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渡辺謙が成田から舞台挨拶に直行! サプライズでの登場に観客熱狂

まもなく公開を迎えるハリウッド大作『インセプション』の特別試写会が7月15日(木)、東京国際フォーラムで開催され、上映前にサプライズで、本作に出演する渡辺謙が駆けつけ舞台挨拶を行った。

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まもなく公開を迎えるハリウッド大作『インセプション』の特別試写会が7月15日(木)、東京国際フォーラムで開催され、上映前にサプライズで、本作に出演する渡辺謙が駆けつけ舞台挨拶を行った。

日本時間で昨日7月14日(現地時間では13日)に行われた本作のL.A.プレミアに渡辺さんは、妻で女優の南果歩さんを伴って出席しており、その模様が本日、日本のメディアで報じられたばかり。渡辺さんは「明日帰国します。すぐまたお会いしましょう!」と語っていたが、その言葉通り本日、成田に到着し、そのまま会場に駆けつけた。

来場を事前に全く知らされていなかった観客は大興奮! 5,000人収容のホールを埋め尽くした観客は渡辺さんが客席側の入り口から登場すると、立ち上がって拍手と歓声で迎え、渡辺さんは丁寧なお辞儀を繰り返し、感謝の意を表した。

先述のL.A.プレミアでは、主演のレオナルド・ディカプリオから「彼(渡辺さん)は日本で国宝になるべき」という称賛を受けたが、その話題を振られると大テレ。「レオにそう言ってもらえるのはありがたいですが、この作品にはハリウッドの次世代を担う俳優が結集しているんです。そういう素晴らしいキャストと(クリストファー・)ノーラン監督の手足であり、頭脳である優秀なスタッフが半年をかけて作り上げた作品です」と笑みを浮かべながら共演陣、スタッフを称えた。

撮影での苦労や思い出に話が及ぶと「無重力のシーン」を印象深い撮影として挙げ「ひとつのシークエンスを撮るために、ロンドンの飛行船工場の跡地に巨大なスタジオを作り上げたんです」とその壮大さを説明。「『みんなで一緒に乗り込んだぜ』という気持ちになりましたね。昨日(のL.A.プレミア)は、同窓会のようなものでした」と嬉しそうな表情で語った。

これまで物語の内容については多くが謎とされてきたが、渡辺さん曰く「どう他人に伝えるかが難しい作品。話のスジを全て話しても『何それ?』って言われてしまうと思う」とのこと。これから映画を鑑賞する観客の期待を煽りつつ、「だから、“どんな体験をしたのか”ということや雰囲気を周りの人に伝えてほしい」と呼びかけた。

来週にはレオやノーラン監督も来日し、渡辺さんと共に都内で記者会見、ジャパン・プレミアイベントに出席する予定。

『インセプション』は7月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。7月17日(土)、18日(日)、19日(月・祝)には先行上映を実施。

特集「新時代の男たち」
http://www.cinemacafe.net/special/inception/

《シネマカフェ編集部》

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