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妖艶ドレスのN・キッドマン「子供が楽しめる映画と大人向けの映画に交互に出たい」

ファンタジー映画史上最大規模の総製作費250億円をかけて児童文学の大ベストセラーを映画化した『ライラの冒険 黄金の羅針盤』。いよいよ3月1日(土)に迫った日本での公開を前に主演のダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマン、クリス・ワイツ監督が来日。2月20日(水)に記者会見が行われ、300名を超える報道陣がつめかけた。

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『ライラの冒険 黄金の羅針盤』来日記者会見。左からクリス・ワイツ監督、ダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマン
『ライラの冒険 黄金の羅針盤』来日記者会見。左からクリス・ワイツ監督、ダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマン 全 3 枚
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ファンタジー映画史上最大規模の総製作費250億円をかけて児童文学の大ベストセラーを映画化した『ライラの冒険 黄金の羅針盤』。いよいよ3月1日(土)に迫った日本での公開を前に主演のダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマン、クリス・ワイツ監督が来日。2月20日(水)に記者会見が行われ、300名を超える報道陣がつめかけた。

謎多き女性・コールター夫人を演じたニコールは、プラダのドレスと靴で登場。開口一番「コンニチハ」と日本語で挨拶し「お腹の子と一緒にこうして東京に来ることができて嬉しいです」と幸せそうな笑顔を見せた。ニコールはさらに、本作のように子供が観て楽しめる作品への出演について言及。「お腹の子がこの映画を観るまでには、まだ時間が必要ですね(笑)。でも15歳と13歳になる子供たちはこの映画をとても気に入ってくれました。仕事のために、子供たちとの時間を犠牲にしなくてはならないことも多いですが、こういう映画なら一緒に楽しんでもらえますよね。これからは、大人向けの映画と子供が楽しめる映画に交互に出演できたらと思っています。演じていてすごく楽しいですし、これまでの大人向けの映画とは違う技術が必要とされるんです」。また、若い俳優に向けてのメッセージを求められると「まず大事なのは、周りの人にどんなに“無理だ”と言われても気にしないこと。私自身、“背が高すぎる”とか“オーストラリアにいたのではチャンスがない”と言われ続けましたが、決して情熱を失いませんでした。ダコタからも同じように強い情熱を感じます。それを持っているのなら、ぜひとことんまでやって夢を達成してほしいと思います」と力強く語ってくれた。

原作の大ファンだというワイツ監督は、映像化する上での苦労について「映画の中に的確なトーンを醸し出すために、原作者のフィリップ・プルマンとも何度も話し合いを重ねました。原作のファンを落胆させないために、キャスティングにも苦心しました。ダコタという新たな才能との出会い、ニコールが出演してくれたことは、本当に幸運なことだったと思います」と語った。さらに、完成した作品について「この映画は、特撮ももちろん素晴らしいのですが、私は人間ドラマこそが最も重要な要素だと考えています。ですので最も気に入っているシーンは、特撮なしで会話だけでそれまでの謎が解き明かされていく、終盤のコールター夫人とライラのシーンです。2人の演技が素晴らしく、誇りに思います」と胸を張った。

監督とニコールから惜しみない称賛を受けたダコタ。ライラの性格について「彼女の性格のどの部分も好きです。外からは反抗心とワイルドさにあふれているように見えますが、実は内面にスウィートな部分を秘めています。心の中で恐怖を感じながらも、“怖いものなんかない”といった感じで勇敢にふる舞う彼女が大好きです」と笑顔で語った。撮影は特撮シーンが多く、ブルーバックの前での演技には苦労した様子。「私は小さい頃から、何かを想像して遊ぶというタイプの子供ではなかったので、想像力をフルに使って演技するのは大変で混乱しました」とのこと。

最後に、ダコタとニコールにそれぞれのお気に入りのシーンを尋ねた。ダコタは、ライラがほかの子供たちと一緒に登場する最初の場面を挙げ「子供がこの映画を観たときに、ライラに感情移入できるシーンだと思います」と説明。一方のニコールは「鎧グマの決闘のシーンですね。『すごい! どうやって撮ったの!?』ってすごく気になりました」と出演者というより、一人の観客として子供のように目を輝かせて語ってくれた。

『ライラの冒険 黄金の羅針盤』は2月23日(土)、24日(日)に先行上映、3月1日(土)より丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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