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第4回映画館大賞決定! 圧倒的支持でN・ポートマン主演『ブラック・スワン』が1位

北は北海道から南は沖縄まで、全国の映画館スタッフの投票により邦画、洋画、メジャー、インディペンデント、自館での上映の有無に関係なく、映画館スタッフたちがオススメする“スクリーンで観てほしい映画”のベストテンを選出する「映画館大賞2012」の結果が発表となった。映画のソムリエたちが真に観せたい作品とは?

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『ブラック・スワン』 -(C) 2010 Twentieth Century Fox.
『ブラック・スワン』 -(C) 2010 Twentieth Century Fox. 全 2 枚
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北は北海道から南は沖縄まで、全国の映画館スタッフの投票により邦画、洋画、メジャー、インディペンデント、自館での上映の有無に関係なく、映画館スタッフたちがオススメする“スクリーンで観てほしい映画”のベストテンを選出する「映画館大賞2012」の結果が発表となった。映画のソムリエたちが真に観せたい作品とは?

第4回目となる今年は、2010年12月から2011年11月末日までの公開作品を対象に、全国128館におよぶ独立系映画館のスタッフが投票に参加した。今回、圧倒的な人気ぶりを見せつけ見事1位に輝いたのは、ナタリー・ポートマン主演のヒューマン・スリラー『ブラック・スワン』。鬼才ダーレン・アロノフスキーが監督を務め、ナタリーにアカデミー賞主演女優賞を始め世界各国で50以上の映画賞をもたらした大ヒット作。ナタリーの魅せる美と狂気が入り混じった渾身の舞いをぜひスクリーンで観てほしいという映画スタッフの多くの声が反映されたようだ。

さらに、各界の著名人がその年に最も印象に残った1本として選ぶ「あの人の1本」(特別部門)においても、『悪人』の李相日監督、劇画家・声楽家の池田理代子により選ばれた『ブラック・スワン』。李監督は「もう監督の人非人っぷりが最高です。肉体的にも精神的にも極限まで追いつめられたナタリー・ポートマンの恍惚がうずきますね。彼女が苦しんで苦しみ抜いて、果ては快感に捕われる瞬間を見事に視覚化させるセンスと技術は脱帽です。“狂気”という一番難しい映像表現を成し得たのは、やっぱりダーレン・アロノフスキー監督の徹底したサド体質にあるんでしょうねぇ。見習いたいです」と称賛を贈る。

ほかには、昨年のアカデミー賞で4部門を受賞した『英国王のスピーチ』(2位)やデヴィッド・フィンチャー監督作『ソーシャル・ネットワーク』(7位)、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(10位)など日本でも記録的なヒットを見せたハリウッド大作が並んだ。一方、邦画勢も健闘を見せ、鬼気迫る演出で各国の映画祭で称賛を得た『冷たい熱帯魚』を始め、故・原田芳雄の遺作となった『大鹿村騒動記』、さらに日本の映画賞を総なめにした『八日目の蝉』が3位から5位にランクインした。

映画館スタッフという最も観客に近い立場の彼らが選び抜いた作品とあって、その面白さは間違いなし? 見逃した方は、ぜひこちらの結果を参考にしてみて。

<映画館大賞2012ベストテン作品>

1位:『ブラック・スワン』(ダーレン・アロノフスキー監督)
2位:『英国王のスピーチ』(トム・フーパー監督)
3位:『冷たい熱帯魚』(園子温監督)
4位:『大鹿村騒動記』(阪本順治監督)
5位:『八日目の蝉』(成島出監督)
6位:『キック・アス』(マシュー・ヴォーン監督)
7位:『ソーシャル・ネットワーク』(デヴィッド・フィンチャー監督)
8位:『ステキな金縛り』(三谷幸喜監督)
9位:『ゴーストライター』(ロマン・ポランスキー監督)
10位:『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(マイケル・ベイ監督)

特別部門「あの人の1本」
※各界の著名人が選ぶ、2011年に最も印象に残った1本

・李相日(映画監督):『ブラック・スワン』
・池田理代子(劇画家・声楽家):『ブラック・スワン』
・佐野史郎(俳優):『不惑のアダージョ』(井上都紀監督)

特別部門「蘇る名画」
※特集上映・リバイバル上映された旧作のうち最も鮮やかに蘇った1作

『河口』(中村登監督/1961年)

「映画館大賞」公式サイト
http://www.eigakanshugi.com/eigakantaisho/

<セル>
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発売元:20世紀フォックス ホームエンターテイメント・ジャパン

© 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

《シネマカフェ編集部》

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