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オスカー最有力候補! 一攫千金めぐる『スラムドッグ・ミリオネア』の快進撃

日本でもおなじみの一攫千金のTV番組「クイズ$ミリオネア」。この番組を舞台にした、ダニー・ボイル監督最新作『スラムドッグ・ミリオネア』(原題)が、来年2月発表のアカデミー賞に向けて一歩リード! アカデミー賞の前哨戦として注目を集める、ナショナル・ボード・オブ・レビュー(米国映画批評会議賞)にて最優秀作品賞、最優秀新人賞(ブレイクスルーパフォーマンス)、最優秀脚本賞受賞の3冠を獲得した。

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『スラムドッグ・ミリオネア (原題)』 -(C)  2008 Celador Films and Channel 4 Television Corporation
『スラムドッグ・ミリオネア (原題)』 -(C) 2008 Celador Films and Channel 4 Television Corporation 全 1 枚
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日本でもおなじみの一攫千金のTV番組「クイズ$ミリオネア」。この番組を舞台にした、ダニー・ボイル監督最新作『スラムドッグ・ミリオネア』(原題)が、来年2月発表のアカデミー賞に向けて一歩リード! アカデミー賞の前哨戦として注目を集める、ナショナル・ボード・オブ・レビュー(米国映画批評会議賞)にて最優秀作品賞、最優秀新人賞(ブレイクスルーパフォーマンス)、最優秀脚本賞受賞の3冠を獲得した。

『トレインスポッティング』や『28日後...』で疾走感ある映像を繰り出してきたボイル監督が本作で描くのは、「クイズ$ミリオネア」をきっかけに、一夜で億万長者に転身したインド貧民層出身の少年が巻き込まれる紆余曲折のドラマ。脚本に『フル・モンティ』のサイモン・ビューフォイ、主演に本作が映画デビュー作となる新人デヴ・パテルを起用し、インドの格差社会の現状を映し出している。すでに劇場公開されたアメリカでは大ヒットスタートを記録し、海外批評家サイト「ROTTEN TOMATOES」では総合評価91点という高評価を獲得した本作。9月に行われたトロント国際映画祭での最優秀観客賞受賞に続き、英国インディペンデント映画賞でも最優秀作品賞、最優秀監督賞、有望新人賞の3部門を制覇し、早くも来年度のオスカー獲得が有力視されている。

なお、ナショナル・ボード・オブ・レビューのほかの受賞作品は、『グラン・トリノ』のクリント・イーストウッドが最優秀主演男優賞、『Rachel Getting Married』(原題)のアン・ハサウェイが同女優賞を獲得。助演男優賞には『ミルク』のジョシュ・ブロリン、同女優賞には『ヴィッキー・クリスティーナ・バルセロナ』(原題)のペネロペ・クルスが輝き、そして『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のデヴィッド・フィンチャーが最優秀監督賞を受賞した。

『スラムドッグ・ミリオネア』の独走に待ったをかける作品は現れるのか? 今後の賞レースの動向からも目が離せない!

『スラムドッグ・ミリオネア』(原題)は2009年4月、シャンテシネほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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