う~ん、苦手です(笑)。自信家だし、勘違いが過ぎるし…。自信家なのはいいんですけど、人を傷つけるところが嫌。自信の使い道が間違っている気がしちゃいます。

──ところで、ミュージカル映画はお好きですか?

普段はそんなに見ないんですが、『美女と野獣』はすごく見やすかったです。歌のシーンにワクワクしたし、感情も持っていかれたんですが、かと言って「また歌だ!」と構えることはなく。ストーリーの中に歌がうまく組み込まれているからなんでしょうね。

インタビュー写真

やっぱりラブストーリーっていいな。「こういう恋愛映画でしょ?」っていう固定観念を捨てて、本作を観てほしい。

──ベルのような役を演じることに興味はありますか?

もちろん! いろいろな役になれるのが演技の楽しさだと思うので、どんな役でも演じてみたいです。いまは年齢的に高校生の役が多いので、そうじゃない役にも挑戦したいですね。例えば、すっごく悪い役とか、逆にすっごくほのぼのした役とか。犬や猫にずっと囲まれているような(笑)。やったことのないものは何でもやってみたいです。

──『美女と野獣』のようなラブストーリーは?

演じてみたいのはもちろん、見る作品としても、やっぱりラブストーリーっていいなと思いました。「愛は強いな」と感じられましたし、まっすぐな純愛は素敵だなと思います。ただ、「『美女と野獣』って、こういう恋愛映画でしょ?」という固定観念は捨てて見てほしい気持ちもあります。まっすぐなラブストーリーの中に、いろいろな人間関係や教訓が詰まっていますから。



メイク:Hitomi Matsuno スタイリスト:コギソマナ text:Hikaru Watanabe photo:You Ishii

玉城ティナ

玉城ティナ(たましろ・てぃな)

1997年10月8日生まれ。沖縄県出身。12年より雑誌「ViVi」で専属モデルとして活躍中。2017年『PとJK』、『サクラダリセット』(後編5月13日~公開)『暗黒女子』などに相次いで出演、印象的な演技を見せている。今後の出演作として、『女々演』を控えている。

美女と野獣

ひとりの美しい王子(ダン・スティーブンス)が、呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまう。魔女が残した一輪のバラの花びらがすべて散る前に、誰かを心から愛し、愛されることができなければ、永遠に人間には戻れない。呪われた城の中で、希望を失いかけていた野獣と城の住人たちの孤独な日々に変化をもたらしたのは、美しい村の娘ベル(エマ・ワトソン)。聡明で進歩的な考えを持つ彼女は、閉鎖的な村人たちになじめず、傷つくこともあった。それでも、“人と違う”ことを受け入れ、かけがえのない自分を信じるベルと、“人と違う”外見に縛られ、本当の自分の価値を見出せずにいる野獣──その出会いは、はたして奇跡を生むのだろうか…?

  • STAFF
  • 監督:ビル・コンドン
  • CAST
  • エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス、ケビン・クライン、ジョシュ・ギャッド
  • オフィシャルサイト: http://www.disney.co.jp/movie/beautyandbeast.html
  • ©2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

4月21日(金)全国ロードショー

美女と野獣(2017)

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