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N・ポートマン ディオールデザイナー、J・ガリアーノの人種差別発言に嫌悪感を表明

ナタリー・ポートマンが、クリスチャン・ディオールのデザイナー、ジョン・ガリアーノがユダヤ人を侮辱する発言をしたことについて「ショックを受け、嫌悪感を覚えた」と声明を発表した。

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ナタリー・ポートマン&ジョン・ガリアーノ -(C) Press Association/AFLO
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ナタリー・ポートマンが、クリスチャン・ディオールのデザイナー、ジョン・ガリアーノがユダヤ人を侮辱する発言をしたことについて「ショックを受け、嫌悪感を覚えた」と声明を発表した。

ガリアーノは先月24日、パリのマレ地区のカフェで隣席のカップルにユダヤ人を侮辱する人種差別的な発言をした疑いで一時警察に拘束され、それを受けて翌25日にディオールはガリアーノを停職処分とした。26日には新たに、昨年10月に同様の人種差別的な侮辱をされたと訴える女性が現れ、ロンドンのカフェで「僕はヒトラーが大好きだ」と話すガリアーノのビデオ映像も英国の大衆紙「The Sun」の公式サイトにアップされた。

ディオールの香水「ミス・ディオール・シェリー」のスポークスモデルを務めるナタリーは「公開されたジョン・ガリアーノの発言をビデオで見て、深くショックを受け、嫌悪感を覚えました」と「New York Times」紙に声明を発表。「ユダヤ人であることを誇りに思う一個人として、今後ガリアーノ氏といかなる形でも関わりません。せめて、この酷い発言によって私たちが未だ存在する偏見に気づき、すべての美しいものと相反するこうした偏見と向き合うことになると思いたいです」と語った。

パリでファッションウィークが始まった今月1日、ディオールはガリアーノの解雇手続きに着手したことを発表。ガリアーノのデザインによるディオールの2011/12年秋冬コレクションは4日、ロダン美術館で開催を予定していたが、現時点で開催するか否かは不明。6日に予定されているガリアーノ自身のブランド「ジョン・ガリアーノ」のコレクションについても同様だ。



写真は昨年12月、ニューヨークにあるディオールがリニューアルオープンのとき。右がジョン・ガリアーノ。

© Press Association/AFLO

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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